『パリは燃えているか』 Is Paris Burning? (Paris brule-t-il?) (仏) 1966年制作
監督 ルネ・クレマン
音楽 モーリス・ジャール
主演 ディートリッヒ・フォン・コルテッツ将軍 … ゲルト・フレーベ
ジャック・デルマ … アラン・ドロン
イヴォン・モランダ … ジャン・ポール・ベルモンド
フランソワーズ・ラベ … レスリー・キャロン
ラウル・ノルドリンク … オーソン・ウェルズ
ジョージ・S・パットン将軍 … カーク・ダグラス
オマー・N・ブラッドレー将軍 … グレン・フォード
マルセル・ビジアン軍曹 … イヴ・モンタン
ドクトル・モノ … シャルル・ボワイエ
ウォーレン軍曹 … アンソニー・パーキンス
カフェのマダム … シモーヌ・シニョレ
戦車の兵士 … ジョージ・チャキリス
主題歌 『パリは燃えているか』 ( Is Paris Burning? ) 演奏・サウンド・トラック
第二次大戦下、ドイツ軍に占領されていたパリが市民や連合軍の手によって解放されるまでの二週間をドキュメント風
に、かつ国際スターを大動員して描いた戦争大作。
ドイツ軍占領下のパリ、フランス戦線で敗色が濃くなったヒトラーはパリ地区の司令官コルテッツ将軍に対して、連合軍
がパリに侵攻してきたときにはパリの町中を破壊して焼き尽くせと命令を出した。そのころ連合軍は直接パリに侵攻せずに
パリを避けて進軍するという作戦が練られていた。しかし、パリを避けてもドイツ軍を撤退させることはできるがその間に
パリはドイツ軍の手で廃墟にされてしまう。そこでパリ市民は自らパリを守るために立ち上がった。パリのレジスタンスは
連合軍のパットン将軍の援護を得て町を無傷のままドイツ軍を撤退させることに成功した。ドイツ軍パリ地区の司令部の
打ち捨てられた電話にヒトラーの「パリは燃えているか?」という声が空しく響いていた。
主題歌の『パリは燃えているか』 はモーリス・ジャールの作曲によるもので、サウンド・トラックも彼の楽団の演奏に
よるものです。映画では現在のパリ市街を空撮したエンディングで流れていました。レコードとしてはモーリス・ジャール
のサントラ盤よりもフランク・プウルセル楽団の演奏の方が好まれていたようです。
↓はフランク・プウルセル楽団の『パリは燃えているか』 YOUTUBEより
参考までに Youtube に 映画のラストシーンがUPされています。動画の後半に主題歌が流れます。
https://www.youtube.com/watch?v=3AWQYKfUQPc