以前にメーターのLEDを高輝度白色に変更しましたが、液晶部分は手を付けずにいました。
そのため、タコメーター部分の明るさと比べ液晶部分は暗めに見え、アンバランスさを感じつつもこれでいいかと納得していました。
液晶はベゼルの爪で基板に固定されているだけなのは分かっていましたが、
構造上外すと素人の組み付けでは二度と動作しないものもあり、躊躇していました。
液晶の構造は、ガラスに印刷された透明電極と基板を接続することで通電し表示が出ます。
昔は金属の端子を基板に半田付けするタイプが主流でしたが、CBRのメーターを見ると端子は出ておらず
ラバーコネクタ(ラバコネ)タイプだろうと推測していました。(他の方式もありますが)
ラバコネとは、導電性のゴムを絶縁性のゴムでサンドイッチ状にしたもので
ガラスと基板の間に設置し若干押しつぶすように固定することで通電します。
組立てる際にラバーコネクタの位置がわずかでもずれると回路がうまく接続されず、表示不良になってしまいます。
そのため、液晶部分の取り外しは諦めていました。
ところが最近個人で液晶部分のLED交換をしているブログを見かけましたので、
自分でもチャレンジしてみよう、失敗したらその時はその時、と考えやってみました。
外して見てみると、やはりラバコネ方式ですが、ハウジングにはめ込まれて位置ずれしないようになっていました。
基板側は数ミリピッチで凹凸があり、恐らくこれが接点部分と思われ、位置ずれマージンは大きめではないかと推測。
これなら大丈夫だろうと思いつつ、必要以上に触らないようそっと保管。
LEDを付け直して無事組立て。
バイクにつないでみると、無事に表示しましたので問題なかったようです。
ついでにメーター表示の色にも変化を付けてみました。
高輝度LEDで十分な明るさがあったので、色味を若干濃くするためにカラーシートを1枚重ね貼り。
更に0~2は緑、3~6は青緑、7~14までは青となるように色変更。
緑は純緑色ではないため、青緑と区別が付きにくいかも。
これからバイクに組み付けのため、実車の様子はまた次回に。
メーターいじりも迷走し始めた感があるので、改造は今回でおしまい。