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60年代ポップス変遷史 1960年12月

2014-10-04 01:56:24 | 60年代ポップス変遷史

1960年12月にはこんな曲が流行していました。

太陽がいっぱい サウンドトラック
グリーン・フィールズ ブラザーズ・フォー
はるかなるアラモ ブラザーズ・フォー
マイ・ホーム・タウン ポール・アンカ
グッド・タイミング ジミー・ジョーンズ
イッツ・ナウ・オァー・ネヴァー エルヴィス・プレスリー
初恋のブルース バック・クレイトン楽団
月影のキューバ セリア・クルス
G.I.ブルース エルヴィス・プレスリー
若者のすべて サウンドトラック
ビキニスタイルのお嬢さん ブライアン・ハイランド
恋の汽車ポッポ アルマ・コーガン
⑬ホワイト・クリスマス パット・ブーン
君こそすべて ニール・セダカ


ブラザーズ・フォーが強いですね。『グリーン・フィールズ』は12月第3週に堂々のベストワンに輝き、
『はるかなるアラモ』は12月第4週から8週連続でベストワンを独走しました。

また、9位にプレスリー・ファンが待ち望んでいた映画が完成 (公開は翌年1月) したこともあって、その
主題歌の『G.I.ブルース』が入ってきました。いよいよ歌に映画にと本格的な活躍の始まりです。

パット・ブーンの『ホワイト・クリスマス』ですが、クリスマス時期ということで12月の第3週にベストテンの
第10位にランクインしています。以後もクリスマスになると毎年恒例のようにベストテンに登場しました。

↓はパット・ブーンの『ホワイト・クリスマス』 YOUTUBEより


もう少し年配の方になるとパット・ブーンではなくビング・クロスビーなのでしょう。
でも、60年代ポップスの黄金期としてはやはりパット・ブーンですね。


参考までに1960年の年間ベストテンが発表されていますので紹介しておきます。

①太陽がいっぱい サウンドトラック
②死ぬほど愛して アリダ・ケッリ
③恋の片道切符 ニール・セダカ
③ローハイド フランキー・レイン
⑤グリーンフィールズ ブラザーズ・フォー
⑥悲しき16才 ケーシー・リンデン
⑦夏の日の恋 パーシー・フェイス楽団
⑧渚にて ジミー・ロジャース
⑨星空のブルース ベルト・ケンプフェルト楽団
⑩マイ・ホーム・タウン ポール・アンカ