貴族探偵 第１１話（最終回） ＊感想＊

今までとは異なるカタチに最終回らしい特別感はあったかなぁ。

“使用人ズ”が愛香（武井咲）より先に推理を披露するカタチだとか、
使用人ズと愛香の推理対決の結果だとか、
使用人ズが出演する再現映像の思わぬ使い方だとか、
異なるカタチで見せてくるスタイルは興味深くはあったよ。

山本（松重豊）・田中（中山美穂）・佐藤（滝藤賢一）と貴族（相葉雅紀）の信頼関係がいいね。
この関係性については、
今までにもたくさん見せてもらってきたけれど、
今回の使用人ズの決断と、それを黙って受け入れる貴族の態度は、
彼らの信頼関係を今まで以上に印象付けるものとなっていたように思うわ。

真相を解き明かす愛香の今までにない落ち着いた雰囲気や、
貴族と対峙した際の、愛香の挑戦的な目つきも印象的。
今回の愛香は今まで以上に美しく感じられて良かったよ。
今まではキャンキャン煩い印象が強かったからねぇ。
大人の女性の落ち着きを感じさせてもらえて新鮮だったわ。
（アバンチュールのクダリは必要なかったと個人的には思っているのだけれど。）


でもねぇ、、
私がこのドラマで求めているのは、使用人ズによる事件の再現映像なのよ。
コレがこのドラマで最も面白いトコロだと思っているのよ。
だから、物足りなさが大きいし、面白味もあまり感じないんだよなぁ。

まあ、、今までにやり尽くしてしまった感はあるからねぇ、、再現映像は。
貴族と切子（井川遥）の回想シーンに、
このお遊びを取り入れてくるというのは新鮮だったから、、
いいんだけどねぇ。

来るぞ、来るぞ、山本の女装が来るぞ、、
キターーーーーー！
などと、高まったし、
山本の鈴木に笑っちゃったし、、、
もう、いいんだけどねぇ。


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