休みが取れたので大阪に旅行に行ってきました。
出発の東京駅ホームでこれから乗車する車両と、入線してきて並んだN700系。
鉄道マニアではありませんが、被写体として鉄道は魅力的です。
繁華街探検ということで、浪速区新世界界隈をぶらり歩き。
新世界って響き、東京人には新鮮ですね。
ゴッチャリした細いアーケード商店街を抜けると新世界のシンボル通天閣。
新世界に限らず繁華街の商店の看板はとてもカラフルで立体的です。
この点は大阪らしいのかなと。
元々カラフフルなので結構サイケデリックな感じ。
映画「ブラックレイン」の舞台になった大阪。
映像の効果演出もありますが、どこか近未来的でありながら、国籍不明のアジア特有のゴチャゴチャ感は不思議な魅力があります。
立体的な看板は無数にありましたが、東京モンとしてはやはり外せない「かに道楽」の美味しそうなカニ看板、
微妙にリアルでちょっとグロいと思えるたこ焼き屋の看板がツボにはまりました。
新世界で見かけた用品店の品揃えは、観光客向けということもあるのでしょうが、
さすがにこれを着るのは勇気がいるなあというシビレるデザインが多かったです。
道頓堀のグリコ看板。
これも大阪の象徴の一つでしょう。 (以降の詳細情報出典:wikipedia)
現在の看板は6代目になり、2003年4月には大阪市指定景観形成物に指定されています。
5代目までは夜間はネオン菅による電飾でしたが、ネオン菅の入手困難とビル建て替えに伴い6代目はLEDによる電飾に変更。
夜間の様子も撮影したかったのですが歩き回って疲れ、とても再訪する体力が残っていませんでした。
繁華街の看板。
場所にもよるかもしれませんが、このゴッチャリ感は東京ではあまり見かけないような気がします。
結構こういうの好きです。
シンボルの一つ、「くいだおれ太郎」さん。
1950年に登場、くいだおれ次郎という弟も存在します。
1985年の阪神タイガース優勝決定の際に、ファンによって道頓堀川に投げ込もうと狙われたのを、
当時の営業部長が体を張って死守。
代わりに水没したのがカーネルサンダース氏。
この人形は「二代目由良亀(藤本雲並)」により制作。由良亀は淡路人形浄瑠璃の頭(かしら)の製作に携わっており、
彼の製作した人形の頭(かしら)は、洲本市立淡路文化史料館にも保存されている という本格的で歴史と由緒のあるもの。
くいだおれ創業者の山田六郎氏は遺言の一つに「看板人形を大切にせよ」と遺しています。
紆余曲折を経て関係者の努力、人形の愛らしさもあり、大阪府民、観光客など大勢から愛される人気者です。
新世界にある店のあちこちで目にする「ビリケンさん」。
通天閣の展望台にあるものが有名らしいですが、至る所に色んな大きさの像が設置してありました。
元々はアメリカの女性芸術家が夢で見た神秘的な人物がモデルになっており、これが幸運の神とされ世界各地に広まりました。
日本では1911年に大阪の繊維会社が商標登録をしていますが、その後商標の枠を超え近畿地方を中心に親しまれています。
現在 日本一の高さを誇る高層ビル「あべのハルカス」(60階建て、屋上高さ300m)にも行ってみました。
有料の展望フロアはガラス張りで周囲を360°見渡せます。
展望フロアから眺める景色から、十分に高度を実感できます。
夕食は楽しみにしていた串カツ。
ソース2度付け禁止のルールを守りつつ、大阪の味を堪能しました。