今日もゼンノ川。水量はちょうどよい感じ。足跡が無数にある。反応は渋く、時折チビヤマメがちょっかいを出してくるが、食い込まずにピーッと逃げていく。 まっ、どうにかなるものさ、と無心に遡行を続ける。竿朱紋峰凌4.2m、道糸0.25号、ハリス0.2号。
仕掛けが木に取られ結び直すが、02のハリスがない。025も車に置いてきてしまった。仕方なく015で釣りを続行。ふと目を遣ると下流にアングラーの姿。竹心が攻めていたのは去年ヤマメの連続ヒットがあった淵ではあるが、そのポイントはそこで打ち切り、次の淵へ。
早速気合いを入れて魚に「スイッチを入れる」ドリフトを試みる。するとルアーマンはもうすぐそこに来ている。先ほどの淵はパスしたようだ。「そこを通るから」図々しいことを言うものだ。せっかく一方の淵を明け渡してやったというのに。交渉すると、竹心が釣るまで待っていてくれるという(いったん川から上がって、この先で下りてくればいいと思うのだが…)。そこで先ほどのドリフトを披露する。一度警戒してしまっていたようだが、やがて手前のカケアガリで捕食に失敗したヤマメが、今度は対岸寄りに投入した餌に突っ掛かってきた。
20cm程だったが、泳がせているときにバレてしまった。ルアーマン氏いわく、そんな小さいのを狙っているのではない、と。冗談じゃない、このサイズになるためには、1年半ないし2年半かかるのだ。そして産卵後はその大半が死んでしまう。さらに渇水時や遡上時など、体が大きいと、かえって生存に不利となる場合もあるのだ。
その後ルアーマンに先行させその後を追ったが、ルアーを引いた後ではやはり渋かった。 ルアーマンが引き返した辺りから食い始め、チビヤマメのキャッチアンドリリースが始る。と、突然まずまずのヤマメが食ってきたが細糸のため切られた。さらに荒瀬のピンスポットでイワナも来たが思いのほか引きが強く岩と岩のすき間に入り込まれ細糸はひとたまりもなく切られてしまった。
先週に続いての大ピンチ…“天然山女魚に乾杯”の看板降ろすか…まてよ夕まずめまでまだ時間があるじゃないか。 別のポイントに移動。竿フジロイヤル・ブルーム改5.3m、道糸0.3号、ハリス0.2号。ドリフトを始めるとまた下流にアングラーが。今度はスタイルのいい、若いルアーマンだ。ルアーマンこちらに気付き、一服して待っている。最近珍しい、マナーのできたアングラーだ。竿を置いて、話しかけに行く。
「小さいけど出ましたよ」。どれどれ…「!」。うわっ、でかすぎる。見るんじゃなかった…それにヒレピンでパーマークのキレイなこと! ゼンノ川にもこんなのがいるんだ(尺はありませんでした。ご安心を)。
本命の淵を引いてもらう。コントロールも的確で、ロッドアクションも管釣りのように派手ではなく、ほどよいヒラ打ちだ。釣りでも何でもそうだが、センスのいい人の手さばきはいつ見てもいいものだ。
ルアーマン上流へ向い、竹心早速ドリフト再開。手加減してくれたせいか、わりとすぐに食ってきた。しかし食いが浅くバラシ。食った瞬間魚体が見えたが、捕れればまずまずの型だった。
その後やむを得ず下流に移動、気配は全くなかったが誘いを掛けてどうにかイワナをゲット。竿が長くて柔らかいため余裕のやりとり。これでどうにかオカズを確保した。
ともあれ、久々にセンスのいいアングラーに出会えてすがすがしい気分で納竿。 というわけで、今日はバラシ合計4回で終了。次回の雪辱を誓い、イワナに乾杯!
仕掛けが木に取られ結び直すが、02のハリスがない。025も車に置いてきてしまった。仕方なく015で釣りを続行。ふと目を遣ると下流にアングラーの姿。竹心が攻めていたのは去年ヤマメの連続ヒットがあった淵ではあるが、そのポイントはそこで打ち切り、次の淵へ。
早速気合いを入れて魚に「スイッチを入れる」ドリフトを試みる。するとルアーマンはもうすぐそこに来ている。先ほどの淵はパスしたようだ。「そこを通るから」図々しいことを言うものだ。せっかく一方の淵を明け渡してやったというのに。交渉すると、竹心が釣るまで待っていてくれるという(いったん川から上がって、この先で下りてくればいいと思うのだが…)。そこで先ほどのドリフトを披露する。一度警戒してしまっていたようだが、やがて手前のカケアガリで捕食に失敗したヤマメが、今度は対岸寄りに投入した餌に突っ掛かってきた。
20cm程だったが、泳がせているときにバレてしまった。ルアーマン氏いわく、そんな小さいのを狙っているのではない、と。冗談じゃない、このサイズになるためには、1年半ないし2年半かかるのだ。そして産卵後はその大半が死んでしまう。さらに渇水時や遡上時など、体が大きいと、かえって生存に不利となる場合もあるのだ。
その後ルアーマンに先行させその後を追ったが、ルアーを引いた後ではやはり渋かった。 ルアーマンが引き返した辺りから食い始め、チビヤマメのキャッチアンドリリースが始る。と、突然まずまずのヤマメが食ってきたが細糸のため切られた。さらに荒瀬のピンスポットでイワナも来たが思いのほか引きが強く岩と岩のすき間に入り込まれ細糸はひとたまりもなく切られてしまった。
先週に続いての大ピンチ…“天然山女魚に乾杯”の看板降ろすか…まてよ夕まずめまでまだ時間があるじゃないか。 別のポイントに移動。竿フジロイヤル・ブルーム改5.3m、道糸0.3号、ハリス0.2号。ドリフトを始めるとまた下流にアングラーが。今度はスタイルのいい、若いルアーマンだ。ルアーマンこちらに気付き、一服して待っている。最近珍しい、マナーのできたアングラーだ。竿を置いて、話しかけに行く。
「小さいけど出ましたよ」。どれどれ…「!」。うわっ、でかすぎる。見るんじゃなかった…それにヒレピンでパーマークのキレイなこと! ゼンノ川にもこんなのがいるんだ(尺はありませんでした。ご安心を)。
本命の淵を引いてもらう。コントロールも的確で、ロッドアクションも管釣りのように派手ではなく、ほどよいヒラ打ちだ。釣りでも何でもそうだが、センスのいい人の手さばきはいつ見てもいいものだ。
ルアーマン上流へ向い、竹心早速ドリフト再開。手加減してくれたせいか、わりとすぐに食ってきた。しかし食いが浅くバラシ。食った瞬間魚体が見えたが、捕れればまずまずの型だった。
その後やむを得ず下流に移動、気配は全くなかったが誘いを掛けてどうにかイワナをゲット。竿が長くて柔らかいため余裕のやりとり。これでどうにかオカズを確保した。
ともあれ、久々にセンスのいいアングラーに出会えてすがすがしい気分で納竿。 というわけで、今日はバラシ合計4回で終了。次回の雪辱を誓い、イワナに乾杯!