V6の森田剛(39)と宮沢りえ(45)が3月、ついに入籍した。2人は2016年8月の舞台「ビニールの城」での共演がきっかけで交際開始。2カ月後にはすでに熱愛が報道されているため、よほど意気投合したということだろう。舞台関係者が明かす。
「『ビニールの城』はアングラ舞台の最高峰とも呼ばれています。当初、蜷川幸雄さんが演出する予定でしたが、5月に亡くなられたので急きょ追悼公演という形になりました。だからこそ、森田と宮沢は運命的なものを感じたのでしょう。蜷川さんは2人の舞台演技を高く評価していましたからね」
その後、2人の交際の様子は何度も報じられることになる。入籍を発表する直前には、ゴルフデート中にキスを交わす姿まで激写されたのは記憶に新しい。
「別に独身同士、恋愛を何ら隠す必要はないだろうというのが2人の考えなので、撮ろうと思えばいつでも撮れたようですね。もちろん、森田には過激なジャニーズファンがいますが、もうさすがに森田もアラフォーです。それに、近年はアイドルというより役者としての評価が高かったので、ファンにも受け止められたんだと思います」(スポーツ紙デスク)
とはいえ、事務所の方針も考慮に入れなければいけないことは確か。宮沢はともかく、森田に関しては、先に岡田准一と宮崎あおいの話を片付けなければならない事情があった。
「もともと高岡奏輔と結婚していた宮崎と不倫していたのが岡田でした。結局、宮崎は離婚し、岡田とも一時疎遠になったものの、復縁したのです。それからしばらく交際が続いていましたし、俳優として結果を残していた岡田にジャニーズ事務所も結婚を認めざるをえませんでした。森田と宮沢を先に認めると、しびれを切らした岡田が事務所をやめる可能性があったのです」(同デスク)
結果、両カップルはさほど時間を置かず結婚することになったというわけだ。そんな森田だが、宮沢との結婚を決めた決定的な理由がある。事情通がこう耳打ちする。
「宮沢が前夫との間に女の子をもうけています。その子に森田がなつかれていたという説はありますが、それだけではありません。決定的なのは、元彼女である上戸がEXILEのHIROと結婚したからです」
森田と上戸は2001年にドラマで共演したのを機に交際。それは2010年まで続いた。ところが、まだ若くて売出し中の2人の交際を両者の事務所は許さず、結局別れさせられてしまう。
「しかし、上戸はその後すぐにHIROと付き合ってしまうのです。HIROは傷心の彼女をなぐさめてくれた。もちろん、この2人も結婚するまで2年の期間が必要だったんですが、それを知った森田はもう、それはそれは打ちひしがれていました。よく周囲に自分のショックを漏らしていましたよ。まあ無理もありません。9年近く付き合ってきたのに、あっさり乗り換えられたわけですからね」(同)
その次に森田は美雪ありすというAV女優と付き合うものの、やはり上戸ショックから立ち直れず破局。そしてようやくたどりついたのが宮沢だった。
「とにかく次は事務所からどんな反対にあっても結婚しようと決意していました。だからバツイチ子持ちで年上だろうが関係なかったのです」(同)
森田と宮沢というビッグカップル誕生の根底には“上戸ショック”があったというわけだ。
愛ではないですか