『男と女』 Un Homme et Une Femme (仏) 1966年制作
監督 クロード・ルルーシュ
音楽 フランシス・レイ
主演 アンヌ … アヌーク・エーメ
ジャン・ルイ … ジャン・ルイ・トランティニアン
ピエール … ピエール・バルウ
主題歌 『男と女』 ( Un Homme et Une Femme ) 演奏・サウンド・トラック
互いに配偶者を失った中年の男女の愛を、華麗な映像美と主題歌で描いたロマンチシズム溢れる話題作。
妻に自殺されたレーサーのジャンと夫と死別したアンヌ。二人はそれぞれの子供を預けている寄宿舎で出会ってお互い
に心を惹かれ合う。モンテカルロ・ラリーに出場して無事にレースを終えたジャンはアンヌのもとへと車を走らせた。二人
は束の間の逢瀬に身を委ねるが、亡き夫との過去を振り切れないアンヌはジャンを残してそっとパリ行きの列車に乗る。
シャンはアンヌの列車を追って車を走らせ、先回りして列車から降りてくるアンヌを出迎えて抱きしめる。
ボサノヴァ調の主題歌『男と女』はフランシス・レイの作曲で、作詞は出演者のピエール・バルウによるものです。
サントラ盤の演奏はフランシス・レイ楽団で、スキャットのデュエットはピエール・バルウとニコール・クロワジール
の歌唱でした。映画ではジャンがレースを終えてアンヌのもとに駆け付けた浜辺のシーンなど全編に流れていました。
レコードとしてはサントラ盤のほかミレイユ・マチューの歌唱や多くの楽団の演奏がリリースされ、さらにジャック・ケラー
による英詩がつけられて英語圏でもヒットしました。
↓はサウンド・トラックによる『男と女』 YOUTUBEより