Lee's Diary

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<ドラマ>あなたのことはそれほど  第10話(最終回)  *感想*

2017-06-21 | 春ドラマ(2017)感想
番組HP

美都(波瑠)と涼太(東出昌大)、有島(鈴木伸之)に麗華(仲里依紗)、、
この4人がどのような道を進んでいくのかに注目していた最終回。

それぞれの言動と、それぞれの決断が、
納得のいく形で描かれていて面白かったなぁ。
この最終回が一番面白かった気がするわ、私。


「優しくて、ズルい人」
有島はまさにそんな感じだったねぇ。

あれやこれやと考えて、
あの手この手で攻めていって、
麗華とよりを戻そうとする有島の言動が、
まさに有島らしくって、ホント面白かったよ。

「奥さんのことも、お子さんのことも、それなりに大事にして、
 みっちゃんのことも、まあまあ大事にしてたのかもしれない。
 きっと、昔から人気者で、要領よくそこそこ努力して、そこそこ幸せに生きてきたんでしょう。」

この涼太の言葉どおりだよねぇ。
でもさ、、
麗華の気を引くために体を張って頑張る姿はえっらい魅力的だったわ、有島くん。
狙った女の気持ちを惹きつけるためには、どんな努力も惜しまない男なんだねぇ。
危険な男だよねぇ。



麗華は、予想の上をいく手強さを見せてくれたコトに満足。
てっきり麗華は、往復3時間、1日2度の巡礼にほだされちゃうのかと思ってたんだよねぇ。

「こういうのって、、アレみたいね。
 とにかく自分の努力する姿を見せつけて、プロポーズを受けてもらおうとする心理・・・・(略)
 そういう努力の方向ってどうなんだろうっていう疑問と、いま似たような気持ちです。」

この言葉には、そうくるのか~って思ったわ。
さすが、麗華、、恐ろしく手強い、、って思ったわ。
結局は、
有島の女たらしテクに落ちちゃったけれども。
でも、、
「優しくて、ズルい人」だと認めながらも受け入れるというのも、
麗華らしいからねぇ、、納得のいく展開だったよ。
有島が再び浮気しないよう、しっかり手綱を握っていってほしいものだわ。



涼太で最も印象に残っているのは、
やはり、、
「みっちゃんのことはそれほど」かなぁ。

これも、そうきたか~と思わされたよ。
制作陣のドヤっと感があったわ。

「可哀想にね。僕でも1番好きな人と結婚できたのに。」
これも、インパクトがあったし、
制作陣のドヤっと感が伝わってきた台詞。

「あなた、、悪い人だ、、、極悪人だ、、、、っ。」
これも好き。

悦子(麻生祐未)の絡ませ方も面白かったわ。
さすが母親、
さすがの経験豊富な人生、、
よく、涼太の心理を見抜いたねぇ。


美都はねぇ、、
最終回でも、最後まで美都らしさを振りまいていたのが良かったと思えたわ。

「ああ、、でも私、この手は本当に好きだった。」
などと、
自分勝手な想いに浸る美都が、
涼太から手を離されるシーンが最も印象的なトコロ。


「これ以上ないくらいみっちゃんらしい。」
「君は自分を肯定することにかけては天才的だね。」
「人を好きになったことがないんじゃない?2番どころか1番も。」
「正直で酷い人だ。」
「可哀想にね。僕でも1番好きな人と結婚できたのに。」
などなど、、
涼太が繰り広げる、美都への嫌味も面白かったわぁ。
どれもこれも的確に感じられたしねぇ、、
スカッとする感じもあってねぇ、、
面白かったよ。


「こちら三好美都。いまだ人の幸せなんか全然喜べないバツイチ29歳。
 運命の出会いは、、まだ知らない。」

もう、みっちゃんは、運命の出会いを見つけるために生きていったらいいよ、、
素敵な出会いを見つけなよ、、
そんな風に思うことができたよ。


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