竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

“SL” Over Road Cast

2020年04月27日 22時04分00秒 | レビュー
動画配信サイトで見付けました。テンカラのキャスティングテクニックです。

Tenkara casting technique


「“SL” Over Road Cast」と名付けていますね。まあ、テクニックとしては日本のベテランテンカラ師ならすでにやってて特に目新しいキャスト方法ではないと思いますが、この長髪の出演者は相当上手いですね。
ちょっと竿が高弾性過ぎる感じもしますが、ロッドパワーとライン重量はうまくバランスがとれていますね。

それともう一点。身のこなしがいいですね。
  • 肩の力が抜けている

  • 下半身がほとんど動かない

立ち込んで釣っていますが、一見すると無造作で、やる気のない印象を受けます。

ですが、これが本当の魚に警戒心を抱かせにくい立ち方・投げ方です!! メディアの刷り込みなのか、日本ではいかにも「俺釣ってます!!」みたいな姿勢の人が多いですが、力みすぎです。

「“SL” Over Road Cast」をこの人はこの動画で2回成功させていますね。いずれもキャストが成功した直後にカメラの方を振り返っています。2回目ではサムアップしています。

日本の某テンカラ師のサイトを観るよりはずっと参考になると思います。
アレはただ、アメリカでテンカラの人気が高まったのを受けて便乗しようとしてるだけです。カモにされてはいけません。テンカラで重要なのは、キャスティングしやすい道具と、渓魚の生態の把握に尽きると思います。初めて見た人は、きっと魔法か何かのように見えると思います。ですが別に魔法でも何でもない訳です。当たり前の現象。ただちょっと準備が必要というだけです。

極論すれば、時間帯とポイントさえ読めれば、3mの竿と4mのラインで充分釣りになります(激戦区では1尾しか釣れないかも知れませんが…)。

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