あす8日にかけて、九州北部地方を中心に再び大雨となる見込みです。引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒してください。また落雷や竜巻などの激しい突風にも注意しましょう。

西日本に停滞している梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本では大気の状態が非常に不安定となっています。この梅雨前線があす8日にかけて西日本に停滞する影響で、西日本では九州を中心に断続的に激しい雨や非常に激しい雨が降り、再び大雨となるでしょう。
これまでの記録的な大雨により地盤の緩んでいる地域や増水している河川があるため、災害が発生する可能性が高くなっています。最新の気象情報、避難情報などを確認して、自分の身の安全を確保するようにしてください。

■今後の見通し
【予想24時間雨量】(〜8日06:00/多い所)
・250mm  九州北部地方
・150mm  九州南部
・100mm  四国地方、中国地方

■防災事項
厳重警戒:土砂災害
警戒  :低地の浸水、河川の増水、氾濫
注意  :落雷、竜巻などの激しい突風

◆用語解説
「非常に激しい雨」
・1時間50〜80mmの雨、滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)状態で、傘は全く役に立たなくなる。水しぶきであたり一面が白っぽくなり視界が悪くなり、車の運転は危険とされる。土石流が起こりやすくなったり、都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込むなど、多くの災害が発生するおそれが。