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スロースリップ

2018-04-11 08:33:02 | 地震

茨城県南西部で相次ぐ地震「スロースリップ」が地下水に作用していた!

プレート
日本周辺のプレートと、そのメカニズム(政府地震調査本部)

 関東地方では、茨城県南西部を震源とする地震が非常に多い。東京工業大学などのチームは、茨城県南西部のフィリピン海プレート周辺で発生する地震の波形を解析した結果、プレート境界では「スロースリップ」が約1年周期で発生するのにともなって、地下水が上へ移動し、地震を繰り返し誘発しているメカニズムを明らかにした。

 

 地球は十数枚の厚い岩盤(プレート)で覆われていて、私たちが住む日本列島は、①北米プレート②ユーラシアプレート③フィリピン海プレート④太平洋プレートの4枚のプレートの上に乗っている。このうち、関東から西日本〜台湾の下に年間3〜5センチの速さで沈み込んでいるのがフィリピン海プレートだ。

 

 プレートの境界では、人体には感じないほどのゆっくりしたすべり(スロースリップ)が数カ月から数年周期で起こっている。この動きが周囲のプレートにも影響し、東日本大震災をはじめとする巨大地震を引き起こしていると考えられている。

 

 東工大理学院の中島淳一教授と、東北大学大学院の内田直希准教授は、2004年から2015年にかけて茨城県南西部のフィリピン海プレートの境界付近で起きた地震活動を調べ、地震波の伝わり方や振動の幅の変化を解析。

 

 その結果、茨城県南西部ではスロースリップが約1年周期で発生していることを突き止めた。発生すると、プレート境界から地下水が上部に押し出され、数カ月かけて上昇し、プレート同士がガッチリとくっついている固着域に染み込むことで、地盤の強度が弱まり、地震が誘発される可能性があるという。

 

 これは、地下に人工的に水を注入し、岩石の破壊や地震活動を調べる注水実験と同じメカニズムで、石油の掘削や地熱発電所などの近くで起こる誘発地震の原因だと言われている。

 

 研究チームは、これまでプレート境界で起こる地震の予測には、スロースリップによる力の変化ばかりが注目されていたが、今回の研究によって、地下水の移動についても考慮していかなければならないと指摘している。

 
茨城県
関東ではフィリピン海プレートが沈み込んでいる茨城県南西部を震源とする地震が多い(上:政府地震調査本部)東工大と東北大のチームは、茨城県南西部を震源とする地震を解析(下:東工大)
茨城県
フィリピン海プレートがゆっくり沈み込むスロースリップ発生時のメカニズムを示した図。スロースリップ発生にともなって地下水が上昇したのち、地震活動が沈静化する。これを約1年周期で繰り返す(東北大)

ピンク色がなくなってきた

2018-04-11 08:29:39 | 日記

シャンシャン「生後300日」じゃれる母子 壁の向こうで耳すます父 上野動物園

シャンシャン
シャンシャンは生後300日を迎えた(上野動物園)

 上野動物園のパンダの子シャンシャンは、今月8日で生後300日を迎えた。最高気温が20℃を上回った先月下旬には、屋外で初めて水遊びしたという。最新動画をお届けしよう。

 

 昨年6月12日の誕生からまもなく10カ月のシャンシャン。最初はハムスターくらい小さかったけれど、今では体重24キロ。ピンク色だった体の毛も、お母さんのシンシンとあまり変わらなくなった。

 

 例年になく桜の開花が早かった今年の春は、気温が20℃を超える日が多く、3月26日には、屋外のプールでおとなと同じように座った状態で水遊びする姿が見られた。

 

 常に元気に遊び回るシャンシャンのために、動物園は先月末、小さな頃のシャンシャンが登っていた室内用の丸太を休息台に改造してあげたところ、夜には専用のベッドになったという。

 きのう9日に撮影された動画では、後ずさりして逃げていくシャンシャンをシンシンが追い詰めて、壁際でレスリングごっこ。体の大きなお母さん(体重約120キロ)が仰向けに転がってみせると、チャンスとばかりに猛然とじゃれるシャンシャンの動きが楽しい映像だ。

 

 親子が遊ぶ気配を感じているのだろうか?壁一枚へだてた向こう側のスペースには、父親のリーリーが丸太の台の上に寝転んで、隣を気にするようなそぶりも見られた。目を凝らして探してみてほしい。

パンダ
ピンク色がなくなってきたシャンシャン(上野動物園)
パンダ
体重は5倍くらい差があるが、パッと見た印象ではお母さんのシンシンと変わらない?