7/3~8/9まで目黒雅叙園で開催されている「和のあかり×百段階段展」を見てきました。
世間的には雅叙園の百段階段というのは有名らしいのですが、私は初めて知りました。
この百段階段は東京都指定有形文化財になっています。
雅叙園の一角に百段もの階段(階段横に番号が振ってあり、実際は99段のようでしたが)があり、
途中途中に部屋がある、とても面白い作りになっています。
各部屋ではテーマごとに「和の明かり」の展示や部屋の演出がされており、
一見の価値ありといったところです。
一番気に入ったのは虫かごと鬼灯(ほおずき)を使った行燈。
電球色のLEDを中に仕込んであるようですが、鬼灯の色でなんとも雰囲気のある赤い光を放っています。
これは是非とも欲しい。
これが百段階段。
実際に目にすると、結構な迫力。
天井部分は、各部屋同様 蒔絵(?)のような装飾が施されています。
気に入った行燈の一つ。
和柄の透かしがとても趣き深いです。
ある部屋では青森のねぶたが展示されてました。
TVなどではたまに目にしますが、実物を見るのは初めて。
立体的な造形でとても色鮮やかでド迫力です。
これも鬼灯を使ったイルミネーション。
他にも銀杏? 楓?か何かの葉っぱの裏側からLEDで照らすイルミネーションなど、
普段街で見かけるイルミネーションとは異なる、味わい深い美しさがあります。
最上階の部屋は無数の提灯が灯され、薄赤色の明かりに包まれ、とても居心地の良い空間になっていました
雅叙園はトイレまで雅です。
ここに住んでもいいかなと思えるくらい。
今までの記事にも何度か書きましたが、歳を取ると和のものがしっくりくるというか、心に染みます。