いつもの公園で、5月半ばに初見の小鳥に会いました。
イスカ(オス)です!
5,6羽の雄と雌の群れで来てくれました。
イスカとは気づかず、遠くからはカワラヒワかと思いました。
一応カメラを向けて見ると、嘴が交差!!
これは待ちに待ったイスカだと気づきました。
こちらはメス。黄色です。
嘴が交差しているのが見えますか?
オス(左)とメスのカップル。
県内、特に青森市の公園などにイスカが来た事を
聞いていたのですが、私の地域とは離れているので
果たして来てくれるのかわかりませんでした。
(もちろん同じ群れではないかもしれませんが。)
イスカの嘴の交差には伝説がありますよ。
どうして嘴が「交差」してしまったか。
キリストが十字架にはり付けられた時に、
キリストの手や足の釘を抜いてあげたから。
面白い伝説ですよね。
イスカたちは、カリカリと器用に固い実を食べられます。
交差しているからこそ食べやすいのでしょうね。
うまくできているものですよね。
*イスカ(鶍、交喙)*
スズメ目 アトリ科 イスカ属
全長16.5cm 冬鳥。北海道や本州の一部で繁殖。
針葉樹林に多くいて、松の実をよく食べる。
嘴の交差が最大の特徴。
「ピヨピヨ、ジュンジュン」と鳴く。
おまけ
公園の雑木林や川原にたくさん自生している
「野良人参」ですが、先日我が家に植えた
「オルレア」に似ているのです。
人参やパクチーの花にもそっくりなんですよ。
キレイなんですけどね、雑草扱いです。
いつもコメントをありがとうございます。
イスカは冬鳥ということですが、青森、北海道、長野では繁殖しているらしいです。私はイスカを初めて見たので、てっきり青森では珍鳥なのかと思い込んでいましたが、下北半島では普通に繁殖していて、ある個体では夏にも繁殖しているという報告もあります。針葉樹が下北には多いから納得でした。
イスカは県内で繁殖する割に、そんなに数が多くないせいか、イスカを見た事がない方も多いかもしれません。
下北から群れで来ていると知って、また来年も会えそうな気がしてきましたよ。(^^)
一度は観たい憧れの鳥ですが、見られるかどうか・・・?
夏の知床のポイントが有名ですが、青森の公園にも来るのですね。
互い違いになっているくちばしの形も、ここあさんのお写真からよくわかります。
オスとメスが青紅葉をばっくにした一枚、ステキです。
いつもコメントをありがとうございます。
イスカは、私も初めてで、会えると思わなかったので、ビックリ、感動でしたよ!雄の朱色は印象的でした。
そちらでは高地で見られるのですね。涼しい場所が好きなのかもしれませんね。冬鳥なので、もう行ってしまったと思いますが、雄雌ともに会えたことは、私にも嬉しい事でした。
今度いつ会えるかわからない小鳥なので、良い思い出になりましたよ。
こちらでは、少し標高の高いところで見れるようですが、平地では珍鳥の部類!!
しかも雄と雌の群れ!贅沢ですね。
今からでも駆け付けたい気分です。(笑)
雄と雌が並んだ写真、撮ってみたいですが無理でしょうね。
ここで堪能させていただきます。有難う!!