うさぴょん

思いのままにマイペースに進む

ポジテイブに!!

気になることを発信!<自分で読んでなるほど~!!>

切迫性が指摘!!

2017-02-19 22:01:49 | 日記

東海地震発生の切迫性

東海地震は、駿河湾から静岡県の内陸部を震源域とするマグニチュード8クラスの巨大地震で、その発生の切迫性が指摘されています。

その根拠として、過去にこの地域で発生した大地震の歴史が挙げられます。駿河湾内にある駿河トラフから四国沖にある南海トラフにかけてのプレート境界では、過去100年から150年おきに岩盤がずれてマグニチュード8クラスの巨大地震が繰り返し起きていたことがわかっています。しかし、前回の地震(東南海地震[1944年、マグニチュード7.9]、南海地震[1946年、マグニチュード8.0])の際には南海トラフ沿いの岩盤だけがずれて、駿河トラフ沿いの岩盤だけがずれずに残ってしまいました。そのため、駿河トラフ周辺の部分の岩盤は160年以上もずれていないことになり、「東海地震はいつ起こってもおかしくない」と言われているのです。

また、駿河湾周辺の地殻のひずみの蓄積状況が測量などによって調べられており、現在まで着実にひずみエネルギーが蓄え続けられていることが確かめられています(図2)。すなわち、駿河湾周辺域は日本列島で最も地殻のひずみが蓄積された地域のひとつであり、このことがさらに東海地震の発生の切迫性を裏付けています。

南海トラフから駿河トラフに沿った領域で発生した過去の巨大地震の震源域

図1 南海トラフから駿河トラフに沿った領域で発生した過去の巨大地震の震源域
四国沖から和歌山県南方沖にかけて南海地震の震源域、三重県南東沖から遠州灘にかけて東南海地震の震源域、遠州灘から駿河湾内にある駿河トラフにかけて東海地震の震源域を想定している。
過去にこの地域で発生した大地震をみると、慶長地震(1605年)の102年後に宝永地震(1707年)が発生し、それからさらに147年後の1854年に安政東海地震、安政南海地震が発生している。それ以降、駿河トラフ周辺では大地震が発生おらず、160年以上が経過している。


掛川を基準点としたときの御前崎市の高さの経年変化(上段)と掛川と御前崎の観測点の位置(下段)(国土地理院資料)(クリックで拡大します) フィリピン海プレートの沈み込みに伴って、掛川市に対して御前崎市が沈み込む様子の模式図

図2 (左)掛川を基準点としたときの御前崎市の高さの経年変化(上段)と掛川と御前崎の観測点の位置(下段)(国土地理院資料)(クリックで拡大します)
(右)フィリピン海プレートの沈み込みに伴って、掛川市に対して御前崎市が沈み込む様子の模式図

図中のグラフは1998年以降の水準測量とGPS観測の結果を示している。掛川に対して、御前崎が沈降する長期的な傾向が続いている。
フィリピン海プレートの沈み込みにより陸側のプレートが引きずられることによって、内陸側にある掛川市に比べて、より海寄りである御前崎市が相対的に沈み込んでいくことになる。そのため、グラフでは、掛川に対して、御前崎が沈降する長期的な傾向が続いていることが見て取れる。

気象庁が言うのだから間違いない

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひずみ計!?

2017-02-19 21:54:56 | 日記
 
ひずみ計とは、地下の岩盤の伸び・縮みを非常に高感度で観測できる地殻変動の観測装置のこと
 

<東海地震>「ひずみ計」データ即時公開…気象庁検討

 東海地震の直前予知を目的に、気象庁などが静岡、愛知、長野県に設置している「ひずみ計」について、気象庁が観測データを迅速に公開する方向で検討を始めることが分かった。

【写真特集】日本の火山

 ひずみ計のデータは、東海地震に関する情報の発表基準に使われているが、これまで一部の関係機関を除いて地震研究者にもリアルタイムのデータは公開されていなかった。

 ひずみ計は、地下の岩盤の伸び縮みを観測する装置。小中学校にあるプールに水を満たし、直径1センチのビー玉を落とした時の水面の上昇を検出できるほど高い精度で変動を観測する。データは、地震研究者6人で構成する地震防災対策強化地域判定会が、東海地震の前兆かを判断する材料にしている。

 気象庁によると、研究者などを中心に過去にもデータ公開を求める声はあったが、データが「独り歩き」することなどを懸念し、公開を見送ってきた。しかし、南海トラフ巨大地震の予測可能性を検討する政府の有識者会議が昨秋、データの変化の状況などをリアルタイムで発表する必要性について指摘したことなどを受け、公開の方向で検討することになった。

 ただ、ひずみ計は高精度のため、潮の干満など不要な情報(ノイズ)を拾ってしまうこともある。このため、ノイズを取り除かないとデータの意味を誤解される懸念もあり、従来は処理済みのデータを月1回ペースで公開してきた。

 今後、観測したデータそのものを即時公開できるかどうかや、解説を付けて公開することなど、データの提示方法について検討していく考えだ。【飯田和樹】

 ◇「独り歩き」より信頼構築

 地震や火山の分野で観測データを公開する動きが進んでいる。気象庁は昨年12月、全国の火山の火山性地震の回数、噴煙の高さといった観測データのホームページ公開を開始。政府の地震調査研究推進本部でも、研究機関などが個別に管理してきた観測データの一元化と公開が議題に上がっている。

 観測データについては「加工していない生データは専門家しか理解できず、公開の必要はない」などの意見もある。しかし、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の上田英樹・火山観測管理室長は「専門家と社会との信頼関係を構築するためにもデータ公開は不可欠。さらに正確で分かりやすい説明をつける努力をすべきだ」と話す。

 静岡県庁で35年にわたって防災担当を務めた岩田孝仁・静岡大防災総合センター教授(防災学)も「行政や市民が日ごろから同じデータを見ていれば、危機感を共有しやすく、迅速な判断や行動につながる。データの変化と人々の行動との関連を分析して防災対策に生かすなど、研究の裾野が広がる可能性もある。公開は防災上とても重要だ」と指摘する。

こんなニュースがあったのに、地震が起きましたね~

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レンズ雲

2017-02-19 21:40:53 | 日記

巨大な「レンズ雲」観測 都城

 楕円(だえん)形をした巨大な「レンズ雲」が18日午後1時ごろに県内で観測され、たちばな天文台(都城市高崎町)の蓑部樹生台長(70)が撮影した。天文台から望む空全体の5分の1を覆うほどの大きさだったという。

 蓑部台長によると、レンズ雲は霧島連山に当たった風が上昇気流となって上空の冷たい風に触れてできたとみられる。前日に雨が降り空気中の水分が多くなっていたのも影響したという。雲はほとんど移動することなく約30分間大きくなり続けた後、小さくなり1時間ほどで消えた。

30分も見れているなんて、ふしぎですね。見たかった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独特の世界 

2017-02-19 21:35:30 | 日記

今も年に数度「新種」発見、研究者も驚く独特の世界 沖縄・大浦湾を知っていますか?

 
海底から10メートル以上にそそり立つアオサンゴの大群落。沖縄本島内では最大級という
 
 沖縄県名護市の東海岸にある大浦湾を知ってますか?  湾の奥まで深い海が迫り、海の底にサンゴ礁や泥、砂などさまざまな地質が連なる独特の環境があります。この海から全国でも他に例がないほど多くの種類の生き物が見つかり、研究者を驚かせています。米軍新基地建設工事が始まった辺野古の目の前の海の中には、どんな世界が広がっているのでしょうか。

この記事の他の写真・図を見る
■世界有数規模の青サンゴの大群落

 大浦湾の海中の様子を写真や動画で記録する活動に15年前から取り組んでいる「ダイビングチームすなっくスナフキン」(西平伸代表)というグループがあります。海の生き物を研究する琉球大学の小渕正美さんは、このチームのメンバーとして大浦湾の生き物を調べています。小渕さんは「大浦湾には県内でも独特の環境があり、そこに多様な生き物がすんでいます」と説明します。

 大浦湾の入り口には、大きなサンゴ礁が発達しています。世界有数の規模といわれる青サンゴの大群落もあります。そのすぐそばに水深60メートルに達する深場があり、湾の奥まで比較的深い場所が続いています。サンゴ礁に囲まれた浅瀬が多い沖縄の海岸の中で、独特の地形です。

 周りに深いやんばるの森が残り、いくつもの川が流れ込んで、河口にマングローブと干潟が発達しています。浅瀬にはジュゴンがエサにする「ジャングサ」などが生える海草藻場、沖には泥場、砂地などと、海の底の姿も多様で、それぞれすむ生き物も違います。

 小渕さんは「こうした多様な地形、地質が複雑に連なっているのが大浦湾の特徴です。こうした貴重な海に、研究者も驚くほどたくさんの種類の生き物がすんでいます」と話します。

■日本の魚類の4分の1にあたる1040種

 辺野古新基地建設のための環境影響評価の調査報告によると、大浦湾で5334種の生き物が見つかりました。これは、国立公園に指定された慶良間諸島で見つかった2600種よりも多く、研究者も驚くほどといいます。まだ名前がない「新種」(未記載種)も多く、年に数種が今も見つかっているそうです。魚類は、北海道から沖縄まで日本の海に約4千種がいるとされていますが、何とその4分の1にあたる1040種が大浦湾で見つかっているのです。

■子どものころから親しんできた

 「すなっくスナフキン」代表の西平さんは大浦湾沿岸の瀬嵩で生まれ育ち、子どものころから大浦湾に親しんできましたが、約20年前にエコツアーのガイドの仕事に携わった際、海の中の様子を初めて見てその貴重さを実感したそうです。「目の前の海の中にどんなに貴重なものがあるか、潜ってみないと案外分からない。写真やビデオならダイビングをしない人にも伝えられるかも―と記録する活動を始めた」と言います。

 関心を持つ仲間と一緒にグループで活動するようになり、物語「ムーミン」に登場するスナフキンが村の外を旅して見てきたことを伝えるように、大浦湾の中で見たことをお酒でも飲みながらみんなに伝えたい―とチームの名前にしたそうです。チームでは大浦湾の魅力を写真展や講演、本で知らせる活動も行っています。

まだまだ自然がいっぱいですね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

積極的に摂るのが良いらしい!?

2017-02-19 21:29:21 | 日記

「卵を1日2個以上食べるとヤバい」は昔の話。逆に善玉コレステロールが増え、アンチエイジングになる

 ここ数十年で、「卵」に対する科学の立場は大きく変わってきました。

 卵のコレステロールが心疾患を引き起こすと考えられたのはもはや昔の話。2010年代に入ってからは「卵を食べても心疾患にはならない」と結論づけるメタ分析が多く発表され、2015年にはついにアメリカの食品ガイドラインから高コレステロール食への警告が消えました(1,2)。晴れて卵は無罪となったわけです。

 卵の躍進はまだ終わりません。ここ2~3年はさらに知識のアップデートが進み、逆に卵は1日に3個ぐらい食べたほうが体に良いとの考え方まで出てきたのです。

 代表的なのは、2017年にコネチカット大学が発表した論文(3)。 18~30才の健康な男女40人を対象に、卵の効果をチェックした研究です。

 実験は以下のデザインで進められました。

1.最初の2週間は卵をまったく食べない

2.次の4週間は卵を1日1個ずつ食べる

3.次の4週間は卵を1日2個に増やす

4.最後の4週間は卵を1日3個に増やす

 卵を増やした以外、特に生活に変化はくわえていません。特に運動も指示しておらず、シンプルに普段の暮らしに卵を増やしたらどうなるかを調べたわけですね。

◆カラダに良い結果が次々と!

 そして14週間後、参加者のカラダには様々な良い変化が起きていました。

 第一のメリットは、コレステロールのサイズが大きく変わった点です。卵を1日3個ずつ食べた参加者は、粒子が大きいコレステロールの量が、LDLが21~37%、HDLは6~13%も増えていました。

「サイズ」という表現が耳慣れないかもしれませんが、これはコレステロールを構成するリポタンパク粒子の大きさを意味します。ここ十数年の研究により、コレステロールは量とサイズの両方が重要なことがわかってきたのです。

 例えば2013年にカナダで行われた観察研究によれば、LDLコレステロールのサイズが小さい人は、心疾患の確率が3倍も高かったそうです(4)。ひとくちに“悪玉コレステロール”といっても、サイズが大きければ血管壁にこびりつきにくくなるんですね。

 さらに、もうひとつ確認されたのが、コレステロールの流出能の改善です。これはHDLの性能を表す言葉で、過去のデータからも、コレステロール流出能が上がるほど心臓発作にかかりにくくなることがわかっています(5)。簡単に言えば、善玉コレステロールの性能がアップし、血管にこびりついたプラークを取り除きやすくなったわけです。

 そして最後のメリットが、血中の酸化物質の増加です。卵を1日に3個ずつ食べた参加者は、血中のルテインやゼアスタキサンチンといった物質が、およそ20~31%の範囲で増えているのが確認されました。

 いずれもカロテノイドと呼ばれる天然色素の一種で、強い抗酸化作用を持った物質。その全体像はまだよくわかっていませんが、近年の実験などでは高齢者の脳を若く保つ作用が示唆されています(6)。まだまだデータの積み重ねは必要ですが、アンチエイジングに役立つ可能性は高そうです。

◆ただし、いきなり増やすのは避けたほうがいい

 また、この実験でうれしいのが、1日に3個の卵を食べても、血圧や中性脂肪といった数値の悪化が見れなかったところ。コレステロールの性能が上がっただけで、副作用はゼロだったのです。

 この結果に対し、研究者は言います。

「1日1個の卵でも、HDLコレステロールの機能は十分にアップするし、粒子が大きいLDLコレステロールの量も増える。しかし、卵の量を1日に2~3個に増やせば、さらなるHDLコレステロールの向上と、血中カロテノイドの増加が期待できるのだ」

 もちろん、ひとつの実験だけで判断するのは早計ですし、遺伝的に食事のコレステロールの影響を受けやすい人も存在します。また、現時点で糖尿病を患っている方や卵アレルギーの方なども、いきなり卵を増やすのは止めておいたほうがいいでしょう。

 しかし、それ以外の人であれば、卵は想像以上のスーパーフードになる可能性を秘めています。健康診断の結果と相談しつつ、日々の食事に取り入れてみてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする