Lee's Diary

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ドラマ 「女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘」   *感想*

2016-01-06 | スペシャルドラマ 感想
2016年1月4日放送  番組HP

「ムーンストーン」・「炎」・「平凡」、、、
放送された順番が私が面白しいと感じた順番だわ。
二作目、三作目と徐々にパワーダウンしていった印象のため、
視聴後感はやや物足りなさも感じる。
でも、「平凡」が初っ端に来ていたら、最後までリアルタイム視聴はできなかった気もするので、
放送の順番は妥当といった感じはしたよ。


  「ムーンストーン」  キャスト:永作博美・ 檀れい・村上淳・ 滝藤賢一・ 柄本明

三作の中では、これが圧倒的な面白さ。
永作博美さんがとにかく素晴らしい。
顔に血しぶきがビシャ~っとかかった女(永作博美)、、
という初っ端のビジュアルからインパクトがあるし、
その後に明らかになっていく彼女の背景と、
耐えに耐え、次第に追い込まれていく彼女の状況に目が離せなくなったよ。

重ね合わせて描かれる学生時代のエピソードも素晴らしかったなぁ。
二人の女子中学生のうち、どちらが女の学生時代なのか分からないまま進んでいく感じや、
真相が次第に見え始めていく展開は面白かったよ。

「小百合、戦いなさい。
 あなたは戦うことを忘れていたの。今までの自分を捨てて。
 でもあの日、あなたはまた戦い始めた。
 子供を守るために。」

檀れいさんが扮する女性が発したこの言葉も印象的なのだが、
「二度殴ったのはその証よ。」
という言葉にはチョイと抵抗も感じるなぁ、、やっぱり。
この女性が、もっと早く女の前に現れていてくれたら、、
別のやり方で戦うことを思い出させてくれていたら、、
そんなコトを思ってしまったよ。


  「炎」    キャスト:土屋太鳳・ 門脇麦・ 村上虹郎・ 柄本佑 

これも序盤のエピソードがインパクトたっぷりで引きつけられたよ。
香川亜利沙(土屋太鳳)と楢崎初音(門脇麦)の瑞々しい雰囲気も好き。
予想できない展開も楽しめたよ。
「初音は木下と、、、。」
こう亜利紗が呟くまで分かんなかったよ、アタシ。

「真実はどこにあったのだろう。」  
真実をハッキリと描きすぎてはいないところも余韻があって好感触。

それにしても、最低な男だ。
それにしても、怖い女だ。
門脇麦さんの存在感が光るストーリーだったわねぇ。


  「平凡」   キャスト:鈴木京香・ 寺島しのぶ・染谷将太・ 寺脇康文

全体的に落ち着いているというか、、
インパクトが無いというか、、
地味というか、、そんな印象。
別に地味でもいいんだけどさ、
宮本紀美子(鈴木京香)と榎本春花(寺島しのぶ)の想いや感情が、
序盤で期待していたほどには魅力的に描かれていないように感じられて、全体的に物足りない。
二人の学生時代のエピソードなど面白いんだけどさ、
「ムーンストーン」ほどには効果的に使われていないし、
「炎」のような瑞々しさは感じられないし、
チョッと勿体ない気がしてしまったなぁ。

春花の呪いの内容はチョッと意外。
ド平凡になれ・・
道端で叫んじゃうようなタイプの人は呪う内容も平凡ではないのね。


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