グラブバーのこと

2015年07月05日 00時35分13秒 | カスタム

CB1100 EXに更にクラシカルなテイストを加えるため、グラブバーを付けています。

カタログのカスタムパーツ冊子に掲載されている、キジマのクラシカルグラブバー。
納車時にバイク屋さんで取付けてもらいましたが、ポン付けできずに苦労して加工した上で何とか取付けてくれました。
それでもシートの脱着は若干きつく、スムーズな取り外しができずこんなものかと悶々としていました。


が、どうにもおかしいのではないか?と思い、キジマに電話して聞いてみました。
すると、キジマの「クラシカルグラブバー」は2種類存在することが判明。

1つはカスタムパーツカタログに掲載されているもの。
品番は0SK-ZX-MGC09。
これはSTD発売時に需要があり、STD用に設計されたクラシカルグラブバー。
なので、当然EXには装着できません。
バイク屋さんが取付けに苦労したはずです。
にも関わらずカタログにはSTD/EX両方に装着可と表記されています。

これは完全にホンダモーターサイクルジャパン(HMJ)のミスです。

キジマの開発部の担当者曰く、ホンダのカタログを信用して注文した人が
STD用のバーを取付けてシート脱着がきつくなったというクレームが何件もあったと言ってました。

もう1つはキジマがEX用に設計したもの。
品番はK12-210-514。
EXのシートに合わせて幅広になっています。
こちらは全く問題なくポン付けできて、取付け後のシート脱着も全く問題なし。

画像上はSTD用、下はEX用。
幅広さが全く違います。


キジマから情報を得たことで、ネットでは全く問題ないという意見もあったのになぜ自分のバーはきついのか、
その謎が解け全体像がようやく把握できました。
その後HMJに連絡を取り、クラシカルグラブバーが2種類あること、STD用はEXには装着不可であること、
しかしカタログには両方装着可と記載されていること、キジマはEXのリリースに合わせてEX用のバーを発売していること、
カタログには品番訂正の情報が無かったことから、
キジマ/バイク屋さん/私の三者いずれにも非が無いことを主張。

HMJ担当者は個人客の相手をするのが面倒だったようで「バイク屋さんと話します」と電話を切られました。。

シートを上から見ると、バーがシートに密着しているのが分かります。
これではキツキツなのも当然。


その後、バイク屋さんがHMJと交渉してくれたこともあり、正しい品番の物に無償交換となりました。
HMJはバイク屋さん相手にかなりゴネたようです。
私相手にゴネてくれれば、ブチ切れる心の準備はしてたので、ちょっと残念。

EX用はかなり幅広になり、ちょっと間延びした感じがします。
ほんのちょっと間を詰めてくれればちょうどカッコ良くなったのになあ。
まぁ、これは、「最初からこうだった」と思い込んでいるうちに見慣れるでしょう。

STD用はシートに食い込むように嵌ってますが、EX用は適度な隙間が空いています。

新しいバイクを気に入りつつも、グラブバーのせいでちょっと不満と言うか、納得いかない悶々としてた気持ちが
ようやくスッキリしました。

CB1100 EXにこれからキジマのクラシカルグラブバーを取り付けようとお考えの方はご注意を。

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