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映画音楽史(271) 『恋するガリア』 1966年公開

2014-10-30 17:46:15 | 映画音楽



『恋するガリア』 Galia (仏) 1965年制作
監督 ジョルジュ・ロートネル
音楽 ミシェル・マーニュ
主演 ガリア … ミレーユ・ダルク
    ニコール … フランソワズ・プレヴォー
    グレッグ … ヴェナンティーノ・ヴェナンティーニ
    マチック … ジャック・リベロル
主題歌 『恋するガリア』 ( Galia ) 唄・スィングル・シンガーズ

気ままな現代娘が中年夫婦の愛の葛藤に巻き込まれ人生の甘酸を知って成長するというサスペンス仕立てのドラマ。
誰にも束縛されずにパリでの一人暮らしを満喫していた若いガリアは、ある日セーヌ河で夫との関係に絶望して自殺を
図ったニコールを救う。ガリアは自分のアパートにニコールを連れて来て事情を聞くうちに彼女の夫のグレッグに興味を
持ち観察を続けるうちに逆に言い寄られてしまって深い関係になった。しかしそんな日々が続くはずもなくやがて破局の
日がやってくる。ガリアがグレッグに別れの電話を入れると、電話に出たニコールがグレッグを射殺したところだと話す。

主題歌の『恋するガリア』の原曲はヨハン・S・バッハのチェンバロ協奏曲第5番第2楽章でこれをミシェル・マーニュが
アレンジしたものです。映画ではガリアとグレッグのゴンドラでのデートシーンなどに流れていました。
また、この曲をスキャットしたスィングル・シンガーズのリーダー格であるクリスチャンヌ・ルグランは映画音楽家である
ミシェル・ルグランの実姉としても有名です。

↓はスィングル・シンガーズの『恋するガリア』 YOUTUBEより