こんにちは。
本日は限定入荷の樽替わりビールの御案内です。
~イヒテヘムズ グランクリュ~ ※樽生での御提供となります。
アルコール度数は6・5%
ベルギー西フランダース地方伝統の「レッドビール」のひとつで、
味わいの幹が「酸味」となる世界でも珍しいビールでございます。
ボルドーワイン用の樽を使用して、ニ年もの歳月をかけて熟成を行います。
その後は若い(新しいビール)とブレンドをさせて(ブレンド比率は熟成ビール6:若いビール4)完成となります。
香りの要素は複雑で、オーク樽、黒い完熟果実、スイートカラメル、熟成黒酢、かすかにスモーキーさも感じます。
酸味は非常に強いですが、平坦なものではなく、非常に複雑な味の要素が感じ取れます。
現在「旬の御薦めメニュー」として御提供させて頂いておりますアナゴの炙り焼き バルサミコソース」と
非常に良いペアリングを示してくれます。
~アナゴの軽い炙り焼き パプリカムース添え バルサミコソース~
この機会に是非お試し下さい。
ベルギー研修回想 ~その6~
ベルギー研修4日目最終訪問地は「デュベル・モルトガット社」でした。
ベルギーのビール企業の中ではかなり規模の大きい醸造所です。
リーフマン醸造所やアシュフ醸造所等、近年多くの中・小規模醸造所を傘下に収め、
その企業規模をどんどん大きくしているのがデュベル・モルトガット醸造所。
これも時代の流れなのでしょうが、大手企業は小規模醸造所のブランドイメージを欲し、
中・小規模醸造所は大手企業のマネージメント能力を欲するという事らしい…。
当店でも人気NO1を誇る「ヴェデット」や「デュベル」さらには「マレッツ」「ラシュフ」「リーフマン」etc…
実に多くの銘柄を扱わせて頂いております。
粛々然とした北端のアヘル修道院を見学したすぐ後なので余計に、そう感じるのかもしれませんが、
醸造所内を案内してくれるガイドの方の所謂「観光客慣れ」した雄弁な様相一つを取っても、
その会社の「勢い」のようなものを感じる事ができます。
醸造所内見学の後のティスティングの席では日本国内では珍しいリーフマングーデンバンドの樽生や、
国内未入荷の「ヴェデットIPA」等を試飲する事ができました。
IPAに関しては…これは飲む側の感じ方によって変わってくるとは思うのですが、
勿論、私個人的に楽しむのは大好きなのですが、
私情を抑え、仕事と捉えるに「ベルギーレストラン」として、
あくまでも御食事と共にベルギービールを楽しんでもらう当社のスタイルを考えると、
ともすれば、その苦味が強過ぎて食事の味のバランスを壊してしまう可能性が、
「無いことも無いとは言い切れない…」との結論に達しておりました。
特に最近はアメリカのクラフトビールブームに合わせたようなパンチの効いた仕上りのIPAが多い気がしておりまして、
ちょっと乱暴なのよね…と思い店舗営業で扱うのは控えておりましたが、
さすがの「ヴェデットIPA」は総合的バランスに優れた秀逸の仕上りとなっており、
いつか日本に輸入される事になったら是非扱いたいと思い、隣接のショップで数本購入。
日本未入荷の貴重な品でしたので、国で待つスタッフにも試飲させてやろうかと、
機内荷物の重量制限等を工夫して頑張って持ち帰ってきましたが、
…な…なんと…
…帰国後、程なくして日本に限定入荷される事が発表されておりました…。
…ネタとしては最高に「オイシイ」タイミングでしたので、まぁ良しとします(u_u*)
私的に「オイシイ」タイミングで日本への限定入荷が発表されたヴェデットIPA
さすが「大手」デュベル・モルトガット社。良い仕事するねぇ…。
「ブログをお楽しみの皆様こんにちは。来週4月11日(土曜日)9時30分より、
テレビ朝日系{食彩の王国}のムール貝をテーマにしたコーナーに私が登場致します。
テレビ出演は昨年秋の日テレ系朝の情報番組「スッキリ」以来となります。
前回は【何故ベルギー人には肥満が多いのか?】という、私に聞くだけでオチが成立する内容でございました。
勿論、芸人という立場で考えれば、それはそれでオイシイといえるのでしょうが、
何度も言うように私はあくまでも力士であって芸人ではありません。
一転、今回は食材をテーマにした硬派な番組構成となっております。
本来の姿である【力士としての原田延彰】を皆様にお見せるできるのではないかと自分に期待している次第でございます。」
…では今回も害の無い程度に雰囲気だけ…
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ベルギーレストラン シャンドゥソレイユ
東京都千代田区内神田1-10-6
TEL 03-5281-0333
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