Lee's Diary

ドラマが好き。
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姉ちゃんの恋人 第8話  *感想*

2020-12-16 | 秋ドラマ(2020)感想
この世界は愛だけで成り立ってるわけじゃないし、

いい人だけしかいないわけじゃない。

一歩道を曲がれば、

そこには得体の知れない悪意とか暴力とかがあって、

それはきっと無くなることはなくて。

僕らに出来ることは、

誰かにしっかり掴まって、

誰かとしっかり手を繋いで、

自分達を守るしかないんだ。

でないと不幸の落とし穴はそこら中にある。

でも、大切な人、守るべき人がひとり増えれば、  

その世界はいい方向に向かう。

そういうことだよね?

僕らはどんな嫌なことだって、

楽しいことに変えてしまえる力を持っているだ。

それを強いって言うんだ。

そうだよね?姉ちゃん。」



この和輝(高橋海人)の語りが心に響く。

語らせたねぇ。

伝えてきたねぇ。

桃子(有村架純)と真人(林遣都)が暴力を受けるという展開自体は、

強引さや都合の良さを感じてしまい、

鼻白む気持ちもあったのだけど、

あの和輝の語りによって、そんな冷めた想いは吹き消されたわ。

桃子と真人の懸命さと、

製作陣が伝えたい想いや願いに惹きこまれたわ。



貴子(和久井映見)が亡き夫に対して語った言葉も強く心に残る。

妻だからこそ分かる夫が置かれていた状況や、

その時の夫の想い、、

そんな夫に対する自身の想い、、

そういったものを率直に語る貴子を見守ったわ。


夫を恨んではいないけれど、ちょっと馬鹿だねと思う、、

この貴子の気持ちが特に印象的。

夫が死を選んだことを受け入れつつも、

様々なことを乗り越えて、

踏ん張って生きてきた貴子にしか得られなかったことがある、、

貴子が語る想いからも強いメッセージを受け取ったわ。



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コメント (2)
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