緊急宣言では、2070年代には日本近海のサンゴが消滅する可能性があると指摘。温暖化対策を進めるとともに、サンゴの移植・養殖技術の開発促進、優先的に保全する海域の指定などを行うこととした。同県にある国内最大のサンゴ礁「石西礁湖(せきせいしょうこ)」では、サンゴと共生し、栄養を与える植物プランクトンが失われる「白化現象」が発生。9割超のサンゴが白化し、約7割の死滅が確認されている。