「八代徳川吉宗・水野祐之信編」
「種馬扱い、ここに極まれり。」
藤波(片岡愛之助)の訴えが心に残る。
大奥の男たちのことを思い、
彼らの誇りを大切にする、、
藤波の言い分も分かるような気にさせる
説得力のある言葉だと思ったわ。
対する杉下(風間俊介)の助言も印象的だ。
「何ひとつ欠けるところがない者など果たしてこの世の中におるのでしょうか?」
上様のことを想い、
ありのままの上様をお支えする、、
杉下ならではの力ある言葉だと思ったよ。
「人の心は摩訶不思議じゃ。やはり私には人の心など分からぬ。」
自分自身を分析する吉宗(富永愛)もいい。
自分自身を冷静に見つめられるというのは凄い事だ。
藤波、杉下、小川笙船(片桐はいり)らの言葉に耳を傾ける度量、、素晴らしい。