実は美食の王国ベルギー

歴史ある下町、東京神田の真ん中にある、景観にまったくマッチしない妙に小洒落たレストランから美味しい情報をお届けします。

限定入荷樽替わりビール ~セゾン・ドゥ・ドティニー~

2015-03-19 17:12:13 | 日記
こんにちは。本日は新入荷の樽替わりビールを御紹介させて頂きます。

ドゥランク醸造所シリーズもこれで3種類目になります。




~セゾン・ドゥ・ドティニー~ ※樽生での御提供となります。




醸造所が居を構えるのはエノー州「ドティニー」という町。

ベルギーでは農閑期に伝統的に造られている寒造りのビールは「セゾンビール」と呼ばれ、

エノー州はセゾン発祥の地と言われております。

元来はベルギーの農家が翌夏に自ら飲むために仕込まれていたものだそうです。

ドティニーで造られるセゾンビールだから「セゾン・ドゥ・ドティニー」という事でございますm(_ _)m

アルコール度数は5.5%

均整の取れた非常に飲みやすい仕上り。これからの季節、乾いた喉を心地よく癒してくれます。

御食事との相性も良い感じです。

現在御薦めしておりますホワイトアスパラガス料理とも素晴らしいペアリングを示してくれます。

是非お試し下さい。











「…私の半生は花粉との闘いの歴史と言っても過言ではありません…。
  医学は日進月歩。近年では花粉症の研究が重ねられ、こんな便利なゴーグルが開発されました。
  見た目が良くないと揶揄する輩がおりますが、そもそも私は料理人であり、モデルでも役者でも無い。
  このゴーグルは是か非か…私の御出しする料理の味で判断して頂きたいものです。」









ベルギー研修回想 ~その5~


ベルギー研修4日目、二箇所目の訪問箇所はベルギー北部、オランダとの国境にまたがる「アヘル修道院」でした。

到着までは道なりにベルギーとオランダとの国境を越えたり戻ったりしていたようです。

規模の大きい醸造所を訪問するのも勿論楽しみでしたが、田舎の小さな修道院内で細々と醸造されるトラピストビールというのも、

ノスタルジックで素敵です。

そういう意味では私的に、今回の研修の中で最も感銘を受けた醸造所の一つとも言えました。

ちなみに、ある意味想像通りの風景ではありましたが…





本当に周りに何も無い…。そもそも「音」がしない…。

  






修道院の門構えはこんな感じです。小規模ながら厳粛なイメージがただよいます。
思いがけず幸運だったのは教会の中がほんの少~しだけですが覗けた事。
さすがに教会内の撮影は禁止でしたね。

 

 

 

  






修道院内にあるカフェで簡単なランチとビールを楽しみました。
いかにも修道院らしい質素な食事でございましたが、珍しいアヘルの樽生を飲むことができました。

  

   






余談ですが、勿論、当店でもアヘルビール2種をお飲み頂く事ができます。
あのアヘル修道院の厳粛にして素朴な雰囲気を思い浮かべながら飲むアヘルは格別かと思います。

 
~アヘルブロンド & アヘルブラウン & 言われた通りに、修道院を思い浮かべながらアヘルを楽しむ原田氏~ 






カフェからは小規模ながらガラス越しに醸造所内も観ることができます。
トラピストビールの中では最小規模という事は理解しておりましたが、なるほど、本当に小さい。
施設内にあるショップは一見古びた感じで、ベルギーなのに「昭和的」な空気感がただよいますが、
ビールをはじめ、品揃え等はかなりのものでした。

  

 





ちなみにこの店で、現在日本では入手困難なベルギー産ジュネヴァ「オードジュネヴァ」を発見しました。
何本か購入して持ち帰り、お店の方でもお出ししております。貴重な品です。興味のある方は是非お試し下さい。

 
~ベルギー産・オードジュネヴァ & 貴重だって何度も言ってんのにグビグビいっちゃう原田氏~










アヘルからのベルギー産ジュネヴァだけでは飽きたらず、日本酒までいっちゃって酩酊の原田氏。





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ベルギーレストラン シャンドゥソレイユ

東京都千代田区内神田1-10-6

TEL 03-5281-0333

FAX 03-5281-0334

ホワイトアスパラガスフェアより「ホワイトアスパラガス尽くしプラン」御紹介!!

2015-03-10 18:16:15 | 日記
こんにちわ。

本日はホワイトアスパラガスフェアより、「ホワイトアスパラガス尽くしプラン」を御紹介させて頂きます。

こちらは当店人気の「大皿取り分けコース」+「飲み放題」の御馴染みのプランですが、

特に御食事メニューが「これでもか!!」という程にホワイトアスパラガスに特化した内容になっております。

メニューを提供している側としても「また奢ってしまった感」に苛まれる充実の内容でございます。 





~ホワイトアスパラガス尽くしプラン 取り分けパーティーコース&飲み放題 ¥8000~ 



シコン、トマト、ゴルゴンゾーラの彩りサラダ仕立て



シューブリュッセル(芽キャベツ)とベーコンのソテー アルデンヌ風



ホワイトアスパラガスのフランドル風 焦がしバターソース



ムール貝のベルギー産・ホワイトビール煮込み



ポムフリット&自家製マヨネーズ



ホワイトアスパラガスと真鯛のワーテルゾイ仕立て



馬肉のたたき風 ホワイトアスパラガスのムニエル添え



特製バジリコのリゾット



ホワイトアスパラガスのアイスクリーム&ブルージュ風ワッフル ルバーブジャム添え



御飲み物(飲み放題・2時間制)

★ ヴェデット・エクストラホワイト
★ ステラ・アルトワ
★ デ・コーニンク
★ 樽替わり生ビール
★ スパークリングワイン
★ 赤ワイン(ボルゴ・サンレオ・ロッソ)
★ 白ワイン(ボルゴ・サンレオ・ビアンコ)
★ 焼酎・ウイスキー・日本酒
★ 烏龍茶・オレンジジュース
★ カクテル多種


6月末日までの期間限定です。「ベルギー春の風物詩」を心ゆくまでお楽しみ下さい。








ベルギー研修回想 ~その4~


ベルギー研修4日目は一日に三箇所の醸造所を巡るという密なスケジュールでありました。

朝七時半出発…。私の場合、日常生活よりも遥かに早起きです。

「シャレオツ」メトロポールホテルで迎える優雅な朝…という感じではありませんでしたね…。

最初はメッヘレンのヘット・アンケル醸造所から → オランダとの国境にまたがるアヘル修道院へ。

ブリュッセルへ戻りながらの → 最後はベルギービール「大手」デュベル・モルトガット醸造所といった具合です。



ヘット・アンケル醸造所は過去に当店でもイベント等を請け負わせて頂いた経緯があり、馴染み深い醸造所です。

人気のシリーズ「グーデン・カロルス」を醸造しており、個人的にも一度は訪問してみたい場所の一つでした。


  ~グーデン・カロルスシリーズ~


非常に歴史のある醸造所で、1369年にはメッヘレン市の納税記録にその名が記されているとか…。

醸造所を案内してくれたのは日本の酒造会社にも在籍経験のあるH氏でした。

もともと取引があったとはいえ、本場ベルギーで御活躍の方が、

シャンドゥソレイユを認知していて下さるのはやはり嬉しかったですね…。

案内された待合室には数々のビールコンペ等での受賞を記念した賞状やメダルが展示されておりました。

グーデン・カロルスのクオリティを考えれば、当然ですかね。

数ある種類のなかでも、個人的には…まあ、多少値が張るのですが、大瓶で冬期限定醸造されている

「グーデン・カロルス・ヴァン・ド・ケイゼル」が御薦めです。

祝の席にあれば、卓上が華やぎます。

 
グーデン・カロルス限定醸造 「ヴァン・ド・ケイゼル」シリーズ 
※現在、当店にも若干数在庫あり。



また近年では「グーデン・カロルス・トリプル」をベースにしたシングルモルトウイスキーが醸造されております。

 
醸造所併設のカフェで試飲させて頂き、とても気に入りました。話題性もありますしね…。
勿論おみやげにも購入しましたが、日本に輸入されるようになったら当店でも扱わせて頂こうと思います。





せっかくですので、今回も触りの無い程度にヘットアンケル醸造所の様相を外観中心に御紹介します。

 

 

 

 

 
 
 

    
 
 









     おまけ
      ↓ 


とある日の何気ない仕事後の余暇。

下ろしたての新品のコックコートに、これまた抜栓したての赤ワインを誤ってこぼしてしまうという

致命的なミスを犯した伝説の漢(おとこ)…





シャンドゥソレイユ総料理長・原田延彰氏

「い…いかん!!…。これは絶対に怒られる…。」

着替えたばかりの未使用コックコートを自らの不注意で汚してしまった総料理長・原田氏。

不注意による失敗には厳罰が処させる当店の社風(戸塚ヨットスクールかシャンドゥソレイユか…)を熟知しているからこその

「裁かれる事への恐怖心」が、漢(おとこ)を「見え見えのアリバイ工作」に奔走させる事になります。

その場に落ちていた小道具を使い、姑息な自作自演で、何とかその場を逃げ切ろうと試みます。



「…ど…ど…どんな手を使ってでも生き延びてやる…。」



日本…否、もはや世界でも有数と言えるかもしれない飲食店激戦区東京神田に店を構えて二十有余年…。

生き残ってきた漢(おとこ)にはキレイ事だけでは語れない、それなりの理由があるのでしょう…。





「我が生涯にぃぃぃぃぃ~!!」



「一片の悔い無しぃぃぃぃぃ~!!!」  ※「集英社文庫 北斗の拳」より引用


「なんじゃぁぁぁこりゃぁぁぁぁ!!!」 ※「日本テレビ系 太陽にほえろ 第111話 ジーパン・シンコその愛と死より」引用


※この後、原田氏は周囲の同情を買い、見事に?叱責を逃れる事に成功します。




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ベルギーレストラン シャンドゥソレイユ

東京都千代田区内神田1-10-6

TEL 03-5281-0333

FAX 03-5281-0334

本日より「ホワイトアスパラガスフェア」がスタートします!!

2015-03-02 22:02:40 | 日記
本日より「ベルギー春の風物詩」ホワイトアスパラガスフェアがスタート致します!!

毎年楽しみにして頂いている御客様方、大変お待たせ致しました!!

そして「ホワイトアスパラガス」というと、缶詰のアレを思い出してしまう方、

是非とも、当店のホワイトアスパラガス料理を召し上がってみて下さい!!




今年もこんな立派なホワイトアスパラガスです!!



アラカルト、フルコース、そして今年から新たに、当店人気の「取り分けコース&飲み放題プラン」という事で、

「ホワイトアスパラガス尽くしプラン」として

ホワイトアスパラガスを堪能して頂く予定でございます。




本日はその中から「ホワイトアスパラガスのフルコース」を御紹介させて頂きます。

ホワイトアスパラガスの魅力満載!!

とにかく、じっくりと、優雅に「ベルギー春の風物詩」をお楽しみ頂きたい方には最高のフルコースとなっております。




~ホワイトアスパラガスのフルコース ¥7000~




<冷菜>冷製ホワイトアスパラガス サーモンマリネ添え レギューム入りヴィネグレットソース



<温菜>ホワイトアスパラガスのムースリーヌ仕立て 帆立貝のソテーと共に



<メイン>馬肉のたたき風 ホワイトアスパラガスのムニエル添え



<デザート>ホワイトアスパラガスのアイスクリーム ブリュージ風ワッフル添え ルバーブジャムと共に


以上。それぞれが入魂の逸品。是非お試し下さい。








ベルギー研修回想 ~その3~


ベルギーでは延べ10箇所の醸造所を訪れました。

最初の訪問地ブルージュから離れ、3日目は東フランデレン州にある「ヴァン・デン・ボッシュ」醸造所を訪れました。

こちらの醸造所は家族経営の小規模ながら、「パーテルリーヴェン」を筆頭に、10種以上のビールを醸造しております。

醸造所内は想像通り、昔ながらの古い器具や樽の置かれたクラシカルな雰囲気。

醸造所見学の後は社長のブルーノ氏によるサービングセミナーと、取り扱いビールのテイスティング。

また、このヴァンデンボッシュ醸造所内の一角で「欧和ビール」を醸造をしている醸造家の今井礼欧さんから

「欧和」について話を聞くことができました。※「欧和」は当店でも取り扱わせて頂いている人気のビールです。

ヴァンデンボッシュ醸造所の全シリーズに加えて、今井さんの手掛ける「欧和」「黒欧和」

さらには日本人醸造家らしいセンスの光る「柚子ランビック」「梅ランビック」「桜ランビック」を頂きました。

こんなに多種に及ぶ贅沢なテイスティングができるとは思っておりませんでした。

最後に頂いた「黒欧和」を使ったアイスクリームが本当に美味しかった~

醸造所内の風景も多数撮影させて頂いたのですが、ここで私などが掲載してしまうのも、どうかと思いますので、

主に外観だけに控えさえて頂きました。





 
外観はこんな感じです。レンガ造りの建物が長い歴史を感じさせてくれます。

 
内部の雰囲気はこんな感じ。ほんのちょっとだけ御紹介…。銅の釜とか…古い木樽とか…



 
「パーテルリーヴェン」シリーズ

 
「ブファロ」シリーズ





 
欧和                  黒欧和


桜ランビック             柚子ランビック             梅ランビック


  
ビールグラスが散乱しておりますが、              ~黒欧和アイスクリーム~ 本当に美味しかった~
ペンとノートが置いてあることから見ても、
これは決して飲み会ではなくテイスティングであります。
…というアピール。










 
~おかず多過ぎ・特盛り肉弁当~   「むほほっ 突撃ィィィィ!!!」※原田氏談






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ベルギーレストラン シャンドゥソレイユ

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