光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

田中曜子作品展「無口なものたち」Vol.16-館山ギャラリー葉葉

2022年12月12日 | 日記

   

 ツレの友人が、館山市で16回目の作品展を開催していると言うので、12/9(金)2人で訪問しました。木更津駅駅から、JR内房線に乗り約1時間6分の小さな旅です。館山駅からはタクシーに乗車し10分程で開催しているギャラリー葉葉に到着しました。

 

  このギャラリー葉葉には田中曜子さんの作品展を何度か見に行っています。町中にある個人の住宅で、1階部分がギャラ―リになっています。

 

 館山は温かいです、昔から鋸山を超えると肌着1枚分気温が上がると言われていますが、その通りですね。この個展は12/1~12/12まで開催されており、午前11時~16時、水曜日は休廊です。

  作品の展示方法が素敵ですね。光と影が織りなす部屋の中に、小さな冒険者たちが置かれて、今にも動き出しそうです。

      実の形 蔓の曲線 種の艶.... 静かで強く美しい自然の技をいただいて。

 DMにあった言葉をお借りしましたが、そんな言葉が反映した可愛らしい作品群でした。

 

 ギャラリー葉葉の庭には、皇帝ダリアが満開でした。私たちの自宅にもこの花が咲いていましたが、この所の気温の低下で、殆ど花が落ちてしまいました。やはり気温の高い館山の方が長持ちするのでしょうか?

 最後に庭にご夫妻が飼っている犬がいたので、記念に撮影させてもらいました。

 


切られ与三郎の墓と木更津のレトロ建築

2022年12月09日 | 日記

    

  先日こどもまつりを撮影に行ったとき、西口近くの光明寺に寄ってきました。歌舞伎狂言「与話情浮名横櫛」で木更津を一躍有名にした「切られ与三郎の墓」を見るためです。ただ与三郎は実在の人物ではなく、話のモデルになった人物が木更津の紺屋で修行をしていたと言う事で、この光明寺に墓が建てられたそうです。今でも歌舞伎役者がこの話を演じる際には、この墓を訪れています。

 

 光明寺裏手の与三郎通りには、昭和10年(1935年)に建てられた内山洋服店が在ります。現在は営業しておりませんが。ショーウインドウには当時使用したアイロン等が展示されています。

 

 与三郎通りを進むと昔のメインストリートだった田面通り(たもどおり)に突き当たります。その通りを左に曲がって200m程行くと交差点があり、角に洒落たレトロ建築が建っています。旧金田屋洋品店で現在はアンティークショップ「金田屋リヒートミューレ」として営業が続いています。建物は昭和7年(1932年)の建築で、菱形のステンドグラスが印象的です。

 この金田屋の右隣は紅雲堂書店。明治元年(1868年)に本屋を始めたのですが、それ以前の江戸時代には乾物の卸を商いしていたそうです。建物も明治時代の物だそうで、大きな看板が店の旧さを語っています。

 この田面通りを港の方に進むと白い建物が見えてきます。安室薬店です。現在は営業しておりませんが、レトロな看板建築が通行人の目を引きます。東京の銀座にあった文房具店をモデルに昭和4年(1929年)に建てられたモダンな建物で、木更津を代表する看板建築です。

 

  そして安室薬店の角を右に曲がり「さかんだな」と言われた通りを100m程進みます。するとヤマニ綱島商店があります。「さかんだな」はこの通りが軒並み魚屋だったことから「さかんだな(魚の店)」と呼ばれていたそうです。

  ヤマニ綱島商店は江戸時代末期(慶應2年1866年)に創業し、それ以来乾物屋を営んでいる老舗です。店は江戸末期の建築で木造平屋一部二階建。棟高の異なる蔵造が前後に並ぶ独特の外観で国登録有形文化財に指定されています。


軍用鉄道だった新京成電鉄と五香駅のキングコングの消失

2022年12月08日 | 日記

 

  先日所用で新京成電鉄に乗り、京成千葉駅から新京成の五香駅まで出かけました。五香駅東口からバスに乗るのですが、以前はバス停に行く途中にキングコングが女性をつかんでいる迫力あるモニュメントがあり、面白いなと思っていたのです。ところがその五香駅に来て見ると、キングコングが無い!驚きました。それどころかキングコングが置かれていたビルも解体されて、整地の最中です。

 パチンコ店のシンボルだったのですが、肝心のパチンコ店が無くなってはしょうがないですね。調べてみると5/12から休業中だったようです。

    

 このキングコングの像は、松戸百景にも入っていたのに残念です。

 新京成線は、1947年旧陸軍の鉄道連隊が演習線として使っていた軽便鉄道のうち、第二連隊があった津田沼から松戸までを払い下げられて開業。鉄道訓練のための路線だったため、なるべく距離が長くなるようにくねくねと曲がりくねっていたのです。そのため新京成線は現在でも曲がりくねっており、駅の間隔も短いです。

 最近よく松戸に行くので、新京成に乗りますが、ふなっしーのラッピング電車等にも遭遇し楽しんでいます。

 新京成電鉄に乗っていると、元山駅とくぬぎ山駅の間に陸上自衛隊松戸駐屯地が見えてきます。以前は窓から使用されなくなった軍用機等が眺められたのですが、現在はローターが外されたヘリが1機見えるだけです。ただ蒲鉾型の格納庫の様な建物はそのままのようです。

  また五香駅には「鉄道むすめ」五香たかねという、アニメのキャラクターの絵が沢山貼られていました。これはトミーテックと言う会社が展開する「鉄道むすめ」シリーズの一員だそうです。名前は五香駅と高根公団駅、高根木戸駅にちなんでつけたものです。

    


袖ヶ浦公園の野鳥たち-トナカイや雪だるまもありました!

2022年12月07日 | 日記

    

   12/3(土)ツレと袖ヶ浦公園に野鳥を見に行きました。1か月ほど前にも来訪したのですが、種類が増え妙に懐いた野鳥が来ていないかを確かめるためです。公園に着いたのは午前11時10分頃。土曜日のせいか入園者も多く家族連れやペット同伴者が目立ちました。車を駐車場に停めると近くに雪だるまやトナカイが置かれています。周辺に電飾の設備もありました。ライトアップも始まっているようです。

 

 また公園内の木々も紅葉している樹が目立ちました。そこを通る親子も赤く染まった木に見とれていました。

 先程の雪だるまやトナカイの電飾は、毎年行われているイルミネーションの一環だそうで、12/1から1月の中旬まで開催されています。

  

  遊漁池には沢山の野鳥が来ていました。ツレが何時もの様に、鳥の餌の自販機に行き1個100円の餌を購入してきました。池のフェンスには食パンをあたえない由の注意書きが貼ってあります。近くには餌の自販機があり、100円の餌を売るためではないかと勘繰ってしまいます。

 

 餌を持って池のフェンスに行くと野鳥が我先にと寄って来ました。

 

 よく見ると多いのは、コガモとマガモ、オナガガモですね。黒一色のバンやキンクロハジロの姿も見えます。昨年の様にフェンスに上がってきたり、手のひらから餌を食べる鳥はいませんが、よく人に慣れています。まるで飼われているようです。


袖ケ浦・落花生のボッチその後‐不思議な船の門もありました

2022年12月06日 | 日記

  

   12/3(土)車のガソリンを入れたついでに、先日行った袖ヶ浦市の鎌倉街道字蔵波にツレと寄って来ました。この周辺は牧場、畑、雑木林があり丘陵地ですが、ところどころに谷(やつ)もあり、散策を楽しむことが出来ます。最初は袖ヶ浦公園に行って野鳥の写真を撮影。その後のぞみ野通りを市原方面に進みました。

 落花生の外野直販所を過ぎたあたりに船が屋根になった門が見えてきました。何故こんな所に船がのった門があるのでしょう?またどうやってのせたのか、不思議です。その左手には大きな落花生のボッチがありました。

 そこから暫く行った左手にある、新堰公園に行きました。ここは池の周りに遊歩道があり、トイレや駐車場が完備しています。ただ池の周りは手入れが行き届かず、雑草が生い茂っています。ところどころにUFOを思わせる街燈が置かれていますが、寂しい場所で暗くなると怖くて散策どころではありません。

 池の周りは1周700mだそうですが、遊歩道に沿って桜の木が植えられていました。春には桜が綺麗でしょうね。その頃また来てみようと思います。また桜の木には烏瓜の実がからんで風情がありました。

 遊歩道もあまり整備されておらず、倒木が斜面にたおれたままでした。

 池には小川が流れ込んでいます。とても綺麗な水です。

 公園の隣にもボッチが並んでいました。本当に落花生のボッチは袖ヶ浦郊外の風物詩ですね。

  ツレと一緒にボッチの側に行ってみました。誰もいません。いつも遠くから見ているせいなのか、近距離で見るとかなり大きいです。高さ2m、直径も2m位ありました。そしてビニールシートからはみ出した部分から落花生の実が顔を出していました。


ユリの花の繁殖-種子を飛ばす不思議なユリの花

2022年12月05日 | 日記

       

  夏咲いていたユリの花も、晩秋を迎えると花が散った後に緑色で、葉巻状の物を残します。以前崖やコンクリートの斜面にユリの花が咲いているのをみて、ユリは球根から育つのに、あんな斜面にどうして球根が入り花を咲かせたのか不思議でした。(ユリの花は8/20撮影)

  

 ツレに聞いて見ると、ユリは種を飛ばして繁殖すると言うのです。それで昨年種を飛ばしたところを撮影しましたが、今年も庭のアチコチにユリが咲いていたので、再度種が飛ぶまでを追ってみました。上の緑の葉巻状の筒は10/08と10/11に撮影したものです。

  葉巻状の筒は、11月になると茶色く枯れて先が開いてきました。

      

 

  葉巻状の物の中には種がビッシリと入っていました。筒を開けて手にとって見ると、茶色い魚のウロコのような物が出てきました。これが種です。薄べったいので、風に乗って結構遠くまで飛んでいくようです。

   

  風の強い日に漸く、ユリの種が飛んでゆくのが見られました。これが地面に着地して根をはり、球根を作り茎や葉を育て綺麗な花を咲かせます。このユリにもテッポウユリとタカサゴユリがあって、どちらか区別できないので、総称としてユリと言う名称で紹介しました。この綺麗なテッポウユリは日本の琉球と台湾が原産だそうです。何か誇らしい気分です。

 


11月のある1日-ブロガーのつぶやき

2022年12月02日 | 日記

 11月も終わり12月に突入した今日この頃。ブログをつないでゆくのも結構大変です。本日は11月中あった小さな出来事を紡いでブログを作成しました。最初は近所のネコの夢ちゃん、庭に出ていて私の方を睨んでいたので、1枚撮らせてもらいました。とても大人しいネコです。

 

  次は散歩中に大きな鳴き声が聞こえたので見上げると電線にヒヨドリがとまっていました。

 

 早朝散歩のコースには沢山柿がなっている家があります。いつまでも柿がなった状態なので、いつ収穫するのか気になりましたが11/30日には綺麗に無くなっていました。またデコポンのなっている家もあります。木更津でもデコポンがとれるのですね。

  また散歩中に農業用水の土手にタンポポの綿毛を見つけました。季節外れですが、陽の光をあびてとても綺麗です。

  家の皇帝ダリアが綺麗に咲いていましたが、この所の強風で殆ど散ってしまいました。後は色違いの白い皇帝ダリアが咲くのを待つばかりです。

  最近野鳥を殆ど見かけません。どうしたのかと思っていると、農業用水にゴイサギが来ていました。久しぶり見ましたが結構大きな鳥です。

 このゴイサギは暫く農業用水で餌を獲っていましたが、5~6分で飛びたちました。高圧電線を器用に避けていましたが、ぶつからないかひやひやでした。

 11/16は富士山を見る事が出来ました。11月は条件が悪い日が多くて、なかなか富士山を見る事が出来なかったので、感激しました。

 散歩中に水仙を見かける様になりました。12月中には鋸南町の水仙の里に行こうと、ツレと話をしています。大崩(おくづれ)水仙郷で知り合いの水仙農家の人に会うのが楽しみです。

 

  早朝散歩を終えて自宅近くを歩いていると、車に乗った近所の人が窓を開けて声をかけてきました。助手席には愛犬の雪ちゃんがいて、甘えていました。何かほっとする瞬間だったので、2~3カットシャッターを切りました。こんな事で毎日を過ごすブロガーの今日この頃です。


房総祭り寿司と袖ヶ浦の落花生直売店

2022年12月01日 | 日記

 11/29(火)袖ヶ浦市の野菜直売所「ゆりの里」にツレと買い物に行ったのですが、そこで房総祭り寿司を見つけました。何時も購入している平島水産の浜の太巻き寿司とは、違い色々なキャラクターや動物の絵等が表現されています。両方合わせて税込み810円」でした。

 

 パックに入った寿司は1巻づつ違う巻きずしで、同じ絵柄は在りません。厚さが3㎝位、複雑な絵柄が多くどうやって巻いたのか不思議です。甘めの味付けでなかなか美味でした。

 

 ゆりの里ので買い物を終え、次は10月に行った袖ヶ浦市外野の落花生直販所に向かいました。この一帯は牧場や落花生の生産農家が多く、歴史も古くて鎌倉街道字蔵波と呼ばれています。

  外野直販所にはゆりの里から車で10分程で着きます。10月に行った時、直販所を経営する御夫婦の写真を撮らせていただいたので、そのプリントを持つて行き、さし上げると大変喜んでくださいました。そして直販所の後ろには、まだ落花生の豆ボッチが並んでいました。

 

 店の中には、先日見て驚いた落花生を茹でる大釜が鎮座しており、その上にウメモドキが置かれて、秋らしい風情が感じられました。

  焼き落花生は「おおまさり」と言う品種が並んでいました。新しい品種だそうで、茹で落花生にも焼いた落花生にもなる便利な品種だそうです。

 

 そこでは、朝どりの野菜も売っていたので購入しました。人参が1袋100円(税込み)里芋300円安いですね。いろいろ買っても600円、大根はサービスでいただきました。帰って夕食に食べましたが、スーパーの物とは違い野菜の旨みを感じる美味しい、昔ながらの野菜でした。