『ある晴れた朝突然に』 Par un Beau Matin D' Été (仏) 1964年制作
監督 ジャック・ドレイ
音楽 ミシェル・マーニュ
主演 フランシス … ジャン・ポール・ベルモンド
モニク … ソフィー・ドーミェ
ゼルダ … ジェラルディン・チャップリン
デルモ … ガブリエル・フェルゼッセイ
主題歌 『ある晴れた朝突然に』 ( Par un Beau Matin D' Été ) 演奏・オリジナル・サウンド・トラック
ジャン・ポール・ベルモンドのサスペンス映画で、原作はイギリスのジェームズ・ハドリー・チェイスの小説。
フランシスとモニクは悪い環境で育った不良兄妹である。二人はボスのクレイマーが企てた身代金目当ての誘拐の一味
に加わった。ターゲットはスペインに住む富豪のアメリカ人の娘ゼルダである。モニクの手引きで誘拐は成功し、画家の
デルモの屋敷に軟禁して父親に身代金を要求する。そんな最中にもかかわらずフランシスとゼルダに愛が芽生える。
やがて身代金の受け渡しをめぐって仲間割れが始まって銃撃戦となり、モニクは死んでしまう。ボスのクレイマーも逮捕
され、フランシスはゼルダを父親のもとに帰らせる。
口笛とギターによる哀愁をおびた主題歌の『ある晴れた朝突然に』はミシェル・マーニュの作曲によるもので、サントラ盤も
彼の楽団の演奏によるものです。レコードとしてはサウンド・トラック盤とオリジナル・サウンド・トラック盤の二種類が出回り
ましたが、日本ではトランペットを加えたオリジナル・サウンド・トラック盤でヒットパレードを席巻しました。
映画ではミシェル・マーニュらしいジャズ・ビートのスキャットも聞くことができます。
↓はオリジナル・サウンド・トラック盤の『ある晴れた朝突然に』 ニコニコ動画より