数年前、働く女性のキャリアアップについてのセミナーに参加したことがある。
とても印象に残っているのは、
男性は出世を喜び、
女性は出世を拒む。
確かにその通りだと思った。私自身も出世は望まないし、そもそもその言葉は自分自身には使わない。
でも、女性は成長を好む。
これもしっくりきた。
このセミナーの前に多くの女性社員と話す機会があったが学ぶこと、成長することには貪欲さを感じていた。
そして、ご自身にその出世の機会が訪れたときには「成長」の節目を迎えるのだとお考えください。
その機会が訪れた。
内心バクバクしている。大丈夫か私。
これは成長の機会。成長の機会。成長の機会。
周囲の目も気になる。
あんな頼りないヤツが昇級しやがって。
そんな声が聞こえてくる。
実際には聞いていないけど。
でも良く思っていない人がいることは肌で感じている。
私自身もその器にまだまだ及んでいないことは認識できてる。
そんな中、教育関係者で、ある専門分野で権威のある女性とお会いする機会をいただいた。
その女性の年齢は65歳。
働くこと認められることへの喜びと、成長の機会について。そして感謝が溢れていた。権威のある方なので凡人の私とは違うと思うが、「この10年間本当に成長させてもらった」と言われた。劇的に変化したことが伝わってきた。
55歳から急成長されたことをご自身で感じてみえるのだ。
とても励みになる話だ。
年齢を重ねるにつれて諦めや惰性で仕事をされる方はいるし、恐らくそういう方々はこの年齢からの成長などない、と言う。
気づくこと
始めることに遅いはない。
常に吸収できる準備。
成長に終わりはない。
幾度となくそんな風に声をかけてくれた上司がいた。私はその道を行く。
今回、何人かが声をかけてくれた。
頑張ってきたもんね、cocchiy。
応援してるから。
私はまだまだこれから。
これから。
これから。
何にでもなれる。
何でもできる。
成長の機会。
まず感謝を。そして一歩ずつ。
cocchiy