キャノン EOS 5D Mark3

2012年11月02日 22時31分07秒 | カメラ

買ってしまいました。
2台目のカメラを・・・


このカメラ、キャノンのEOS 5DMark3といいます。
ハイアマチュアからプロのサブ機としても使われるカメラです。
従来のカメラ(EOS 60D)でも自分には十分な性能のカメラでしたが、
半分計画的、半分衝動買いをしてしまいました。
バイクに例えると従来機がCB400SB、新しいカメラはCBR1000RR、
キャノンのカメラで言えば、これ以上の機種はプロ用カメラ=CBR1000RRレースベース車といったところでしょうか。


受光センサーサイズの比較
赤線で囲った部分がセンサーの大きさになります。
面積比で約2.6倍にもなります。

5D Mark3の受光センサーは、35mmフィルムの1コマとほぼ同じ大きさで、
いわゆる「フルサイズ機」と呼ばれます。
従来機よりも受光センサーサイズが大きくなり、画素数も1800万画素から2230万画素に増えました。
センサーの大型化は高画質化にもつながりますが、より広い範囲を捉えられるようになり
広大な風景などの撮影に適しています。
逆に言えば、従来機は若干センサーサイズが小さいため、同じ焦点距離のレンズを付けてもややズームにした画像になります。


このカメラを購入した理由の1つは、魚眼レンズの性能をフルに発揮した画を撮りたい というものでした。
前の記事の東京駅は、カメラを手に入れた翌日に練習を兼ねて撮影したものです。
フルサイズ機で魚眼レンズを使って撮影すると、円周状に画角180°の画像になります。
上に向けてシャッターを切れば、前後左右にいる人たちまで1枚の画像に写し込めます。
ドーム天井の画像は正にこの構図で撮影したものです。

赤枠は従来機で撮影した場合の範囲。
センサーサイズが小さいため円周にならず四隅が黒く影になった画像になります。
上下左右をトリミングした格好になりますが、対角線上は180°の画角のため
丸く写る円周魚眼に対して「対角線魚眼」という表現をします。

カメラを買い増しした理由は他にもありますが、
目的を達成できた暁にはいずれご紹介できるでしょう。