最近あちこちの友人から、植物学者牧野富太郎博士の話題を聞くようになりました。NHKの朝ドラ「らんまん」のモデル、牧野博士が活躍する事からのようです。少しでも植物に興味を持っ人にとって牧野博士は憧れの人ですから。昭和天皇も言ったと伝えられる名言「この世に雑草と言う草はない」は昭和天皇が牧野博士の講義を受け、引用したと言われています。
この頃野鳥を見かける事が少なくなったので、野草の写真を撮影しています。トップとその下2枚は、朝ツレと散歩中に撮ったヘラオオバコ。工事用の三角コーンの頭から出ていたのを撮影しました。その下はスズメノテッポウです。注意深く見ていくと色々な草花に出会います。
上はタンポポとハナニラ。下はヒメコバンソウです。コバンソウより少し小さく可愛い草です。
路肩に咲いていた1輪の水仙。下は自宅近くで見つけたマーガレットとナガミヒナゲシ。
ナガミヒナゲシのアップ。繁殖力が強く何処にでも見かけます。
上はシャガ。原産は中国、日陰に咲くので目立たない植物です。そのせいか花言葉は「私を認めて」です。下はコデマリ。野草ではなく、落葉低木ですが、これも目立たない花なので、のせました。中国原産で、帰化植物。別名はスズカケです。
次はリュウキュウツキミソウ。朝咲いて昼まで開花しているので、ヒルザキツキミソウとも言われます。そして下はどくだみの花。ひっそりと咲いていて可愛らしいです。
上はアカバナ、ユウゲショウ(赤花ユウゲショウ)と言う別名もあります。そして花の中で花粉が糸状の物に繋がり、ネックレスをしたように見えます。それと自生のホタルブクロ、紫の花が綺麗です。
最期はツバナ(茅花)最近土手や原っぱで太陽光を浴びて、穂が銀色に光っているのをよく見かけます。ツバナの穂には、かすかに甘みがある事から、昔から子供のおやつとして食べられてきたとの由。正岡子規も「寒山落木」の中で、「三日月のほのかに白し茅花の穂」と詠んでいます。