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体内から30キロのゴミ

2018-04-13 09:51:14 | 日記

海の犠牲者:死んだマッコウクジラ 体内から30キロのゴミ スペイン

マッコウクジラ
スペインの海岸に打ち上げられたマッコウクジラ

 今年2月、スペイン南東部のリゾート地に、まだ若いマッコウクジラの死体が打ち上げられた。マッコウクジラの寿命は60〜70年と人間と変わらないくらいだが、解剖の結果、不法投棄されたビニール袋やロープなど30キロ近くのゴミが体内から見つかった。

 

 クジラが打ち上げられたのは今年2月27日、地中海に面したムルシア州のパロス岬に立つ灯台付近で波打ち際に漂着していたという。

 

 ムルシア州政府環境省は、エルバレー野生動物保護センターにマッコウクジラの死体解剖を依頼し、今月4日、「消化できないプラスチックなどのゴミを大量に摂取した影響で、腹膜炎を起こした」と死因を発表した。

 

 マッコウクジラは、歯がある動物では世界最大で、巨大な東部を持ち、ヤリイカやダイオウイカ、スケソウダラなどを噛まずに丸呑みする習性がある。

 

 漂着したクジラはまだ若いオスで、胃の中からはビニール袋をはじめ、漁網やロープにハサミ、果てはおもちゃのドラムまで見つかった。

 

 州政府のコンスエロ・ロサウロ自然環境局長は「海岸に不法投棄されたゴミによって、クジラやイルカ、ウミガメなど多くの海洋生物が犠牲になっている」として、市民が参加する海岸の清掃活動を実施する考えを示した。

 

 海洋汚染の専門家によると、2015年時点で世界の海には861万8255トンのゴミが存在しており、このまま放置すると、2025年には2倍の量に増えると考えられている。ただちに行動を起こさなければ、犠牲者は後を絶たない。

胃の中
クジラの胃の中から出てきたゴミの一部(Espacios Naturales Protegidos de la Región de Murcia)
スペイン
スペインでは海洋ゴミの問題が深刻だ
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火山活動の高まりに注意!

2018-04-13 09:48:59 | 地震

秋田駒ヶ岳「火山活動の高まりに注意!」低周波地震と火山性微動が発生 8年ぶり

秋田駒ヶ岳
今月10日に上空から見た秋田駒ヶ岳(気象庁撮影)

 

 秋田県と岩手県にまたがる秋田駒ケ岳では先月半ばからカルデラ付近が震源とみられる低周波地震が続いている。気象庁は11日、上空からの観測結果を公表し、「地下の火山活動が高まっている可能性がある」と発表し、今後の動向に注意するよう呼びかけた。

 

 田沢湖の北西にある秋田駒ヶ岳は、山頂にふたつのカルデラが並び、北部カルデラは標高1637メートルの男女岳(おなめだけ)、南部カルデラには女岳(めだけ・標高1512メートル)、その間に男岳(おだけ・標高1623メートル)が位置する。

 

 気象庁によると、秋田駒ヶ岳では先月6日〜14日にかけて、マグマの動きと関連しているとみられる低周波地震が7回観測されたのに続き、今月3日未明には、2010年以来8年ぶりに火山性微動が発生。直後に低周波地震も相次いだ。いずれの揺れも振動は小さく、震源はカルデラ付近だと推定されている。

 

 気象庁は今月10日、ヘリコプターで上空から観測を実施。その結果、女岳の南東火口周辺や北東斜面などで噴気が高さ10メートルほど立ち上るようすを確認したが、地表の熱が高い領域が広がるような特異な変化は見られなかったという。

 

 また男女岳山頂付近では、昨年7月以前と比較すると火山性地震が増加する傾向があるものの、低周波地震や火山性微動に伴う異常は確認されなかった。

 

 気象庁は「表面上の変化は無いものの、地下で火山活動が高まっている可能性がある」として注意を呼びかけている。

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