1961年3月にはこんな曲が流行していました。
①悲しき少年兵 ジョニー・ディアフィールド
②日曜はダメよ ドン・コスタ楽団
③遥かなるアラモ ブラザーズ・フォー
④G.I.ブルース エルヴィス・プレスリー
⑤アラスカ魂 ジョニー・ホートン
⑥太陽がいっぱい サウンドトラック
⑦17才よさようなら フロ・サンドンス
⑧君こそすべて ニール・セダカ
⑨アラモの歌 マーティー・ロビンス
⑩ボーイ・ハント コニー・フランシス
⑩テネシー・ベイブ フランキー・アヴァロン
⑫今夜は一人かい エルヴィス・プレスリー
ジョニー・ディアフィールドの『悲しき少年兵』が爆発的ヒットとなりました。2月の最終週にベストワン
に輝き、そこから12週連続ベストワンを独走します。
⑩の『テネシー・ベイブ』は映画『アラモ』の挿入歌で、ディミトリー・ティオムキン楽団のサントラ盤も
リリースされました。今月三曲がランクインした『アラモ』の人気はポップス界でも絶大でありました。
また、プレスリーの全米6週連続№1ヒットの『今夜は一人かい』が登場、日本でも大ヒットかと思わせましたが、
こちらは意外と伸び悩み、ベストテンにランクされたのはこの月だけで、それも10位どまりでした。
↓はエルヴィス・プレスリーの『今夜は一人かい』 YOUTUBEより
また、来日公演中のトリオ・ロス・パンチョスの『その名はフジヤマ』などもこの頃のヒット曲でした。
この曲はパンチョスのメンバーであるチューチョ・ナヴァロがアントニオ・古賀のために作ったと
言われています。バック・コーラスはコロンビア専属のハニー・ペアでした。
↓はトリオ・ロス・パンチョスの『その名はフジヤマ』 YOUTUBEより