6/1(水)前日の雨も上がったので、午前6時半頃ツレと長須賀地区にセイタカシギを見に行って来ました。平日の早朝なので、見学者はあまりいないと思ったのですが、さにあらず遠方から沢山の鳥撮影の方が来ていました。車が農道に4~5台停まっていましたが、皆他府県ナンバーです。
大きな望遠レンズを持った人に、どちらからですかと聞いて見ました。八王子から来たそうです。大変ですねと言うと、そうですね、でももっと遠方からも来てますからと、笑って答えてくれました。
ようやくセイタカシギの抱卵を見る事が出来ました。 今年はセイタカシギの抱卵が遅いですね。昨年は4/27には抱卵がはじまっていました。ここは何時もセイタカシギが抱卵する場所ですが、土地の持ち主が、セイタカシギの為に開けておいてくれる貴重な土地です。
JR内房線側の蓮田に行って見ると、5~6羽のセイタカシギが餌を捜していました。また蓮田の隅にはバンがゆっくりと泳いでいましたが、カルガモの姿がありません。今年は全体的に野鳥が少なく、セイタカシギも例年の半分位しか見かけません。
しばらくセイタカシギの写真を撮影していましたが、あまり長くいるとセイタカシギのストレスになると思い切り上げました。その時久留里線の列車が、ゴトゴトと音をたてて通過して行きました。毎年蓮田の面積が少なくなりますが、いつまでもセイタカシギが来る環境が保たれる事を祈るばかりです。