ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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走れ!こまっきー!!

2006-01-16 19:22:10 | 呟き
1月15日は友達と下鴨さんへお参りに行った。
本殿のところには干支の社がございまして、正面にある本殿の他に自分の干支を拝むんですよね。以前に一度だけ来た事があるのに、すっかり忘れてました。バカだな。オイラ。
下鴨さんには本殿のほかに相生社という縁結びのお社もあるので、入念にお参りを致しましたさ。今年こそ、頑張らねばと思っているので。はい。腐っちゃう前にね。うん。
献花してお願い事を書くってのがありましたので、絵馬の祈願ではなく献花でしかりお願い事をしておきました。お願い事をしたからには、しっかり行動を慎み精進せねば・・・
鴨長明ゆかりの社なんかもあった。下鴨さんの近くを何度も通っていても、知らないことがいっぱいで、発見は面白い。
糺ノ森もなんだか明るくって、昔のイメージと随分変っていたし。昔ながらのものも、やはり人と共に移りゆくのだなぁなどと思ってみたり。
さすがに15日にもなると初詣のお客も少なくなり、いい感じでおまいりする事が出来た。

ちなみにね、厄除け・長寿のお粥の振る舞いがございまして・・・ラッキーなことにお相伴する事が出来ました。

塩味が効いてる、小豆とお持ちの入ったお粥でした。んまかった


そして今回は、馬好きの友達発っての願いで京都競馬場へ。
オイラ、実は競馬場へ足を踏み入れるのは初めての経験。(馬券は1度だけ買った事があるけど。)
馬好きの友達(賭け事が好きなのではなく、単に馬が好きで北海道にまで競馬の馬のルーツを辿って行くようなオタクさん)に、「競馬場ってもちろん賭け事の場所でもあるけど、とても綺麗で、馬の美しい走りが見れるところなんだよ。馬券なんか買わなくっても見るだけで十分楽しめる」と散々言われてた時期があるので、実はかなり期待しつつ踏み込んだのである。(しかも、京都競馬場は鳥羽伏見開戦の地でもあるからね。)
行ってみて・・・ほんとに綺麗の
建物のデザインも綺麗だし、清掃もちゃんとされてるし、緑も多くてホントに綺麗でしたね。
で、友達のお目当ては、こまっきー(とオイラが勝手に命名したけど)こと小牧太さん
オイラは競馬のことも馬のこともあんまりよく解らないんだけど、動物は基本的に好きやし、お馬さんのお鼻のふかふかした手触りは大好きだし。
なにより走っている馬は綺麗でしたよ。(一瞬で目の前通り過ぎるけど
この日、こまっきーは全部で6レースほど出たのかな?オイラ達が見たのは残り2レースだったんだけど。全体的にあまり成績は芳しくなかったらしい。
表彰されるゾーンもあって、そこで表彰されてたのは幸さんという男前の人だった。黄色い声もチラホラ聞こえてたよ。
何かね、見に行った人が頑張れなかったのが悔しいよね。
次は頑張れ、こまっきー。(って、オイラが次にいつ行くかは解らんが


そんなこんなで、昼ごはんは厄除けのお粥となった今回の京都。
大阪に戻ってから、酉文へ酉料理を食べに行きました。
エビマヨも、酉の肝も、しゃもの刺身もお酒も旨かったッス。

2日続けて呑んだくれたオイラがいたことには気づかなくってよろしくてよ

最後のレミゼ

2006-01-16 14:43:25 | 舞台関係
1月14日ソワレ。大阪公演最後のレ・ミゼラブルを観に行った。(いわゆる、マイ楽ですな。)
4バルジャンを総て制覇する事が出来、感無量である。
今回は総集編、レミゼレポということでお届けしようと思う。(何を?)


さて、メインキャストの感想から


ジャン・バルジャン
今井バル、山祐バル、石井バル、別所バル・・・と言う順に観劇したのですがね。個人的な好みで優劣を付けるとするならば・・・
石井バル>別所バル>今井バル>山祐バル
なんですよね。オイラ的には。
石井さんのバルジャンは文句なしのバルジャンでした。若いときのギラギラ感も、歌声も、神に召される時の穏やかさも・・・うんうん。しかしですね、次点のハムバル改めべっしーバルもね、非常に良かったのだ。歌声の低音部の不安定さを除けば、石井バルに勝るとも劣らないバルだったんだよね。特に、べっしーバルの一番良かったところは、司教様がバルジャンに銀の燭台を渡す時・・・バルジャンはすごく怯えていたのですよ。司教様を見る事が出来ないくらいに。オイラはべっしーバルをみるまで、ここにその怯えを感じてなかったんだよね。その痛々しい怯えた瞳がね、最後の神に召される時に持って出てくる燭台をじっと見つめる時の、自分の一生を振り返る瞳に繋がっているのが非常に良かった。捻くれ、憎み、怯え、悔い、改め、死の直前にようやく穏やかな心に到達する。そんなバルジャンの心の動きを一番表現してたのがべっしーバルだったように思うんだよね。
ちなみに、一番穏やかなバルジャンが今井バル。コゼット(特にリトルコゼット)を一番愛しんだのは山祐バル
4バル総てが、個々のバルジャンを作りあげていたので、すごく見ごたえがあった。どのバルジャンも総てがバルジャンで素敵だったと思う。

ジャベール
ジャベールは甲乙付け難い。でも、甲乙つけちゃう^^;
今ジャベ>岡ジャベ=綜馬ジャベ
ジャベールの持つギリギリ感が、今ジャベに一番感じたのですよ。ホントにね、イッパイイッパイなの。ジャベールの心が。揺るぎたくないのに、どんどんバルジャンに揺るがされていく様が見ごたえありましたね。「ちくしょーーーーー!」と叫んでいそうなジャベだと思った(笑)
そして、声量豊かで高貴なジャベが岡ジャベ。余裕さえ感じられる瞬間があった(笑)ちょっとミゼラブルから遠い気がするのが残念だったなぁ。
綜馬ジャベはね、総合的に大人なジャベって印象。落ち着いた感じのジャベだったなぁ。冷静沈着って感じ?でも、睨み据える時の三白眼の強さは印象的だったなぁ。土方してみませんか~?なんてね^^;(笑)
3ジャベも一応制覇できてるんだよね♪ジャベも3人3様のジャベでどのジャベも素敵だった。

ファンティーヌ
シルビファンテ、井料ファンテ。ファンテも制覇していた^^;
シルビアさんと井料さんではまったくファンティーヌの印象が違って、どちらも素敵だった。井料さんの消え入りそうな儚げなファンテが個人的には好みだが、シルビファンテのエプロンが非常に好きなのも否めない(そこカイ!笑)いえいえ。シルビファンテの歌声も大好き。ただ、シルビアさんは幸せ顔だと思うんですよね、健康そうで。なので、ファンテにはちょっと強すぎるかな?って印象ですの。個人的にはテナルディエの妻アタリで観てみたい気もするんだよね~。

エポニーヌ
レミゼで一番好きなキャラ、エポ。おや?エポも制覇している・・・かなりの制覇率かもしれん(笑)
さて、エポ順位はですねぇ。
真綾エポ=新エポ>ANZAエポ
真綾エポの延びの良い思い切りの良い歌声は大好き!一番!って思ってたんですがね、新エポの歌もごっつ良かったんですよ。思いっきり切ない真綾エポ、しんみりと切ない新エポって感じかな。ただし、コートを翻して夜の街に消えて行くシーンは真綾ちゃんに匹敵するエポはいない(笑)

マリウス
ここに来て気づいた。アンジョ以外の主要キャストは制覇している、と。(笑)
イズミルマリウス=岡田マリウス=藤岡マリウス
どれも同じくらい良かった。イズミルマリウスの線の細い王子様風なのも良かったし、岡マリは歌声の強さが魅力だし、藤マリは苦悩の雰囲気が良いのである。どのマリウスも、個人的には好きだな。
この物語の中で、唯一の現世ハッピーなコゼットとマリウス。結構、実はこの役がしっかりしてないと、悲劇色が濃くなりすぎるのかもしれん。と思ったりするのだ。

コゼット
河野コゼット、西浦コゼットともに可愛くって良い♪西浦コゼットの高音域の歌声がかなり好みである。
ずっと上手側から見ていたせいかも知れないが、西浦コゼットの時に始めて気づいたのが、エポとの再会のシーン。プリュメ街の自宅にマリウスを連れてきたエポと門越しに出会った時、かなり二人の時が止まってるんだよね。小さい頃のことをまったく覚えていないコゼットなのに、何かエポには感じるモノがあったんだ、と思ったのでした。
マリウスとのやり取りの磁石のような引き合い方、恥ずかしくってぱっと離れる様は、河野コゼットの方が好きかもな。笑いを誘う初々しさだもの♪
こうなると、剣持コゼットを見なければ・・と言う闘志に燃える。キケン。

テナルディエ
コングさん目当てだったテナルディエ。酒焼けした声と小ずるい小悪党振りがごっつうコングさんにハマっていたと思う。しかーし。佐藤さんテナもCDでよく聴いていたので、歌声はしっくりくるんだよね。
どちらのテナも好きだ。でも、個人的なテナのイメージが小男なので、是非、徳井テナを観て見たい、と思うのであった。
テナルディエの一番好きなシーンは、地下道でマリウスから時計を奪うところ。方や時を止めそうなマリウスに対し、生きて動くテナは力強く針を進める時計に見える。「生きる」ことにためらいのないテナの姿勢を感じるんだよね。

テナルディエの妻
きっついイメージのテナ妻は、見た目は美八さんがいい!って思ってたけど、コメディアンちっくなトコロは利花さんが良かったな。どちらも素敵でしたけど♪
テナ妻の好きなところは、そのしたたかさ。リトルエポの時にあれだけ猫っ可愛がりをしていたエポが死んでしまっても、キッチリしたたかに生きているところ。ホントなら同じ境遇だったコゼットの幸せに逆恨みをしても良さそうなのに、そうはせずに生きている。テナ同様、自分が生きることに全力なのだと思う。すごいなぁ。

アンジョルラス
もうね、比較にならない・・・;個人的意見暴走できっしーアンジョが大好き(爆笑)
一番好きなのは、赤い旗を見上げる砦のシーン(バルジャンが歌ってるときね。)。このときのアンジョの心中は・・・結局この後、民衆が決起しないことを感じ取るわけで・・・くぅ。理想に燃えるアンジョも素敵だし、理想を投げ出さないアンジョも素敵。「民衆を見捨てない。」この時のアンジョと仲間たちの美しさが大好きだ。
そして、アンジョ役の見所はアンジョルラスに留まらない(笑)囚人の時は、ちょっとわかりづらい。だって暗いから。工場の労働者の時は、かわいい♪オドオドしながらファンテのやり取りを見ているの。気弱な感じがいいです(笑)裁判シーンでは裁判官。赤が似合うやたらと木槌をバンバン叩いているのがプリチーなのだ。最後に、結婚式シーンではウエイター。テナ妻の落としたフォークを数えてご満悦だったりする、一番楽しいシーン。最後はラッタッタ~~~とスキップしながら退場するの。可愛過ぎる(←バカ)
そんなきっしーアンジョに乾杯
坂健アンジョ・・・・ごめんなさい。あんまり見れておりません。でもね、歌声の安定した感じがすごくよかった♪

ブリジョン
こちらも比較できない。きしっブリ。ちょーーーーーーーーカッコイイ。半笑いで睨んだ感じの登場シーン。もう、最高です。惚れます。この表情はアンジョよりカッコイイ(爆)正統派正義の人系のお顔なきっしー。でも、こんな小ずるい悪党な表情も出来るのね!素敵
しかし、カッコよかったのはここだけ(笑)この後のブリジョンはかなりお笑い系。特にテナとバルジャン邸に押し込むシーンはテナ並におバカぶりを発揮している。ブリの衣装はお肌が露なので、そのアタリも見所。腕の筋肉には鼻血が出ますよ。(でへへ)あぁ、もっとブリジョンできっしーを見ておくんだった。
ブリも民衆だったり、労働者だったり、バルの身替りだったり・・・いろいろな役してまする。学生の役の時は左利きなんだよね。文字書くの。あと、砦のラストは店の主人。ボロのエプロンが何気に似合っている。最後は撃たれて椅子の下敷きになって死にますの。その後、お貴族様で復活(結婚式のシーン)。髪はくくらない方が好みだ。そして、ワルツが微妙なステップなのが笑える。

ガブローシュ
個人的には、子役の持つ独特の軽快さが大好きだ。でも、局田さんのすごいところは、子役と見比べない限りその違いを感じさせないところであろう。
しかし、子役好きのオイラはやはり子役のガブが好きである。ごめん。


以上がメインキャストの感想。(最後は暴走。)
アンサンブルさんも、沢山好きなシーンがある。砦の「過ぎた日に乾杯」のトコとか、砦が落ちた後の「くるりと戻るだけ」と歌う女性のシーンとか。どのシーンも心に響く何かを持っているのが、レミゼの特徴。でも、それはある意味当たり前なんだよね。そうでなければいけない。なぜなら、レミゼは「ミゼラブル」を描いた作品だから。

去年の春に東京でレミゼを見たときは、絶対二度と観たくないと思った。でも、作品を知っていくともっとちゃんと見たいシーンがどんどん増えていった。そして、大阪公演を見る決心をして、いざ観てみると・・・・初めの時には見えなかったいろんなシーンが遅ればせながら見えてきたのである。大阪レミゼ、ほんとに観てよかった。
素晴しい舞台をありがとう、と感謝している。



・・・・そして、広報部長の誘惑が私を捉える。



ちなみにこの日、ご一緒観劇だった京ちゃまとレミゼ打ち上げ飲み会を、劇場の近くでした。大いに盛り上がり、大いにヘベレケになったコトを付け加えておく。


何でか解らんのだが、トラバが上手く行きましぇん
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たけこの部屋→レ・ミゼラブル 1/14夜