奥沢・東玉川のヨガ教室

Vanda Scaravellli に学ぶヨガ
奥沢・田園調布・東玉川・雪が谷大塚・石川台・洗足池・自由が丘

シャーマンズ・ボディ

2024-11-26 19:06:27 | ヨガ

ミンデル著【シャーマンズボディ】より抜粋

‥第二のシグナルは、非合理的な体験に焦点を当てる自覚である。

無意識な偶然の動作、偶然の出来事、うっかりした言い間違いといった四六時中生じている自発的なプロセスへ向けられたものだが、それこそが夢見の世界の鍵なのである。

それが普段の生活の邪魔になる場合、

それがあるいは社会文化的に疾患であると解釈され、

消去され、抑圧され、癒されなければない病理とされた場合、

しかしそれらは特別な意識状態にある時、瞑想状態、昏睡状態ダンスを踊る時、スポーツやセックスをしている時、あなたは第二の注意力が中心となる状態に入り、ドリーミングボディを生き始める。

戦士としての、あなたの仕事は、そうした感覚を感じ取り、ドリーミングボディの体験によって全体性や創造性を感じることである。

ドリーミングボディを生きるとき、あなたは目覚めているのでなければ夢を見ているのでもなく、

体の内側に入るのでもなければ外側にいるのでもない。

あなたを外から見ているひとにあなたのドリーミングボディの体験は理解できないかもしれない。

それがあなたに予測不可能なことをさせるため、あなたはドラッグをやっているか、

あるいは至高体験を体験していると考えるだろう。

しかしあなたの内面では、馴染み深いけれども、

やはり自分でも理解しがたい感覚や働きが体験されている。

あなたは根源的な何かと結びつき、そして時空間や世界から独立した自己の全体性を体験するのである。

こちらのブログも参照していただけると幸いです。

https://somatic-healing--shaman-marie-da.webnode.jp/


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一般常識という催眠

2024-11-21 06:07:07 | ヨガ

瞑想していないとき、わたしたちは「一般常識という催眠」にかかっています。

常識の催眠下におかれると、目標や到達すべき地点、合理的とか効率とか、道がはっきり見える、と錯覚します。

ヒトとしてとかニンゲンとしてとか言いながら、自分ではないだれかになれ、とこだまします。

エリート感はシンプルで甘く、その感覚は手強いです。

息苦しくなったら、離れましょう。

自分の内側を感じるののです。

ミュージック・セラピーや瞑想朗読など簡単にスマホから手に入ります。

自分にむかって言うのですが、もたもたしいないで、逃げるのが一番!

あるいはいったん横に置いておきましょう。

わたしは散歩がすきです。

多摩川沿いは宇宙につながる気で満ちています。

そこに立つことがすでに瞑想です。

空と海に向かう流れをいっぱいに吸い込みます。


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シャーマンの道  by Arnold Mindell

2024-11-03 18:02:33 | ヨガ

シャーマンの道とは、未知なる力との一生を通じた戦いです。

常に現実と対峙する局面に立たされることになるので、たいへんな緊張を強いられることになり、

仮にそのときなんとかなったとしても、新たな展開がわたしたちを待っています。

潮流は待ってくれません。

耐えられないような身体の症状、

深刻な人間関係、

手に負えないような気分のアップ・ダウン、

なんらかの中毒、

偶然のできごとなどなど・・

自分が孤独で敵に囲まれているかのような気になることすらあります。

わからないもの、

はっきりしないもの、

優柔不断のもの

未知のもの、

が「不快」として感じられるなら、一度それらを自分に統合してみましょう。

耐え難い、排除すべき事柄を受け入れて自分に属すものにするのです。

すると耐え難いと思っていたものがともだちになる。

・・と「シャーマンズボディ」のなかでミンデル氏は語っています。


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月経と鎮魂

2024-10-20 20:57:46 | ヨガ

私の住む地域では、今年中秋の名月は雨で見ることができませんでしたが、今月の満月はなんとか雲の合間から顔を出してくれました。

くっきりと球体として見えたお月さまは、スーパー・ムーンだったと後で知りました。

「月とヨモギ・・女性性に寄り添う薬草」吉田秀美・丹羽敏雄著を取り出してみました。

《月経と鎮魂》という章からです。

受精しなかった卵子を排出する月経。

生命へつながらなかった卵子を宇宙へ送り出すことは、死でもあり死の向こうにある魂へと通じる道でもあるのです。

鎮魂として、中国ではヨモギを使っていたそうです。

 

 


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健康な病み方

2024-09-12 16:29:32 | ヨガ

スーザン・ソンタグは亡くなる前の30年間、病気と闘ってきた作家です。

彼女は、三大医療を受けながら、確率的にきわめて困難とされる状況を30年生き抜きました。

彼女のモットーは《アイツらにはつかまらない》でした。

《アイツら》とはだれなのか?

彼女が挑み、追われていたもの、それは生き抜くためのトリック・スターということができるかもしれません。

「もっとも健康な病み方は、暗喩がらみの病気観を一掃すること、なるたけそれに抵抗することである。」

けばけばしい病いの脅し文句や宣伝に惑わされるな、ということです。

勇ましい!


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