【時事通信】 7日午前10時ごろ、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行していた中国海警局の公船2隻が日本領海に入ったことを、第11管区海上保安本部(那覇市)が確認した。同海域では5日にも中国の公船と漁船が同時に領海に入っており、外務省は6日も含めて3日連続で中国に抗議。尖閣諸島をめぐる日中対立が再び激化する恐れが出てきた。
外務省の杉山晋輔事務次官は7日の領海侵入を受け、程永華駐日中国大使に電話で「一連の中国側の行動は現場の緊張を著しく高める一方的なエスカレーションであり、決して受け入れられない」と抗議した。
同保安本部によると、領海に入ったのは、周辺の接続水域で6日から航行を続けていた海警局の公船7隻のうちの2隻で、その後いずれも領海外へ出た。7日には別の公船4隻が新たに接続水域に入り、同水域に同時に入った中国公船は計11隻となった。
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NHK夜のニュースでは、尖閣海域にいる中国海警局船の数は、13隻である。
私の記録では、この海域に来た海警局船は年初までに26隻あるが、まだ半数である。
とはいうものの、最近の海警局船は、軍艦改造船で機関砲を装備しているので危険である。
また、ニュースでは、漁船の数を300と言った。この一日で更に増えたわけだ。
こんな状況では、日本漁船はいるはずがない。今尖閣の海は中国の海と化しているわけだ。
従来中国はことあるごとに難癖をつけ、状況をエスカレートさせてきた。
今回は、南シナ海問題、稲田防衛相、オリンピック、8月の漁期など向こうの理由はあろうが、明らかな尖閣強奪類似行為は戦争挑発となる。