3連休明けも危険な暑さが続きます。今週末にかけて九州から東北南部の所々で35度以上の猛暑日に。また、南の海上には台風の卵も。今後の動きに注意が必要です。

連休明けも体温超えの暑さ

連休最終日の海の日(16日)は、岐阜県の揖斐川(いびがわ)で39度3分(今季国内最高)、多治見と岐阜市で39度と、きのう(15日)以上に猛烈な暑さとなりました(16時まで)。連休明け、17日(火)も危険な暑さが続きます。西日本や東日本は晴れて、東京都心は朝の通勤・通学の時間帯から30度を超え、最高気温は35度と猛暑日の予想です。そのほか九州から東北南部の広い範囲で、猛暑日が予想されています。内陸では40度に迫る暑さの所もありそうです。海の日を含む3連休は、山沿いで局地的に雷雨がありましたが、平野部では天然の打ち水である夕立が少なかったため、地面には熱がこもっています。夜の気温の下がり方も鈍く、熱帯夜が続きます。日に日に朝から気温の上がり方がハイペースになっている所があります。引き続き、熱中症には厳重な警戒が必要です。

危険な暑さ 長く続く

気象庁はきのう15日(日)、東日本と西日本に高温に関する情報を発表しました。22日(日)頃にかけて、所々で35度以上の猛暑日になる見込み。40度に迫る危険な暑さとなる所もあるでしょう。例年、7月下旬から8月のお盆休みの頃に1年の最高気温が記録されることが多いですが、今年は7月の早い時期から猛烈な暑さとなっています。1か月予報では、この先お盆あたりまで東日本から西日本は気温の高い状態が続く見込み。危険な暑さが長く続くため、体調管理には一層の警戒が必要です。

南の海上に台風の卵

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きのう15日(日)フィリピンの東の海上で台風の卵(熱帯低気圧)が発生、西よりに進んでいます。フィリピンの東の海上では海水温が高く、対流活動が活発になっているため、その他にも台風の卵になりそうな雲がボコボコあります。あす17日(火)の予想図では、この台風の卵とは別に、もう一つ、台風の卵が発生する見込みです。奄美や沖縄は今週後半、影響を受ける可能性があるため、今後の動きに注意が必要です。