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60年代ポップス変遷史 1961年2月

2014-10-18 01:14:37 | 60年代ポップス変遷史

1961年2月にはこんな曲が流行していました。

はるかなるアラモ ブラザーズ・フォー
G.I.ブルース エルヴィス・プレスリー
太陽がいっぱい サウンドトラック
悲しき少年兵 ジョニー・ディアフィールド
君こそすべて ニール・セダカ
日曜はダメよ ドン・コスタ楽団
グリーン・フィールズ ブラザーズ・フォー
アラスカ魂 ジョニー・ホートン
17才よさようなら フロ・サンドンス
⑩アラモの歌 マーティー・ロビンス
夢のナポリターナ マリノ・マリーニ
マイ・ホーム・タウン ポール・アンカ
グッド・タイミング ジミー・ジョーンズ


⑧、⑨、⑩に新しい映画音楽が登場してきました。
『アラスカ魂』と『17才よさようなら』はすでにこのブログの映画音楽史で紹介済みです。
『アラモの歌』は映画『アラモ』の挿入歌なのですが、映画音楽史で紹介できませんでしたので
ここでUPしておきます。

↓はマーティー・ロビンスの『アラモの歌』 YOUTUBEより


こうして見ますと、この月ベストテンにランクインした13曲のうち半数以上の7曲が映画音楽ですね。


ベストテンにはランクインしませんでしたが、ブライアン・ハイランドの『ベビー・フェイス』も
この時期に流行したヒット曲でした。この曲は本場のアメリカでは全くヒットしなかったようです。
それもそのはず、この曲はアメリカでは1928年にすでにヒット、1958年にはリトル・リチャードで
リヴァイヴァルヒットしていますので、アメリカでは二番煎じだったのかもしれません。
( リトル・リチャードの『ベビー・フェイス』 )

↓はブライアン・ハイランドの『ベビー・フェイス』 YOUTUBEより


また、映画『殺人鬼登場』の主題歌、『星を求めて』がヒットしたのもこの頃でした。
こちらはサントラ盤のゲイリー・ミルズよりもビリー・ヴォーン楽団のほうが有名です。
( ビリー・ヴォーン楽団の『星を求めて』 )