そろそろ木更津市長須賀地区にセイタカシギが来る頃なので、ツレと5/28(日)午前6時頃出かけてみました。すると以前蓮田であった沼地、いわゆる蓮池に今年もセイタカシギが来ていました。この周辺も木更津レンコンを復活しようと言う活動があり、野鳥が住むにはなかなか難しくなった今日この頃。遠くから時間をかけて来訪してくれたセイタカシギには頭が下がります。
内房線側の蓮池にはセイタカシギが2羽、真っ黒いバンが1羽餌を捜していました。セイタカシギはその名のように、脚が長く背が高い旅鳥です。
使っていない蓮池を周りセイタカシギを捜しました。すると湿地帯にセイタカシギと亀がいるのを見つけました。最初セイタカシギの後ろの黒っぽい物は泥ではないかと思ったのですが、首をあげゆっくりと動いていたのです。間違いなくカメさんです。
セイタカシギはあちこちの蓮沼にいましたが、全部で7~8羽位でした。先に来ていた鳥専門のアマチュアカメラマンによると、セイタカシギは何か所かで卵を産み温めていたのですが、カラスに卵を食べられたそうです。
まだ何か所かで卵を温めているらしいので、近々ヒナの姿を見る事が出来るかもしれません。下は昨年6月1日に撮影したセイタカシギが抱卵しているところです
上下2枚は近頃蓮田の変わりに、多くなった田んぼで、餌を獲るセイタカシギ。
またセイタカシギとカルガモが、よく一緒にいるところを見ます。どちらも追い払ったりしないので、仲良く生活しているようです。最近この長須賀のセイタカシギも知られてきて、野鳥撮影の人をよく見かけます。あまり人が来ない方が鳥たちにとって良いのでしょうが、難しい問題です。