光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

鋸山・日本寺を行く②-日本一の大仏様

2021年06月15日 | 日記
 
6/10(木)ツレと鋸南町の鋸山・日本寺を巡ってきました。鋸山は江戸時代から1986年(昭和61年)頃まで房州石と言われる石材を切り出していた場所。その石切り場跡や百尺観音、そして日本最大の大仏の巨大なスケールに圧倒されました。



 またジブリのアニメ「天空の城ラピュタ」を思わせる場所にイワタバコの花が咲いていました。ツレの話によると日の当たらない湿った岩場等に生え、タバコの形によく似た葉をつけるそうです。花は紅紫色の星型で下向きに咲きます。





  百尺観音等を見た後、西口管理所に戻り車で有料道路を下り大仏口管理所に向かいました。ここにも駐車場があり、車を停めて中に入ると徒歩5~6分で大仏広場に行くことが出来ます。通路は舗装され山側には沢山の紫陽花の花が咲いていました。





 突き当たりの広場に日本一の大仏様が鎮座しています。この大仏の原型は天明3年(1783年)に3年を費やして完成した物。江戸時代末期に著しい崩壊があり、昭和41年(1966年)に至るまで荒廃に任されていました。しかし昭和44年6月、4年にわたる復旧工事によって再現された高さ31.05m、日本一の座像の石仏です。鎌倉の大仏の約2倍の大きさを誇っています。

 側にはお願い地蔵尊があります。願う人の名を書き、願いを唱えながら小さな地蔵様を納めると願いが叶うというパワースポットです。





 大仏を参拝した後来た道を戻りました。左手には保田の町並みが見え、時折涼しい風が吹いてとても良い気分です。



 大仏口管理所の駐車場から車で木更津に戻りましたが、鋸山と日本寺には深い感銘を受けました。日本寺は今から約1300年前の神亀2年(西暦725年)に高僧行基上人によって開かれた関東最古の勅願所との由。秋には再度訪問したいと思います。



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