goo blog サービス終了のお知らせ 

Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

Mother 第2話  *感想*

2010-04-22 | 春ドラマ(2010)感想
* Mother 「居場所のない二人」 *

第2話でも 愛くるしい表情をたっぷりと見せてくれた継美ちゃん(芦田愛菜)。
第1話では 大人びて聞き分けのよいところばかりが目立っていた継美の
子供らしい一面を垣間見ることができたことが 何よりの救いだった。

奈緒(松雪泰子)と共に逃避行の最中だということを理解しているようでいて 
自分の置かれている立場に いまひとつピンときていない継美が 列車の中で見せる自由奔放な振る舞いや
モモコを連れて一緒に逃げると言い張る様子 奈緒に腹を立てて返事をせずにむくれる様子など
年相応の少女が見せる振る舞いも たっぷり見ることができたことは とても良かった。
そんな子供らしい一面を見せながら 大人びて諦観したような言葉を時々吐くものだから
見ている私はドキリとし その度に彼女が送ってきた過酷な日々を思い出してしまう。
自分が行方不明となっていると報道されたニュース番組を見て 継美が言った
「怜南ちゃんのママは祈ってない。怜南ちゃんの帰りを祈ってないよ。」
という言葉は ちょっと狙いすぎのような気もするのだけれど 
製作スタッフの思惑どおり 見ていて胸が痛くなるシーンとなっていたし
奈緒を気遣って 自分をモモコと一緒に置いていってくれ 我慢しなくていいよ と言う継美の言葉は
大人の顔色を窺い 大人の気持ちを敏感に感じ取る継美のいじらしさが伝わってくるものだった。

こんな継美に翻弄され気味だった奈緒。
普段の彼女だったら 恐らく絶対にありえないだろうと思われるカバンの置き引きのエピソードも
靴を脱いでいる継美の様子は 見るからに足が痛そうなのに 
靴のサイズが継美に合っていないと気付くことが出来ないというエピソードも
衝動的に母親となったはいいものの まだまだ戸惑うことの多い奈緒の様子が伝わってくるものだったと思う。
そうそう「健太くん」「奈緒ちゃん」と書かれた箱を 奈緒が開けるシーンから
彼女が抱えてきた孤独や寂しさをを ほんの少し垣間見ることができたことも とても良かった。
(あの白い紙は何なのだろう?今後明らかにされるのかしら?)

ほんの少しの出演シーンだというのに 独特な存在感を放っている葉菜(田中裕子)。
背中を向けて 小走りに病院の廊下を走るシーンだけで 
彼女のキャラクターが浮かび上がってくるような 強い印象を放っているのが素晴らしい。
どうやら成長した奈緒のことを認識しているらしい葉菜は 次回は奈緒と継美と関係を持つ様子。
奈緒と継美の逃避行に 藤子(高畑淳子)と葉菜の関係が絡んできそうで 次回の展開も楽しみになってきた。

★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村

Mother 第1話  *感想*

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八日目の蝉  第4回 *感想*

2010-04-21 | 春ドラマ(2010)感想
* 八日目の蝉 「恋」 *

「普通の生活が始まった。」と喜ぶ希和子(檀れい)。
そんな彼女の言う「普通の生活」を営む 希和子と薫(小林星蘭)の様子から 
ずっと見てみたかった二人の関係を やっと見ることができたことが嬉しい。

自然あふれる小豆島で エンジェルの家の頃よりも小奇麗な服を身に着け
ようやく始まった薫と二人っきりの生活を楽しむ希和子は 本当に幸せそう。
海で遊ぶ様子や お祭りを楽しむ様子を見ていると その映像の美しさから
ついつい彼女の犯した罪を忘れて つかの間の二人の幸せな暮らしを見守る気持ちになってしまうのは不思議。

それにしても 希望通りの職場、あれこれと世話を焼いてくれる人物、仄かな好意を抱くようになる男性・・・と
希和子の逃避行の生活に 随分と盛大に幸せを用意したものだなぁ などと思う。
ラブホテルで仕事をしていた時の辛さや厳しさなどはサラッとしか描かれていないこともあって
相変わらず希和子の逃避行には どこか現実離れしたファンタジーのような印象を感じてしまう。
彼女の逃避行そのものが 彼女の現実からの逃避だと考えると 
リアリティのあまり感じられない演出は わざと狙っているというコトなのかもしれないけれど 
どうしても厳しい目で希和子を見てしまう私としては 
逃避行の先で彼女を待ち受ける厳しい生活 といったものを もっと見てみたかったという思いがする。

今回 最も時間をかけて描かれていたのは 希和子と文治(岸谷五朗)の関係ね。
不器用な文治の優しさに次第に心を開いていく希和子の様子が ゆっくりと丁寧に描かれていたため
二人が抱き合うシーンを見ても 嫌悪感を抱くことなく見られたことは良かった。
そのシーンで流された希和子の語りも とても良くって 
文治に心の拠り所を求めたくなる希和子の心情が理解できるようなシーンとなっていたと思う。  

ただ気になる点がひとつ・・・。
今回は文治が 子供を失くした夫婦の辛さについて語っていたりと
逃避行の先々で 喜和子には 彼女の犯した罪を省みる機会が与えられているというのに
その時の希和子の心情は 全く描かれていないというのは何故なのだろう。
彼女が体験してきた経験が 彼女の心に影響を与える日は訪れるのかしら?
残り2回の放送で そんな彼女の様子を見るコトができるということなのかなぁ?(少々不安・・・・。)
次回はいよいよクライマックスに向けて事態が急展開する様子。
どうかどうか 見続けて良かったと思えるような 満足のいく展開になっていますように・・・。

★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村

八日目の蝉  第1回 *感想*
八日目の蝉  第2回 *感想*
八日目の蝉  第3回 *感想*

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新参者 第1話  *感想*

2010-04-20 | 春ドラマ(2010)感想
* 日曜劇場 新参者 「煎餅屋の娘 東野圭吾vs阿部寛!」 *

ドラマで使われているBGMが頭の中をグルグルグル・・・・。
耳に残る素敵なメロディーが ストーリーをさらにドラマティックにさせている感じね。
この曲が流れるなか 亜美(黒木メイサ)のナレーションにのって
人形町の街並みと これから登場してくるのであろう人物達が次々とクローズアップされる演出も
新番組のドラマを見るときに感じる高揚感を より高めてくれる感じがあってステキ。
それにしても豪華な出演者の顔ぶれなのねぇ。
1話完結のストーリーの方に出てくる登場人物は その後の出演はないのかもしれないけれど
メインストーリーと各回のストーリーと 毎回豪華な顔ぶれを楽しむことができるのが嬉しい。

阿部寛さんが演じる加賀恭一郎も良かったなぁ。
風変わりだけれど 刑事としての鋭い勘と観察力を持った加賀。
人形町の住人達にとっては 日常となってしまっている風景や 馴染んだ人間関係が
新参者の彼の目にはどのように映るのかしら?
きっと新参者ならではの着眼点から事件を解決していくのだろうなぁ などと想像が膨んでくる。

今回の煎餅屋を取り巻くエピソードは 保険会社の一営業マンである田倉慎一(香川照之)が 
あそこまで煎餅屋の家族の心を掴んでしまっているのは 実はちょっと不思議な気もするのだけれど
お祭りの出店を毎年手伝ったり 親身になって相談に乗ったりする彼の人徳に加え 
人と人との繋がりを大切に思う気質のようなものが 人形町にはあるということなのかもしれないなぁ。 
次回は料亭が舞台なのね。夏川結衣さんは好きな女優さんなので楽しみ。
各回に用意されたストーリーが どのようにメインストーリーに絡んでいくのか・・・
ラストまで目が離せないような見応えのあるストーリーになっていることを期待したい。
本当は原作を読んでから 映像化されたドラマの世界を楽しみたかったのだけれど
結局ドラマ放送までに原作を読むことが出来なかったことが かなり残念・・・。
こうなったら ドラマを最後まで見終わってから ゆっくりと原作を読むことにしようかなぁ。

★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

龍馬伝 第16回 「勝鱗太郎」 *感想*

2010-04-19 | 春ドラマ(2010)感想
「勝鱗太郎」というタイトルは 何だかちょっと味気ないなぁ・・・という気もしたのだけれど
確かにタイトル通り 勝麟太郎の見せどころが満載の第16回。

千葉道場を4年ぶりに訪れた龍馬(福山雅治)。
使える人脈はとことん使って 会いたい人に会いたい時に会うというのは いかにも龍馬らしいし
4年前の佐那(貫地谷しほり)の告白を忘れたわけではあるまいに
悪びれたトコロのない図々しさで千葉道場を訪れる龍馬は 何だかいいなぁ。

紹介状を頂いて 勝の屋敷に勇んで乗り込む龍馬と勝(武田鉄矢)のやり取りは
HPにお勧めシーンと載せるだけのことはある面白さだったと思う。
小気味いい口調で矢継ぎ早にまくしたてる勝に 初っ端から押され気味の龍馬が可愛い。
自分の進むべき道を指し示してくれるのではないかと 大きな期待に胸膨らませて
やっとの思いで勝に会いにやってきた龍馬。 
念願の勝との対面で緊張気味のところを あんなに畳み掛けられてしまったら 
さすがの龍馬でもタジタジになってしまうというものよねぇ。
それにしても ×の印がどんどん増えていく様子には笑ってしまったわぁ。

勝が龍馬に興味を持ち 再度対面するシーンも見応えがあって良かった。
おぼろげにしか形になっていなかった龍馬の思いや考えを 上手に上手に引き出していく勝。
立ち止まりながら つっかえながら語っていくうちに 
自分の考えが大きく発展していく龍馬の様子は とても印象的。
龍馬のエポックメーキングな瞬間といった感じね。

そうそう いつの間にか土佐から江戸にやってきていた饅頭屋の長次郎さん(大泉洋)。
勝の屋敷前で 彼が龍馬と話すシーンで 突然流れ出す「弥太郎のテーマ」。
あらぁ あの曲は弥太郎のテーマ曲だと勝手に思っていたけれど違ったのかしら?などと思って見ていれば
長次郎の回想という形で ちゃんと弥太郎(香川照之)が登場するのねぇ。
どうやら木材で商売をする気になった様子の弥太郎さん。
テーマ曲が今までよりも勇壮さを増しているということは
「弥太郎すごろく」は 大きく前進したということなのかもしれないなぁ。  

★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村

龍馬伝 第13回 *感想*
龍馬伝 第14回 *感想*
龍馬伝 第15回 *感想*

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まっつぐ ~鎌倉河岸捕物控~  第1回 *感想*

2010-04-18 | 春ドラマ(2010)感想
「青春グラフィティ」とキャッチフレーズを付けるだけののことはある 爽やかな印象を残すドラマ。
それにしても 冒頭の「東京レトロメトロ」・・・・(笑)。
録画をして見ていたので ドラマとは別物のミニ番組なのかと早とちりして 
思わず早回しをしてしまったわぁ。
今回のドラマではナレーションも担当している竹中直人さん。
ドラマの流れをナレーションでダラダラと説明していくというのは あんまり好きではないのだけれど
豊島屋清蔵(竹中直人)がストーリーに登場しつつ語り手を務めるという演出は テンポがあって好き。
竹中さんの軽快な語り口が ドラマをより粋に見せている感じね。

このドラマの4人の若者が とにかく初々しくて 嫌味がなくって爽やかなのもいいなぁ。
政次を演じている橘慶太さんは 個性的な顔立ちだと思うのだけど 
時代劇に意外にピッタリとハマっていてびっくり。
スラッとした立ち姿と綺麗な顔立ちが魅力の政次に 女の子が寄り付いてくるというのも納得ね。
しほちゃん(柳生みゆ)の声が可愛いのもいいなぁ。
このドラマの前に放送されていた時代劇では 主演の女の子の声のトーンが どうしても好きになれなかっただけに
いかにも政次ら3人のアイドルといった感じの彼女の声には大満足。 
政次・彦四郎(小柳友)・しほの3人が 初々しさタップリといった感じなトコロを
お調子者の亮吉(中尾明慶)が いい味を振りまいて ともすれば不安定さばかりが目立ってしまいそうな
若者4人組のイメージを引き締めているのも良かった。

そうそう引き締めているといえば松平健さま。
素晴らしい存在感で物語を ググっと引き締めているのが素晴らしいデス。
軽率な行動をとる若者たちを叱り 突っ走りそうになる彼らを諌め そして暖かく見守る・・・。
「青春グラフィティー」を さらに充実したものにさせる貴重な存在といった感じね。

★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェイス~国税査察官~  第01回 *感想*

2010-04-17 | 春ドラマ(2010)感想
土曜ドラマ チェイス~国税査察官~ 「カリブの手品師」

放送前から楽しみにしていた このドラマ。
期待していた通りの見応えがあって面白かった。
国税局だとか 査察だとか 脱税だとか・・・ちょっと特殊な世界を描いているドラマなので
ストーリーを理解するのが 私には難しいかしら? などと思ったりもしたのだけれど
意外に分かり易くて 最後まで見続けることが出来そう。
特殊な用語や隠語は 新人の窪田くん(田中圭)とともに 少しずつお勉強できそうだしね。

査察に脱税といえば 「マルサの女」を思い出してしまうのだけど
「マルサの女」で見たような 原始的なお金の隠し方は今でも行われているのねぇ。
それに加えて 裏帳簿のデータをメモリーカードに残して携帯電話に隠し持っていたりと
デジタルに アナログにと あらゆる手段を使って 脱税が行われている様子は見ていて面白かった。

いつ見ても 正義感が漂っている感じの江口洋介さんは どんな脱税も許さないといった雰囲気の春馬にぴったり。 
仕事のためには 家族との生活さえも犠牲にしてしまう春馬には 
第1回目から早くも厳しい試練が用意されていて 
それまでも決してうまくいっているようには見えなかった娘との関係に 決定的な亀裂が入ってしまった様子。
春馬の仕事のストーリーだけでも 描いていくのは大変そうなのに
そのストーリーの中に 春馬と娘のストーリーを 今後はどのように入れ込んで描いていくのかしら。

春馬と対決していくことになる村雲修次(ARATA)は 感情を全く感じさない目が印象的ね。
彼の仕事は 正直 素人の私には理解できないような域にまでいってしまっているわけなのだけど
あらゆる手段を使って 巧みに査察の手をすり抜ける手腕があることだけは しっかりと伝わってくる(笑)。
余命わずかの川島と妻の歌織(麻生久美子)を 貧しい生活から抜け出させ
なおかつ 川島の死を自分のクライアントの裏金作りのために利用するというのがスゴイ。
あっという間にペーパーカンパニーが出来上がり
裏金が出所のの分からないキレイなお金になってしまうというカラクリは
春馬には怒られそうだけれど マジックを見ているように鮮やか。

どうやら歌織も かなりの投機の才能を持っているようだし 
この二人が今後どのような活動をしていくのか 
また 春馬は村雲を追い詰めることができるのか・・・今後の展開が楽しみ。  

★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

警部補 矢部謙三 第2回  *感想*

2010-04-17 | 春ドラマ(2010)感想
* 金曜ナイトドラマ 警部補 矢部謙三 「(秘)作戦!?決死の潜入捜査」 *

前回よりも面白くって ちょっと嬉しい第2回。
唐突な「アベケン」のストーリーに 初っ端から興味津々。

中盤は ちょっと間延びした感もあるのだけれど
矢部(生瀬勝久)お得意の口先だけの話術で 潜入先の組員たちを丸め込む様子など
(結局 丸め込むコトは出来てなかったのだけど)
矢部のお馬鹿な活躍をたっぷり見られたのが良かった。
「ズラーダ大前」のテロップには笑ったなぁ。 小声でヅラを否定する矢部が可愛い。

クライマックスの「皇帝の鼻血」の取引シーンは 面白かった。
「皇帝の鼻血」のネーミングもいいし 
マトリョーショカから出てくる物体は いかにも「皇帝の鼻血」ってカンジだし。
刑事だとバレて拘束されちゃった矢部の救出劇も面白かったなぁ。
バカバカしい展開なのだけど 効果的なテロップも入ったテンポのいい展開がいい。

今回の一番のツボは 「ダー!」。
ロシアのマフィアから「信じろ」と言われて 「ダー」と答える組長たち。
「ダー」に反応しちゃって 嬉しそうに拳を小さく掲げる矢部の様子に吹きだしてしまったわぁ。
拳を上にあげたくなってしまう その気持ちはよく分かる(笑)。
前回よりも 矢部の魅力がたっぷり見られたストーリーには満足。
ただ せっかく貫地谷しほりさんを起用したのだから もう少し矢部と桂の絡みが見てみたいなぁ。

★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村

警部補 矢部謙三 第1回  *感想*

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロゴルファー花 第2回 *感想*

2010-04-16 | 春ドラマ(2010)感想
* プロゴルファー花 「女王様の宣戦布告」 *

・・・初回の衝撃的な面白さと比べると 早くも少々新鮮味が薄れたような気もする第2回。
小さな画面で行われるゴルフのミニ講座・・・・。
ケイン小杉の物真似も 画面の隅でミニ講座を流す演出も 面白くなかったなぁ。

まぁそれでも 初回以上にぶっ飛んだ演技を見せる片瀬那奈さんは凄かった(笑)。
あれだけハイテンションの演技をしても 痛々しく見えたり やらされてる感が漂ったりしないのはさすが。
会社の制服でプレイする花を馬鹿にするシーンで見せた お仲間への突っ込みの手がツボ。
お笑い芸人さんも顔負けの 新鮮な突っ込みを見させてもらって大満足。
ただ後半に何度か見せた変顔は あんまり面白くないような・・・。
というか 奥の手の変顔で笑いを取ろうとするのは 少々姑息な気がするし
第2話で ここまでやってしまうと 今後がキツくなってくるのではないかしらねぇ。

いかにも指導力があるように見えて 実は中身は何にもないような 
それでいてホントは とんでもない才能を持っていそうな 謎多き醍醐(石黒賢)は相変わらず面白い。
前回面白かった 醍醐の行動に花(加藤ローサ)が突っ込むというパターンに 
尾口ミチル(高橋麻唯)が加わって さらに面白くなったのも良かったなぁ。
「あれは漫画だからっ!!!」というミチルの突っ込みは最高。
ミチルは 今後もいい味を出してくれそうで楽しみ。
  
★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村

プロゴルファー花 第1回 *感想*


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Mother 第1話  *感想*

2010-04-15 | 春ドラマ(2010)感想
* Mother 「児童虐待からの脱出 渡り鳥になった二人」 *

面白かった。見応えたっぷり・・・。
NHKの「八日目の蝉」と同じように 女が子供を誘拐し逃避行を続けるストーリーと 
母性とは何かといったことを視聴者に考えさせるような このドラマ。
2日続けて同じようなテーマのドラマが放送されることは 何だか不思議でならないし
2日も続けて 重い内容のストーリーを見ることには 少々抵抗を感じていたのだけれど
第1話を見た限りでは「Mother」の方が断然面白かったと思う。

まずは何より 怜南を演じる芦田愛菜ちゃんが素晴らしい。
可愛らしい顔とは対照的な大人びた口調と ふにゃっとした笑顔は とにかく可愛いのひと言。
その愛らしい顔で 虐待を受ける少女の思いが痛いほど伝わってくる繊細な表情も見せるものだから
第1話の最初から最後まで 怜南の魅力にすっかりやられてしまった感じ。
好きなものを記したノートとハムスターだけを心の拠り所としているような様子 
二人きりの気まずさを解消する方法を奈緒(松雪泰子)に教える様子
考え付く限りのメニューを挙げて 母が料理上手だと嘘をつく様子・・・などなど
印象に残る怜南のシーンが ストーリーのいたるところに散りばめられているのが素晴らしい。
寒空の下 ゴミ袋に入れられた怜南を 奈緒が発見したシーンから
怜南が赤ちゃんポストのある札幌に行きたいと うわ言のように訴えるシーンにかけては 涙無しでは見られないし 
これほど重ねて 怜南の愛くるしい魅力と彼女の置かれた悲惨な状況を見せられると 
半ば衝動的に怜南を誘拐することを決意する奈緒の思いにも 何かしら共感が持ててしまう。

奈緒の同僚の若い教師の描き方も とても良かった。
死んだアヒルに宛てた手紙を 子供たちに書かせろと奈緒に命じるわりには
子供達の書いた手紙を その後どのように扱うのかといった考えは全く持っていなかったり
虐待だと大騒ぎするわりには 本で読みかじった知識のみで問題を処理しようとしてみたりと
空回り気味の熱血感 表面的な正義感が漂う彼女の様子は 見ていてとても面白かったと思う。  

どこか肝の据わった逞しさと知性を感じさせる奈緒には好感が持てるし
どうやら奈緒自身も母親との間に確執を抱え そのうえ彼女には何やら謎もありそうだし
記者の藤吉駿輔(山本耕史)が奈緒の行く先にどのような影響を与えていくのかも興味深いし・・・
次回以降のストーリーも とても楽しみになってきた。

★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八日目の蝉  第3回 *感想*

2010-04-14 | 春ドラマ(2010)感想
* 八日目の蝉 「悲しき女たち」 *

前回は 希和子(檀れい)のエゴだけを強く感じてしまい 彼女には共感が持てなかっただけに
希和子と薫(小林星蘭)の親子関係は どの程度成熟しているのだろうかと とても楽しみにしていた今回。
ママ ママと希和子を追いかける薫は とにかく可愛いし
薫がママを大好きなことは しっかりと伝わってはくるけれど
希和子と薫の関係は まるでママゴトのようで 私には現実味が全く感じられなかった。
親密な母子関係を否定するエンジェルホームという特殊な世界の中での子育て。
母と子が隔離される時間の多い生活の中で 薫の母親として いくら薫を育てた気になっていても
それは真の子育てとは 決して言えないのではないかしら。
(薫にとってこの生活が幸せだとは思わないけれど)薫の大切な居場所となっていたホームから
またしても薫を連れ去ってしまう希和子の行動の 何と身勝手なこと・・・。
「この世界にある美しいもの全て お母さんが あなたに教えてあげる。」という つぶやきや
「一緒にいよう。ずっと一緒にいようね。」と 薫を抱きしめて涙する様子を見ても
希和子のエゴばかりを感じてしまい 何ら共感することはできない。
ただ 檀れいさんの容姿や声が持つ儚げなイメージが 母親ごっこを続ける希和子の浮世離れした様子と
何だか妙に合っていて 哀れな希和子の生き方を真っ向から否定できないような気もしてくるのは不思議。

今回は エンジェルホームで繰り広げられる様々な女性のエピソードが とても魅力的だった。
「お腹を痛めてもいないし 血も繋がってもいないのに・・・。」と 別れた夫の再婚相手に憤る久美(坂井真紀)に
17歳という若さで 親の反対を押し切りホームで出産する少女。
このエピソードを目の当たりにして 果たして希和子はどのように思ったのかしら。
この後 薫との逃避行を決行する希和子を見ると
子供を奪われた母の気持ちを 少しでも思いやることはなかったということか・・・。
それとも あの涙には 彼女の微かな懺悔の意味がこめられているのだろうか・・・。 

エンジェルホームの女性達の中で最も強い印象を放っていたサライ(高畑淳子)。
「男は女の敵。この世の悪魔。」と言い放つ サライは強烈だった。
育児ノイローゼから我が子を殺してしまったサライと
自分を捨てた男の子供を連れ去り 母親ごっこを演じる女・・・。何とも言えない皮肉な話ね。
子供を産みさえすれば誰もが母親となれるのかと言えば それは違うのかもしれないし
たとえ血が繋がらなくても お腹を痛めた経験がなくても 
母親として 大きな愛情を注ぎ込むことのできる女性は この世にはたくさんいるはずだけれど
大きな罪の上に かりそめの母子の関係を築き上げていこううとする希和子を 
このような女性と同じように思うことは やはりできそうもない。  

★最後まで読んでくださり ありがとうございます★
よろしければ ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村

八日目の蝉  第1回 *感想*
八日目の蝉  第2回 *感想*

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする