ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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鉈切り丸

2013-10-18 16:56:00 | 舞台関係
チラシを見て、観たい!!って思って取ったチケットでした。

この舞台、物凄い舞台でした。
なんつーのでしょうか。舞台を見ているというよりは映像を見ている感じ。
舞台独特の迫力とは違い、映画を見ているときのような、それくらい作りこまれている気がします。

出てらっしゃる役者の方も、それぞれに個性的で演技が光る。
出てくる歴史上の人も個性的。

ちょっとネタバレで言うと、歴史は勝者によって書かれたもの=どう描くは勝者の自由ってテーマです。
その戦(勝ち)をどう正当化させるか・・・という部分に焦点を当てているのではなく、歴史そのものをどう描くかに焦点を当ててます。それは史実である必要はないということで。
その中で、歴史に名を留めようともがく鉈切り丸を描いていると言っていいのかな。

結果論で言うと、個人的には無理~~~。゜(゜´Д`゜)゜。な舞台だったんですけどね。
救いがね、ない気がしたんですよ。そこがね、オイラ的に受け入れられないところ。
歪んだ鉈切り丸でもどこかで救いがあればよかったのに、巴の殺し方とか、もう、無理すぎてきつかった^^;
すごく気分が沈むお話だったんだけど、それは言い換えれば、それだけ森田君の演技がすごかったって事だと思うんだよね。
っつか、源頼範って知らないし!!!←実在人物好きの血が騒ぐ(笑)

まだまだあの時代って混沌としてたのかなぁとか思いつつ。

一番好きだったのは徳子と景時でした。
でも徳子には、穏やかな晩年を迎えていただきたいと切に願うだけに、この物語の徳子は切なかったです。
あとね、映像出演の安徳帝。。。「都はなかった・・・」って言うんです。辛い。
ベースが救われないお話なので、この言葉が出るんだろうけれど。
景時はね、有難う!って思えるキャラクターだった。いっけいさんにピッタリの役だと思う。
平家贔屓なオイラとしては、とにかく辛くて仕方なかったな。

源氏ももちろん嫌いじゃない。

ただ、死者はどんな生き方をしても穏やかなところへ向かって欲しいと思うオイラです。

あ、今まで北条政子って嫌いだったんだけど。。。このお話の政子は好きだったな。
っつか、もしかしたら一番正常だったのかもしれないなぁ。。。なんて思うのでありました。

個人的に受け入れられないお話だったので、オススメはしないけれど。。。でも好きな人は好きかもしれないね。












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↑ 北条政子というと、凛ちゃまの鬼一法眼を思い出すオイラ。っつか、途中で買わなくなったので最後がどうなっているのか・・また読もうかな。鎌倉時代は範疇外のオイラの為にポチっとな☆
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