やっちゃんの叫び

感じたまま、思ったままを話してみませんか。

一色正春氏講演会の速記録

2011-09-30 23:01:16 | 中国・韓国・北朝鮮
(9月25日の一色正春氏講演会内容)(ネットフレンドGさんより)

 
先月24日中国の漁業監視船が尖閣諸島領海に侵入した。

 今回の船は、漁船のような民間の船ではない。国家の船が堂々と領海侵犯している。日本としては、これを追跡するしかない。すると、その分、待機する日本の船が少なくなり、また、領海に空きができる。その空きから、中国船は侵入ができる。

つまり今回の中国漁業監視船の領海侵犯は、今後の侵入に向けて(筆者注、何隻の船で行けば日本の船を総ざらいして、侵入できるか?について)見極めを付ける重大な試み(?)である。

 このような事件に対しても、我が国の憲法では「国家間の紛争は武力で解決しない」と、謳ってあるため、警察だけの対応になっているが、とても警察だけでは対応出来ない。

 現在我が国の領土、領海を脅かされている地域は、北方領土、竹島、尖閣諸島、だと思われているが、沖ノ鳥島にも中国はいちゃもんをつけてきている。沖ノ鳥島一つで直径720キロメートルの海が日本のものになっている。

 ところが、中国は、「これは島ではない」と、言ってきている。

北方領土は昭和20年、9月6日に中立条約を破り、ソ連邦が侵入してきた。そして、日本のものだった、千島、樺太へ侵攻してたくさんの日本兵を連行して行った。

 韓国も、李承晩ラインを引いて、4000人の人質をとって行った。この人質をとって、日韓基本条約を認めさせ、服役中の在日韓国人を釈放させた。


本日9月25日で、尖閣諸島沖漁船衝突事件の中国人船長不当釈放から一年が経過した。

那覇地検がこの船長を釈放した理由が、「我が国国民への影響や、今後の日中関係を考慮して」というものであり、不起訴にした理由にしても全く理屈に合わないものばかりである。

不起訴の理由は主に3つある。
以下に3つの理由とそれについての自分の反論を述べる。

理由① 我が国巡視船の被害もまた軽微である。

反論) 中国漁船は300トン位の重さがあり、これは、普通自動車300台分に相当する。時速一キロメートルでも物凄い衝撃があるのは目に見えている。補修金額は1000万円を越えている。しかし中国は弁償するどころか、謝罪と賠償すら要求している。被害は軽微ではない。

理由② 船長に再犯の恐れはない。

反論)中国人船長は、帰国するなり、カメラにピースサインをし、「また漁に出たい」と話している。
(筆者注、中国人船長自身が、「本邦領海内で操業していたことを認識していた」「巡視船にこちらを撃つ勇気など絶対にない」「私の船を巡視船にぶつけさせても関係ないし、それでも構わない」などと供述している)

理由③ 船長に「ぶつけるつもり」はなかった。

反論) ビデオを見ればわかるが、船長は船をぶつけた後も落ち着いて腕を組んで、様子を眺めている。激昂しているのは、日本の巡視船側の人間だけである。誤って船をぶつけてしまったのなら、もっともっと慌てる筈である。

 しかし、これらの矛盾をマスメディアは全く表に出さず、「中国って、酷いね」という論調ばかりである。

政府の対応もふざけすぎていた。

 まず、船長を拘束してから逮捕まで13時間も対応を話し合っている。本来ならば即刻逮捕して、「外国人漁業取り締まりに関する法律」の「領海侵犯」の罪で裁かれるべきなのに、「粛々と国内法に則って、処置する」として、「公務執行妨害」で逮捕、漁船を返還している。国内法だと、罪は8分の1に軽くなる。そして船長を返すことを「お帰りいただいた」などと敬語を使う(筆者注、仙石由人談)

 マスメディアはこの矛盾、問題にも殆ど言及していない。マスメディアは内部事情は知っている筈だか、表には出さず「中国悪いよね」の調子で終わらせてしまう。

 対して中国は、しっかりと謝罪と賠償を求めてくるし、反日デモもはじめ、レアアース輸出停止、フジタ社員拘束、と、次々と仕掛けてくる。

 一方日本政府の対応は「ビデオは公開しない」このような流れを見ると国際社会も「悪いのは日本だ」と思い始める。事実、ニューヨークタイムズは、「日米間に領土問題は存在する。今回の事件の責任は日本にある」と書いている。

 こうなると日本国内でも「日本が悪い」と段々思い始める。中国の諺「嘘も100回言うと本当になる」の通り、中国はでっち上げでも何でも強引に言う。
日本政府は黙っている。そして「南京大虐殺」が日本の教科書にまで載るようになる。

今また、日本で、このようなことが現在進行形で進んでいる。

 自分は、ビデオ公開の件で、最初「誰かがやってくれるだろう」と思っていた。しかし、誰もやらなかった。「誰もやらないなら、自分が何とかせんといかん」と思った。そうしなければ「日本が大変なことになる」と。

 ただ、それで、(ビデオ流出で)もう、自分は終わる筈だった。自分の仕事は終わる筈だった。なのにマスメディアがまたしても政府の対応を追及せず、同じ映像ばかり繰り返し流すだけだった。中国の違法操業を許すな!という世論にまで持っていくべきだが、誰もそれをやらないから、自分がこうして解説をしている。

台湾の高金素梅という議員は、以前靖国神社で大暴れして、警備員に乱暴し、怪我をさせているが、不起訴になっている。重大なことなのにメディアは報道しない。

 知らない、というか、真実を知ろうとしない国民も悪い。間違った情報を与えられ、それを鵜呑みにし、間違った判断をしてしまった結果が、一昨年の衆議院選挙である。

 国民主権ならば、まず国民には正しい情報が与えられるべきであるが、国民自身が積極的に正しい情報を自ら求めなければならない。政治家任せでは国家は良くはならない。

 竹島にはヘリポートが建設され、ロシアもまた、我が国の領海、領空を侵犯してきている。このままでは、本当に日本は大変なことになる。

 国を守る、と、口で言ってるだけではだめで、国家のことを自分のことと同様に考えなければならない。

 現在の日本の高校生は、日本の国境として、正しい線を引くことすら出来ないという、大変な時代である。
                             以上

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講演会の翌日(26日)またもや尖閣諸島沖に中国船3隻=海洋調査船と漁業監視船

報道をじっくり読めば、明らかにエスカレート(=悪質)している。(前回既報)

 法と正義を重んじる日本人なら、怒りを感じるのが自然であろう!





中国漁船衝突事件から1年、我々と中国は・・・

2011-09-28 08:31:04 | 日記
<我々は>

25日、全国統一「尖閣諸島を守ろう」街頭署名活動を実施した。



さて、<中国は>

報道によれば、・・・
 <やはり、じわじわとエスカレート。
     実効を積み重ねる悪質な中国海洋調査船と漁業監視船>


 * 尖閣諸島沖に中国船3隻=海洋調査船と漁業監視船―海保

                    時事通信 9月27日(火)1時3分配信


 26日午後4時50分ごろ、
沖縄・尖閣諸島久場島の北北東約145キロの日本の排他的経済水域(EEZ)を、中国の海洋調査船「科学3号」が航行しているのを海上保安庁の航空機が発見した。


 海保によると、

中国側から海洋調査の事前通報があったが・・・通報とは異なる海域で、

海保は「海洋調査は認められない」と呼び掛けたが・・・応答はなかった。

同船はワイヤのような物をえい航しながら移動し、

午後5時45分ごろ、久場島の北北東約139キロの・・・事前通報海域に入った。


 また、午後7時25分ごろに中国の漁業監視船「漁政32501」が、

    午後8時10分ごろには「漁政202」が、

それぞれ久場島北西の接続水域(領海周辺の約22~44キロ)を航行しているのを発見。


 海保が無線で航行目的を確認したところ・・・

漁政202は「この海域で公務執行中だ」と返答したという。

2隻は午後8時55分までに久場島の北約44キロで接続水域を出た。


 尖閣諸島周辺で調査船や漁業監視船などの中国船が確認されたのは、

・・・・今年 11 回目!!!



* 尖閣周辺に中国の海洋調査船 今年2回目、事前通報とは別の海域で調査

               産経新聞 9月26日(月)0時57分配信


 25日午後5時55分ごろ、
東シナ海の日中中間線を越えた沖縄・尖閣諸島の久場島北北東約121キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、

中国の海洋調査船「北斗」が船尾からワイヤのようなものを3本引いて航行しているのを、第11管区海上保安本部(那覇市)の航空機が確認した。


 海上保安庁によると、

中国側から日本のEEZ内で調査を行うとの事前通報があったが・・・
同船は通報と異なる海域を調査していたという。

11管が無線で中止を呼びかけたところ・・・・
応答がなかった。

ワイヤを上げて、事前通報があった海域に向けて航行し始めたという。


 外務省は中国側に大使館などを通じて 「抗議」 した。


 尖閣諸島周辺の日本のEEZ内では、今年7月にも  中国の海洋調査船が確認されている。


 ◎法と正義を重んじる日本人なら、憤慨するのが 自然ではなかろうか・・・。