芸能界からの引退にいたった発端は「女性自身」(2月7日号)の「江角マキコ“自爆”不倫!」というスクープ。記事によると、江角は実業家A氏(51)と不倫関係にあり、夫とは2年前から別居しているという。
A氏は昨年8月、複数の有名人が出資者に名を連ねた、総額113億円にも上る投資詐欺事件で逮捕された5人のうちの1人。しかも、江角はこの一件の被害者でもあった。
1月23日、江角は「不倫関係はない」としたうえで「芸能界引退」をFAXで発表。さらに「最後の仕事」として「女性セブン」(2月9日号)のインタビュー取材に応じ、反論に打って出たのである。
95年にモデルとしてデビューした江角は、98年「ショムニ」(フジテレビ系)に主演しブレイク。96年に「ESUMI」、99年には「E-MODE」(いずれもリトルモア)でヘアヌード写真集を出版する。
だが、04年3月、社会保険庁(当時)の「国民年金保険料納付キャンペーン」広報に起用されながら、江角本人が17年間も年金未払いであったことが発覚。以後、トラブルとは無縁だったが14年7月自身のブログに、ママ友からイジメを受けたと暴露してから暗雲が垂れこめてくる。
まず、14年8月に、「週刊文春」が長嶋一茂(51)宅「落書き騒動」を報じた。
「12年12月、当時所属していた大手芸能事務所の元マネージャーに『アホ』『バカ息子』と落書きを命じた疑惑です。見返りとして10万円を渡したと言われています」(芸能記者)
江角はブログで元マネージャーが心療内科に通院していることを明かしながら、関与を否定。
「都合のいい主張は、世間の反発を招きました。『イジメ』の件については、ママ友らが『実際は江角が自分の長女の同級生や、保護者にイジメを繰り返していた』と逆に暴露しました」(前出・芸能記者)
これにより江角はレギュラー番組を降板し、以後、開店休業状態が続いていた。そこに起こったのが、冒頭の「自爆不倫」。しかし、反論のインタビューもブログと五十歩百歩の“都合のよさ”ばかり。A氏と密会を続けた理由を、
〈弁護士の先生から返済してもらうために、“これまでの関係を保ちながら頻繁に会って返済の要求をするように”と助言されました〉
として不倫関係を否定。しかし、写真誌「フライデー」(2月17日号)では深夜の街を寄り添って歩く2人の写真が掲載されている。ある芸能プロ幹部がさらなる“恥部”を明らかにする。
「江角には大手事務所時代にマネージャーを務めたBさんという20年来の恩人がいます。過去の騒動収束に奔走した人で、個人事務所では、社長を務めていました」
しかし、この1月に事務所を閉鎖する際、江角は恩人に不義理をする。
「退職金をビタ一文支払わず、Bさんを追い出したんです。この話が芸能界に広がり、救いの手を伸ばすところがなくなった」
江角いわく引退の理由は「子供たちのために、今私にしかできないことを選択し専念する時期だと考えた」なのだが‥‥。
どこまでがほんとで、どこからがうそなのか