Lee's Diary

ドラマが好き。
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コード・ブルー2nd season  第10話 *感想*

2010-03-16 | 冬ドラマ(2010)感想
ストーリー冒頭の緋山(戸田恵梨香)と藤川(浅利陽介)の手術シーン。
前回描かれた藍沢マジックには絶大な効果があって やっと緋山は復活できたのかと思いきや
どうやら 「意識のない患者だと元気がいい」 だけだったのねぇ。
憎まれ口をたたき合う二人の コミカルな会話が面白い。
戸田さんはシリアスな役もコミカルな役も難なくこなせる女優さんねぇ と改めて感心してしまう。

藤川には威勢のいいことを言っていたけれど 心に負った傷は全く癒えていない様子の緋山。
飛行機事故の現場で 重い火傷を負って瀕死の状態の男性の妻に 状態を説明する際に 
相手の目を見ることが全く出来ない緋山の様子からは その傷の深さが伝わってくる。
頼りなげで不安定な緋山の様子は 見ていて痛々しいほどだった。
患者の死を確認した後に 恐る恐ると窺うように 初めて患者の妻に視線を向ける緋山。
持っていきようのない怒りを緋山にぶつける彼女の目に 打ちのめされたような緋山の表情・・・。
傷が癒えていない彼女にとって この出来事はどれほどの痛手となるのだろうと思うと見ていて辛かった。

運悪く 事故機に乗り合わせていた白石(新垣結衣)の父 博文(中原丈雄)。
娘とランチを食べようと 食堂で娘のお茶を用意して待ち続ける博文が描かれていただけに
まさか 父親が亡くなってしまうという過酷な試練を 白石に用意しているんじゃぁないでしょうねぇ
などとハラハラさせられたのだけど 何とか無事なご様子で白石同様 ホッとしてしまったわぁ。
食堂で独り言を言いながら 娘と食事をすることを楽しみに待つ様子や 
結局 ささやかな食堂でのランチさえかなわず どこか淋しげな様子。
このシーンから見えてくる 博文の父親としての一面と
ガンを患っているうえに怪我を負っていてもなお 医師として動こうとする博文の様子は
わずかな出演シーンではあるけれど とても印象的だった。

そうそう印象的といえば 藍沢くん(山下智久)。
父親のことが気になって仕事に全く集中できない白石を 持ち前の厳しさで注意しつつも
乗客の身元確認情報を記入する用紙を さりげなく持ってくるシーンはとても良かったなぁ。 
忙しいなか 白石のことを気遣う優しさと 
用紙を白石の制服のポケットに入れながら 「頭切り替えろ。」と釘を刺すクールさ。
ほんのワンシーンだというのに 藍沢の魅力が溢れてくる演出は とてもステキだと思う。

後半は 凄惨な飛行機事故の現場の様子と 田所(児玉清)の手術の様子を畳み込むように入れてきて
最終回の一つ前にふさわしい テンポのあるストーリーとなっていた第10話。
最終回もこのままの勢いで突っ走ってくれそうで 
見応えのあるストーリーとなっている予感がすることが嬉しいなぁ。 

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