2018年は、開けて早々1月2日にスーパームーンでした。
2日ってことは、2日の夜? それとも1日の深夜??
混乱したのでネットで調べると1日の深夜とのこと。
地球と最接近するのは2日明け方、月の入り直前の時刻とのとですが、
あまり地平線近くになると建物で見えなくなってしまうため、深夜に撮影しました。
多重露出撮影という、任意(2~9枚)の画像を1枚に収められる便利なモードです。
それぞれの月が被らないように冷え込んだ深夜にじっと待つこと約40分。
小学生の時に見た、理科の資料集のような写真が撮れました。
それぞれの画像が重なっている方が多重露出してる感が分かりやすいので、
月が半分ほど動いたタイミングで撮影していくとこんな感じになります。
スーパームーンって、そんなに大きく見えるの?という疑問があったので、
過去の何でもない日に撮った画像と比較してみました。
最小の見かけの大きさになる日ではありませんでしたが、並べて見て、更に半分ずつ合わせてみると
結構大きさがが違います。
スーパームーンは最小の見かけ時より14%大きく、30%明るいそうです。
昔、学校では地球と月の距離は約38万kmと教わりましたが、
楕円軌道のため最接近時は35万km、最も遠くで40万kmになるそうです。
最接近時でも月が反射した太陽光が地球に届くまで1秒以上かかるんですね。
これは失敗写真なのですが、深夜2時過ぎ頃 撮影中に民間航空機が飛んでおり、
ちょうど航路が月の中を通って行きました。
カレンダーとかプロの撮影なんかで見かける月の中に飛行機の影という、個人的に憧れてる画像が偶然にも撮れました。
しかし影が撮れた後も数枚重ね撮りしなければならず、早く終わらせようと一気に撮影。
結果的に飛行機の影の上に月の光が重なって薄くなってしまい、画像加工で強調してみました。
以前に初めて皆既月食を撮影したのも真冬の深夜でしたが、撮影している間はあまり寒さが気になりません。
撮影が終わると一気に体が冷え始めたように感じるのは、集中力が途切れたからなのでしょう。
う~ん、集中力って大事。