今年も5月から市民農園を借りて畑を始めました。
市民と言っても、私たちは隣の市の市民。
隣市にお世話になっています。感謝!
収量的に一番多く穫れたのは、何と言ってもこれ。
インゲンの「サクサク王子」です。
変わった名前ですよね。どうしてか。
それは、インゲン独特の、食べた時のキシキシ感がない、
サクサクとした食感が由来です。
インゲンは栽培が簡単でたくさん穫れます。
おまけにサクサク王子はツル性ではありません。
支柱いらず。それもまた楽です。
四角豆とオクラ(赤と緑)
四角豆は沖縄原産のインゲンです。
盛夏から秋にかけて穫れます。
インゲンなのにパリッとした食感、四角い形がユニーク。
ツル性で盛り盛り育つので、高い支柱をしなくてはなりません。
数年前にあまりに植えすぎて、支柱ごと倒れてしまったことも。
今年は、春の乾燥のし過ぎで、収穫が少なかったです。
赤いオクラは初でした。味は普通のオクラと変わりません。
色は加熱すると赤から緑になりますよ。
春キャベツとブロッコリー。
毎年この2種は必ず植えています。
収穫後のキャベツは根を残しておくと、脇芽が出て、
小さなキャベツが数個できました。
小さくても巻いてくれましたよ。
ブロッコリーも収穫後にそのままにします。
そうすると脇芽が生長して、花穂をどんどん付けて、
秋の終わりまで穫れますよ。
ありがたい花菜です。
他にレタスも少し栽培しました。
レタスは防虫ネットをしなくても大丈夫でした。
あの独特の苦み成分が虫を寄せないのでしょうかね?
トウモロコシは毎年「味来(みらい)」です。
甘さが強くて、丈夫で育ちやすいです。
全国的にも知られ始めた「嶽きみ」(岩木山麓の嶽地区のトウモロコシ)も、
かつてはこの品種も使っていたと思います。
現在はどうかわかりません。味来はおいしいですよ。
今年も桃太郎トマトとミニトマトを植えました。
去年はプチプヨ(皮が柔らかなミニトマト)を植えましたが、
皮が軟らかすぎて傷つきやすいので、
今年は普通のミニトマトにしました。
両方たくさん穫れました。
晩秋に青いトマトを収穫しましたが、
今ようやくすべて赤くなり、いろんな料理に使っています。
青いトマトも捨てられませんね。
今年のナスもたくさん穫れました。
今年は、テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)が
とても少なくて、葉もあまり穴があきませんでした。
おまけに剪定してから秋ナスも十分に穫れて、
とてもよい収穫になりましたよ。
こちらはバジルです。(後の人参は間引きしたもの)
今年はたくさん植えました。
生で食べたもの、ドライにしたもの、
料理に合わせて使いました。
ドライにしたものは瓶詰めにして1年間使いますよ。
パプリカ赤と黄の2種類。
パプリカは色づきがゆっくりなので、途中で腐る物もありましたが、
まずまずの出来でした。
ピーマン(未熟)はインゲンに次いでたくさん穫れます。
(黄色いのはパプリカです。)
我が家では幾つかの実を収穫せず、完熟させます。
こんな風に真っ赤に変わります。パプリカみたい。
ピーマンなので厚さは薄いですが、
完熟なので、甘さが増しておいしくなりますよ。
少し皮が固くなりますが気になりません。
青いピーマンのようなクセは少なく、
料理の彩りも良くなります。
毎年植えている2種類の人参、これは間引きしたもの。
間引きが遅れたので、収穫時のような大きさに。
中型人参はクセが無く甘い人参。
もう1種類はもっと長く太くなる札幌人参。
こちらはいかにも人参らしい香りと味。
昔の人参はみなこんなクセがあったと思います。
枝豆は、県内で有名な「毛豆」です。
さやに毛が多いですが、甘さが濃くて、おいしいです。
青森の枝豆と言えば「毛豆」が一番人気です。
二十日大根。今年も植えました。細長いタイプ。
漬け物、サラダ、酢の物、ピクルスなどに。
里芋ですが、収穫した写真は撮り忘れ。
何しろ土まみれの作業になりますから、
カメラを同時に用意できないのです。
今年は去年より収量は少なかったのですが、
原因はよくわかりませんでした。
その他、大根、かぶ、野沢菜、小松菜、春菊、しそなどを植えました。
今年は、春の少雨・乾燥がとてもダメージになりました。
毎年うまく出来ていたエンドウ豆が全滅、
豆ご飯を楽しみにしていたのに残念!
春菊、里芋、四角豆も収量が減ってしまいました。
家庭菜園も自然との闘いですね。
今年もいろいろ大変な事がありましたが、
収穫の喜びが勝って、苦労も忘れてしまいました。
我が家は無農薬・有機肥料栽培です。追肥もほとんどしなくても
結構たくさん生ってくれます。土がいいのです。
(ただし、ほぼ皆さん、同じ場所を申し込む為、
連作障害が起こらないように注意しなくてはなりません。)
自然農法まではいきませんが、なるべく自然に近い方法での
栽培を心がけています。
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今日の午後に子どものクリスマス会があります。
今年は以前も披露した事がある三浦綾子さん作
「舌切り雀のクリスマス」の朗読をします。
(故・三浦綾子さんが昔話をアレンジした話で、
大きなつづらの中のお化けは、
実はおばあさんの心の状態だという設定。
そこにイエス様がどう絡んでくるのか。
おじいさんもまた「天狗」の心だそうですよ。
ちょっと面白くて、なるほど~と言う展開です。)
朗読だけでは幼い子供たちが集中できないので、
絵と音楽が付きますよ。
大人は「舌切り雀」の話はご存じでしょうけれど、
今の子供達に尋ねたら、知らないと答えた子ばかり。
驚きました!
童話やおとぎ話はもう現代っ子には馴染みがないのですかね?
クリスマス会、どうなりますやら、楽しみです。
ここあでした。