昨日の続きで、渡り鳥の北帰行の様子です。
2回目の今日は「マガン(真雁)」です。
(カモ目 カモ科 マガン属。北米やユーラシア北部で繁殖)
雁類の中でも一番数が多いのがマガンです。
マガンとヒシクイの混群の中のマガンたちです。
遠くから刺激しないようにして撮らないと、
まだ警戒心が強いので、驚いて去ってしまいかねません。
せっかく餌場でゆっくりと採餌しているのを邪魔してはかわいそう。
マガンは顔の一部が白く、嘴と足はオレンジ色。
お腹にはよく黒斑が見られます。
羽は白黒の模様があり、お尻は真っ白でかわいいです。
だいたいいつも同じ方向を見ながら採餌しているのが不思議。
田んぼの刈り残った稲の茎や根などを食べているようです。
たくさん食べて、ふるさとへの長旅を続けてほしいですね。
この田んぼの脇に並んでいた稲の藁です。
こうしてロールにする農家さんが増えています。
これを田んぼや畑にしき込むことが良いとされています。
時には家畜の餌にされたり、用途は多々ありますが、
藁焼きが禁止されて(罰則無し)いても、
春や秋に、藁焼きの煙はあちこちから上がっているのが現状。
明日はヒシクイたちを紹介しますね。
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ここ数日は気温が更に上がり、庭の雪も随分溶けました。
高く積まれた雪山を少しずつ崩したり、
駐車場に広く氷ができてしまった部分を、
大きなスコップで少しずつ割るのも私の楽しみです。
日曜日の午後も一人で山を崩していると、
雪の中からあじさいの太い枝が見えて来て、
「よく折れずにがんばったね!」と
思わずねぎらってしまいました。
まだ1.5mほどはある雪の山、この真下には植物たちが
芽を出そうとして耐えていると思うと、
一日でも早く、重い重い雪をどけてあげたいと思ってしまいます。