実は美食の王国ベルギー

歴史ある下町、東京神田の真ん中にある、景観にまったくマッチしない妙に小洒落たレストランから美味しい情報をお届けします。

シャン・ドゥ・ソレイユのゴールデンウィークスケジュール

2015-04-28 22:23:59 | 日記
シャン・ドゥ・ソレイユのゴールデンウィークスケジュールを御案内します。

例年に倣い、本年もカレンダー通りのお休みを頂きます。





4月29日(水) … 休業

4月30日(木) … 通常営業

5月 1日(金) … 通常営業

5月 2日(土) … 通常営業(私は休み )

5月 3日(日) … 休業

5月 4日(月) … 休業

5月 5日(火) … 休業

5月 6日(水) … 休業

5月 7日(木) … 通常営業

5月 8日(金) … 通常営業

5月 9日(土) … 通常営業

5月10日(日) … 休業

5月11日(月) … ~以後通常営業




終始天候に恵まれると予報される本年のゴールデンウィークでは

私も「本業」である畑仕事に精を出したいと思います m(_ _)m




「誰か、連休中パーティーに誘ってくれ。準備はできている。」




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ベルギーレストラン シャン・ドゥ・ソレイユ

東京都千代田区内神田1-10-6

TEL 03-5281-0333

FAX 03-5281-0334

ベルギー郷土料理とベルギービールのペアリングカード

2015-04-23 19:43:01 | 日記
こんにちは。

創業二十一周年を迎えるベルギーレストラン シャン・ドゥ・ソレイユとしては「今更」ではありますが、

ベルギー郷土料理とベルギービールの好相性を示した「ペアリングカード」なるものを作成いたしました。

要するに「この料理にはこんなビールが合うんじゃないかな?」というささやかな御提案をまとめたリストです。

初来店の御客様のメニュー選びや、御一人様の暇つぶしの役にでも立てば幸いでございます。

勿論、当店をいつも御利用頂いている御客様が御覧になっても、そこそこ楽しんで頂けるとは思います。

機会がございましたら御一読下さい。

尚、このペアリングカードは料理とビールの組み合わせを強制するものでは全く持ってございませんし、

あくまで非才の私めの私見で作成した「遊び」のようなものでございますので、

専門家による的を射たような正確な御指摘などは絶対に受け付けません。

その点御了承下さいませ m(_ _)m





 
完成したばかりのペアリングカードを厳しい目で真剣に見定める総料理長原田氏。
自分の生み出す入魂のベルギー郷土料理の味わいを更に膨らませてくれる好相性ビールとは如何に…





「私の愛するシメイホワイトも、とある料理との好相性にちゃんと選ばれている。
 …という事はある程度は信頼できるカードという事かな…まあ、ある程度は…。」
 




…総料理長・原田氏の「シメイホワイト好き」は相当なもの…。

私のベルギー土産のシメイキャップを半ば強奪するように奪い取り強制装着。

人道に背いてまで関連グッツを欲しがる熱の入れ様であります。

 










ベルギー研修回想 ~その8~




研修6日目はランビックビール(自然発酵ビール)で有名な「ブーン醸造所」と、

例えベルギービールを全く知らなくても、

この銘柄だけは知っているという人も多かろう「ヒューガルデン醸造所」を訪れました。




「ランビックビール」とは所謂「自然発酵ビール」と言い、醸造段階で酵母を加えず、

空気中の微生物の力を借りて発酵を行うという非常にクラシカルな製法に基づいて造られるビールです。

世界広しといえども、ランビックビールはベルギーのブリュッセル近郊でしか造ることのできない貴重なビールです。

また、ランビックにチェリーやフランボワーズ等の果実を漬け込んだ「フルーツランビック」は

まさにワインを思わせる瑞々しい味わいとなります。

数多あるベルギービールの中でも異彩を放ち、その強烈な個性ゆえ、

飲む者の好き嫌いがはっきりと別れるランビックビールですが、ビールを求めてベルギーを訪れたのであれば、

ランビックの醸造所は絶対に立ち寄らなければいけなかった場所でもあると思います。

ちなみに「自然発酵」というくらいですから、醸造所はさぞや田舎の森の中にひっそりと佇んでいるものだと

勝手に想像しておりましたが、実際訪れてみると、醸造所の凄んご~い近くに普通に電車が通っておりまして…。

…正直、ちょっとしたショックも受けましたね(-_-;)



  
ブーン醸造所のビールは当店でも「グーズ」「クリーク」「フランボワーズ」の3種類御用意があります。




 
醸造所近くの風景。朝9時を回っていたと思いますが霜が降りています。
思えば、ベルギーは非常に寒いという印象を持って出発したのですが、東京に比べて寒いと感じたのは
後にも先にも、この日のみでした。ちなみに、日本の冬との大きな違いですが、
ベルギーは日の出がかなり遅いです。8時過ぎにやっと明るくなってくるような感じです。


  

  

 
広く浅いお風呂のようなクールシップで麦汁を冷やし、ここで野生酵母を取り込むそうです。
ちなみに、いくら「自然発酵」と言っても、夏場は空気中に様々な菌が繁殖し過ぎていて
条件がよくないそうで、醸造は主に冬場に行われるんだそうです。…やはりデリケート。イメージ通りです。
熟成樽には話しに聞く通り、蜘蛛の巣が張ったままになっておりました。



 

 
これはブーン醸造所に限らず、多くの醸造所で見受けられましたが、現在は使用されていないような、
昔ながらの機材が、そのまんま保管(放置?)されているところが多いのが、面白いですね。
…実は当店にも、オープン当時(94年)の、店の写真入りパンフレットが密かに保管されております。


「大都会にオアシス登場!!」…みたいな…。


バブル末期の匂いがプンプンする、今見ると、ちょい恥ずかしの内容でございます(*´艸`*)






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ベルギーレストラン シャン・ドゥ・ソレイユ

東京都千代田区内神田1-10-6

TEL 03-5281-0333

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テレビ朝日系「食彩の王国」にて紹介! ~特製ビールポタージュ ムール貝入り~

2015-04-15 21:46:37 | 日記
こんにちは。先週土曜日放送のテレビ朝日系「食彩の王国」にて取り上げて頂きました

当店のムール貝料理を改めて御紹介させて頂きます。





~特製ビールポタージュ ムール貝入り~


野菜の旨味とクリームのコク、そして何よりムール貝から出るスープの旨味と、

ベルギー産ホワイトビール「ヴェデット・エクストラホワイト」の程よい苦味が加わった特製ポタージュスープ。

前菜として最高に御薦めの逸品です。




尚、同番組ではビールポタージュの他にも、以下の様なムール貝の料理を御紹介させて頂きました。





     
~冷製ムール貝 マスタードヴィネガーソース~



~ムール貝のトマトチーズ焼き~



こちらも御薦めです。勿論、王道の「ムール貝のワイン蒸し」も健在!!

この機会に、シャン・ドゥ・ソレイユのムール貝料理を是非お試し下さい。







昨シーズン終盤には「ベルギー人は何故に肥満が多いのか?」という不名誉なテーマでのテレビ出演に踏み切り、

その実力に疑問符が突きつけられていた総料理長・原田氏ではありましたが、

今回は堂々たる振る舞いで終始躍動。業界に「原田在り」を印象付けるに足る充分な活躍でありました。



 

 

 
…それにしても、不必要に太いこの腕はいったい…。
 そう言えば、若い頃に熊を素手で殺した事があるという噂を耳にした事が…
 










ベルギー研修回想 ~その7~


ベルギー研修5日目は「シメイビール」で名高いスクールモン修道院と醸造所。

更には別所に施設を持つシメイの瓶詰め工場を見学致しました。

スクールモン修道院はベルギー南方エノー州のかなりフランス寄りに位置しております。

前日は北部オランダとの国境にまたがるアヘル修道院…。翌日には南部フランス寄りのスクールモン修道院…。

このことからも、改めてベルギーは国土面積の小さい国であると、しみじみと実感しました。




まずは瓶詰め工場の見学。積み上げられた空き瓶ケースの数だけを見ても、その規模の大きさが窺えます。



 

 

   

 






当初、修道院は外観だけの見学予定でしたが、御厚意で教会の中まで見学する事ができました。

前日のアヘル修道院では残念ながら、教会の中は撮影禁止で、

ほんの少しの覗ける程度でしたので、その日は幸運でした。

恐らくは本田圭佑で言うところの「持ってる人」が同行者の中にいたのでしょう…。感謝致します。

威厳に満ちた修道院内では稀代の無精者の私ですら敬虔な気持ちにさせられるわけですから…エラいもんです。


 

 

 

 

 

 

 




修道院、醸造所の見学後は例によってビールのテイスティングが行われます。

なんと、地下のカーブに貯蔵されていた長期熟成のシメイ(1997年もの)を試飲させて頂くことができました。

濃厚な上質ポートワインの様な味わい…熟成を経て更に旨味を増す…

元々大好きなビールでしたが、改めてシメイビールの素晴らしさを体感する事ができました。


 

 

 



修道院を後にして修道院系列のオーベルジュにてシメイチーズをメインとしたランチと

シメイゴールドを頂く事ができました。

シメイゴールドは今でこそ普通に流通しておりますが、元々は修道院を訪れた来客にのみ振る舞われていた

所謂「門外不出のビール」でした。

ちなみに、スクールモン修道院ではシメイビールと並んで、修道院内で造られるシメイチーズも非常に有名です。




 
            シメイゴールド&シメイチーズ



…余談ですが、恐らくは我々がチーズのランチを食していることを先方は御存知なかったのかもしれませんが、

御厚意で、更にチーズをサービスして頂いた時にはさすがに「…いや…もう大丈夫だから…いやマジで…。」とも…。

客人の我々に対しての御心遣いには大変感謝しておりますが、とは言え何でも程々が良いという事でしょう…。



 

 

 
分厚くカットされたシメイチーズのフルコースに加え、更にサービスの…なんとまたシメイチーズが…


 

 





帰りの際には御土産として、シメイの帽子や栓抜き等のグッズまで頂きました。

5日目の訪問先は前日の忙しさとは打って変わってシメイ関係のみでありましたが、

中身の濃い充実の一日…。

シメイの帽子はスクールモン修道院訪問の素晴らしい記念として大変気に入っておりました…。







…が、しかし、日本にはあの漢が…






ベルギービールの中でシメイホワイトを最も愛していると豪語するあの漢が黙っているはずはありませんでした。







 
「私の血はシメイホワイトでできている。よってこのキャップは私が貰い受ける。私にはその資格がある。」






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原田シェフ自慢の特製ソーセージ2種が登場!!

2015-04-07 20:34:50 | 日記
こんにちは。

本日は数量限定・御薦めメニューの御紹介です!!



原田延彰シェフ手製のソーセージ2種でございます。



特製・まかない風ソーセージ 通称 ”BIG NOBU”

第一印象では「デカッ」と感じますが、食べ終わる頃には「減っていく寂しさ」が訪れる
後を引く美味さが魅惑のソーセージです。
こんなものばかりをまかないで食べているからこそ維持できる
原田氏の豊満ボディに納得の一品。



「BIG NOBU…ブロンドエールが旨味を引き立てるぜ!!」






冷製・鶏レバーのソーセージ 通称 ”COLD NOBU”

「ソーセージ」と言うよりかは「レバームースの腸詰め」という印象。
赤ワインや、コクの有るブラウン系エールとの素晴らしいペアリングが期待できます。
そのまま頂くよりも、添えつけのハーブサラダやクルトンと一緒に召し上がって頂くのがよろしいかと思います。



「COLD NOBU…ブラウン系エールでクールにキメるぜ!!」 





あなたが選ぶのは「BIG」か?「COLD」か?




どっちを選んでも酒が進んでしまう事必至…もし飲み方を間違えば…


   




     NOBU Come back … NOBU!!!





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新入荷樽替わり生ビール ~イヒテヘムズ グランクリュ~

2015-04-02 19:10:28 | 日記
こんにちは。

本日は限定入荷の樽替わりビールの御案内です。





~イヒテヘムズ グランクリュ~ ※樽生での御提供となります。


アルコール度数は6・5%

ベルギー西フランダース地方伝統の「レッドビール」のひとつで、

味わいの幹が「酸味」となる世界でも珍しいビールでございます。




ボルドーワイン用の樽を使用して、ニ年もの歳月をかけて熟成を行います。

その後は若い(新しいビール)とブレンドをさせて(ブレンド比率は熟成ビール6:若いビール4)完成となります。

香りの要素は複雑で、オーク樽、黒い完熟果実、スイートカラメル、熟成黒酢、かすかにスモーキーさも感じます。

酸味は非常に強いですが、平坦なものではなく、非常に複雑な味の要素が感じ取れます。

現在「旬の御薦めメニュー」として御提供させて頂いておりますアナゴの炙り焼き バルサミコソース」と

非常に良いペアリングを示してくれます。




~アナゴの軽い炙り焼き パプリカムース添え バルサミコソース~

この機会に是非お試し下さい。








ベルギー研修回想 ~その6~




ベルギー研修4日目最終訪問地は「デュベル・モルトガット社」でした。

ベルギーのビール企業の中ではかなり規模の大きい醸造所です。

リーフマン醸造所やアシュフ醸造所等、近年多くの中・小規模醸造所を傘下に収め、

その企業規模をどんどん大きくしているのがデュベル・モルトガット醸造所。

これも時代の流れなのでしょうが、大手企業は小規模醸造所のブランドイメージを欲し、

中・小規模醸造所は大手企業のマネージメント能力を欲するという事らしい…。




当店でも人気NO1を誇る「ヴェデット」や「デュベル」さらには「マレッツ」「ラシュフ」「リーフマン」etc…

実に多くの銘柄を扱わせて頂いております。



   

 


粛々然とした北端のアヘル修道院を見学したすぐ後なので余計に、そう感じるのかもしれませんが、

醸造所内を案内してくれるガイドの方の所謂「観光客慣れ」した雄弁な様相一つを取っても、

その会社の「勢い」のようなものを感じる事ができます。

醸造所内見学の後のティスティングの席では日本国内では珍しいリーフマングーデンバンドの樽生や、

国内未入荷の「ヴェデットIPA」等を試飲する事ができました。

IPAに関しては…これは飲む側の感じ方によって変わってくるとは思うのですが、

勿論、私個人的に楽しむのは大好きなのですが、

私情を抑え、仕事と捉えるに「ベルギーレストラン」として、

あくまでも御食事と共にベルギービールを楽しんでもらう当社のスタイルを考えると、

ともすれば、その苦味が強過ぎて食事の味のバランスを壊してしまう可能性が、

「無いことも無いとは言い切れない…」との結論に達しておりました。

特に最近はアメリカのクラフトビールブームに合わせたようなパンチの効いた仕上りのIPAが多い気がしておりまして、

ちょっと乱暴なのよね…と思い店舗営業で扱うのは控えておりましたが、

さすがの「ヴェデットIPA」は総合的バランスに優れた秀逸の仕上りとなっており、

いつか日本に輸入される事になったら是非扱いたいと思い、隣接のショップで数本購入。

日本未入荷の貴重な品でしたので、国で待つスタッフにも試飲させてやろうかと、

機内荷物の重量制限等を工夫して頑張って持ち帰ってきましたが、




…な…なんと… 




…帰国後、程なくして日本に限定入荷される事が発表されておりました…。 




…ネタとしては最高に「オイシイ」タイミングでしたので、まぁ良しとします(u_u*)





私的に「オイシイ」タイミングで日本への限定入荷が発表されたヴェデットIPA
さすが「大手」デュベル・モルトガット社。良い仕事するねぇ…。










「ブログをお楽しみの皆様こんにちは。来週4月11日(土曜日)9時30分より、
 テレビ朝日系{食彩の王国}のムール貝をテーマにしたコーナーに私が登場致します。
 テレビ出演は昨年秋の日テレ系朝の情報番組「スッキリ」以来となります。
 前回は【何故ベルギー人には肥満が多いのか?】という、私に聞くだけでオチが成立する内容でございました。
 勿論、芸人という立場で考えれば、それはそれでオイシイといえるのでしょうが、
 何度も言うように私はあくまでも力士であって芸人ではありません。 
 一転、今回は食材をテーマにした硬派な番組構成となっております。
 本来の姿である【力士としての原田延彰】を皆様にお見せるできるのではないかと自分に期待している次第でございます。」









…では今回も害の無い程度に雰囲気だけ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 


 

 






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ベルギーレストラン シャンドゥソレイユ

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