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映画音楽史(261) 『ドクトル・ジバゴ』 1966年公開

2014-10-17 00:24:46 | 映画音楽



『ドクトル・ジバゴ』 Doctor Zhivago (米) 1965年制作
監督 デヴィッド・リーン
音楽 モーリス・ジャール
主演 ユーリ・ジバゴ … オマー・シャリフ
    ラーラ … ジュリー・クリスティー
    トーニャ … ジュラルディン・チャップリン
    コマロフスキー … ロッド・スタイガー
    パーシャ … トム・コートナー
    エフグラフ … アレック・ギネス
    少女 … リタ・トウシンハム
主題歌 『ドクトル・ジバゴ』 ( Doctor Zhivago ) 演奏・サウンド・トラック
挿入曲 『ラーラのテーマ』 ( Lara's Theme ) 演奏・サウンド・トラック

ロシア革命の奔流のなかで医者であり詩人でもあるジバゴの生涯を二人の女性との愛を通して描いた長編ロマン。
世界的ベストセラーの原作者ボリス・パステルナークはノーベル文学賞を政治的圧力により辞退している。
幼い時に両親を失ったジバゴは繊細な感情を持つ医師であった。ジバゴは自分の育ての親の娘トーニャと結婚するが
第一次大戦が勃発し従軍医師として動員され、以前に助けたことのあるラーラと出会い奔放な女らしさに惹かれる。
やがて終戦となったがロシア革命が起こる。その混乱の中、ジバゴは三たびラーラと出会い、田舎の雪国で愛の生活
を送っていたが二人にも危機が迫り、ついに永遠の別れとなる日が来る。長い月日が流れ、モスクワの病院に勤務
していたジバゴは町でラーラに似た女性を見つけて後を追おうとしたが心臓発作で倒れて帰らぬ人となる。

メインテーマの『ドクトル・ジバゴ』、挿入歌の『ラーラのテーマ』はいずれもモーリス・ジャールの作曲によるもので、
サウンド・トラックの演奏は彼の指揮する楽団です。メインテーマはタイトルバックに、『ラーラのテーマ』はエンディング
で流れていました。

↓はサウンド・トラックの『ドクトル・ジバゴ』 YOUTUBEより


↓はサウンド・トラックの『ラーラのテーマ』 YOUTUBEより