ガンダムバンディエラ 第15話

□機動戦士ガンダム バンディエラ
　第15話

レプス隊は、エジプトのアレクサンドリア基地からカイロに向かい、
要人を保護し、アデン管区に護送した後、宇宙への脱出を計画します。
護送ルートには、連邦軍の占領区を通過する必要があり、交戦は必至。
レプス隊は、出発となる明日の夕刻まで、休息となります。

セリダ一等兵は、ユーリー中尉付きのエリーズから
クラウデン少尉（14話では准尉だったような……）が
ユーリー中尉がいたクラブチームの監督だったことを聞きます。
また、現役時代は、有名なサッカー選手だったようで、
ムンゾリーグの得点王にも輝き、
コロニーカップでは、クラブチームを準優勝に導いたとか。
指導者として、ユーリー中尉を見出した人物だそうです。

ユーリー中尉は、クラウデン少尉と親交を深めます。
クラウデン少尉は、ユーリー中尉に、お前が私の上官だって？と
ユーリー中尉の頭を仔犬を可愛がるように撫で回します。
ユーリー中尉は、クラウデン少尉が生きていたことに涙します。
クラウデン少尉も会えて嬉しいと答え、これまでの経緯を語ります。

クラウデン少尉は、戦争が始めって直ぐに地球に配備され、
ロクに連絡が取れず、長い間音信不通になっていそうです。
右眼は、戦闘でミスをした戦傷のようです。
クラウデン少尉は、直ぐに話を変え、女性の話となります。
エリーズとセリダ一等兵のことです。
ユーリー中尉は、奥さんのカレンに怒られますよと話します。
すると、クラウデン少尉は、カレンは死んだとだけ答えます。
戦争で身内を亡くすのは、ありふれた話だが、耐え難いものだと。
グスタフ、テイル、イジニャード、ヒルシュ、アラン、マーシー、
プリシパ、ポゼット、ベッカー、キイド……。
クラウデン少尉は、オクランドレプスの選手たちの名前を挙げます。
ユーリー中尉は、レプスの名を背負っていたことを涙ながらに語り、
クラウデン少尉は、そんな彼の頭を優しく包み込みます。