カナダ旅行4 カナダのお友達

2011年12月30日 00時41分02秒 | お友達

ロッジの隣の家(といっても100mくらいは離れてますが)で放し飼いされてる犬がいました。

放し飼いなので自由気ままに遊びたい時にどこへでも出かけてるようで、
昼夜を問わずロッジでも見かけました。
首輪も付けておらず、初めて見たときは野犬か?とかなり焦りましたが、
じーーーっとこっちを見つめているので試しにチッチッチと声をかけてみると
しっぽをプリプリ振って人懐っこい様子。
全身黒い犬で顔つきはちょっとドーベルマンっぽい感じで、見た目はかなり怖いのですが、
人間大好きのようで庭に落ちてる木の枝を咥えて持ってきては遊んでくれとせがみます。
木の枝を引っ張りっこして遊んでると、スイッチが入ったかのようにガルルルと唸るのがちょっとコワイ。
けど可愛い(*´ω`)

人に慣れてるだけではなくかなり賢い犬のようで、
ロッジのバルコニーから裏庭にいるのを見かけた時に「カムヒアー」と声をかけ
表に回るように腕を振ってジェスチャーをすると、玄関の前でチョコンと座って待ってました。
ロッジのスタッフによれば「この犬は♀でとってもフレンドリーだよ。顔は怖いけどね」との事。
やっぱりみんな顔が怖いって思ってたんだ(笑)

この日の夜に湖の氷上で撮影していた時に休憩しながらふとロッジの方向を見ると、
月明かりに照らされた黒い影が真っ直ぐこちらへ向かって来るのが分かりました。
すぐにこの犬だと思い当りましたが、知らなければ真夜中の静かな湖の氷の上をタタッタタッタタッと音を立ててこちらへ走ってくる黒い影は
相当に怖いモノがあります(汗) しかも実際に顔が怖いし。
一緒に撮影していた新婚さんのご主人が驚かないように犬が近づいてることを伝え、
犬がそばに来てからは二人で撫でまくって可愛がりました。
恐らくは昼間遊んだ私のニオイがして、それを辿って湖の撮影場所まで真っ直ぐに走って来たのではないかと思います。
犬の嗅覚、恐るべし。

撮影終了後、戻るときはこの犬が先導するかのように前を歩き、
ロッジに着いたら木の枝を咥えて遊びのおねだり。
すごく人懐っこい犬で可愛かったです。