ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

2組のマガモの幼鳥たち

2020-06-20 06:07:51 | 

昨日の続きです。

 

ミヤコドリ、アオバトとの出会いがあった後、

青森市内に戻り、以前にも紹介した合浦(がっぽ)公園へ。

陸奥湾に面した公園で、園内には2つの大きな池があり、

そこに最近、マガモの雛が誕生したという情報がありました。

 

さっそく人なつこいマガモの雄がお出迎え。

全く動じる事なく、近寄って来て羽繕い。

スゴイ度胸でしょ。

 

 

 

 

その近くには、マガモのメスもいました。

 

園内にはマガモばかりがペアで何組か行動しています。

カルガモがいないのが珍しい池です。

 

 

しばらくして、このカップルは噴水の方へ行きましたが、

 

 

オスの方が噴水の台にチョコンと乗っかり、

噴水の水を飲み始めました!!

突然だったので、飲んだ瞬間はカメラを向けられず、

光景に思わず笑ってしまいましたよ。

この写真は飲んだ後でした。残念。

 

 

池は広いし、スイレンの葉がたくさんあって、

パっと見には、マガモの親子などは見えませんでした。

せっかくはるばる来たのに会えないのは残念すぎます。

 

とりあえず広い池をゆっくり巡る事に。

 

すると、しばらくして現れたのが、

 

単独で行動しているマガモの幼鳥たちでした。

見た目も大きくなっており、もう母親から独立していて、

どのマガモが母親なのか全くわかりませんでした。

 

別の個体です。

池の水をごくごく飲んでいたり、

 

 

パンを見つけて食べていたり、

(この池には、パンを与えている方々がいます。

係の方なのか、ボランティアなのか、2人いました。)

 

 

独立とはいえ、まだまだ世間知らずの子どもたち。

やんちゃで自由奔放な泳ぎっぷり。

近くにはカラスや猛禽類も来るので、

見ていて多少心配になります。

元気に育ってほしいです。

 

 

そうして更に池を巡りますと、

 

あっ!別の親子がいましたよ!かわいい~!

初めは母鳥しか見えず、背の低い雛たちには気づきませんでした。

さすがにお母さん、雛たちを安全な茂みから出しません。

近くからカラスの鳴き声が聞こえていたんです。

 

母親の後をヨチヨチとくっついて歩いています。

少なくとも雛は6、7羽はいました。

 

見えますか?

母鳥のそばを離れない雛もいれば、

一羽だけ離れている雛もいます。

 

母鳥はカラスが去ってしまうまでは緊張した面持ち。

 

 

カラスが去って行ってしまうと、安心したように、

雛たちを自由にして、自分も少し落ち着いた感じでした。

この後、親子のお散歩姿が見られるかなと期待して待ちましたが、

そこから離れず、私たちの方で去りました。

 

この雛たちと、先ほどの幼鳥たちは、

同じ池の中で、もう少ししたら戯れたりするのかな?

この雛たちも、無事に育ってほしいです。

 

 

***

 

 

池はスイレンが美しく咲いていました。

 

 

なんとピンクのスイレンを撮ったら、

カメが偶然写っていたんです。

そう言えば、以前来た時にカメが数匹いましたから。

その時はアカミミガメ(外来種)でしたが、

このカメさんは顔の一部が赤くないですね。

在来種でしょうか??

 

 

明日もこの池での話が続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


初見・初撮りのアオバト&居残り?の渡り鳥

2020-06-19 06:18:44 | 

月曜日は畑の日でしたが、それは午後に行くことにして、

急きょ、青森市までプチ遠征してきました。

 

目的は2つ。

1つ目は、初めての「アオバト」に会うこと、

2つ目は「マガモの親子」に会うこと。

 

まずは「アオバト」探しからです。

情報で、ある程度の場所は把握していましたが、

何しろ相手は鳥、今日もそこに居るとは確信持てませんよね。

 

青森市から更に北へ向かい、ある地点まで来ると、

遠くに鳩のシルエット(群れ)が見えたので、

もしかしたらアオバトの群れ?と心がトキメキました。

 

 

ちょうど車を駐めやすい場所で、黄色いブタナが咲いていました。

 

本当にアオバト?普通のハトじゃないのかな?

と、疑問を抱きながらも、少し近づいてみますと、

 

 

あちらこちらから来るのは確かにハトの群れ。

黄色いボディーがチラリ見えました。

やっぱりアオバトの群れです!

(遠くにはフェリーが見えます。)

数組の群れがそれぞれ行き交い、

なかなか近くに降りて来てくれませ

ついには、海を旋回して、全部山の方へ移動してしまいました。

 

山には松などの針葉樹が多く自生しており、

その枝に止まって、海の方を眺めているようです。

 

「ア~オ~、ア~オ~」

低音の笛のような鳴き声が、時々遠くから聞こえます。

これがアオバトの鳴き声です。

なんとも幻想的な声でした。鳴き真似しましたよ。笑

(アオバトだからア~オ~?? まさかね。)

 

このまま諦めるわけにはいきません。

恐らく、こちらを警戒しているかもしれないので、

海岸から少し離れた場所で、

「あなたたちには全く興味ないよ~」のオーラを出して、

シーグラスなんかを探しながら、十数分くらい待っていたら、

案の定、群れ単位でやって来ましたよ!!

 

 

人間を警戒している割には、頭の上を旋回してくれたり、

(もしかして攻撃なのかな??群れだと強い?)

 

 

ハトはドバトも群れでいることが多いですよね。

キジバトは単独が多い気がしますけど。

 

 

 

 

ブロックに止まってくれました。

 

 

 

オスは羽の一部に赤みがあるようですが、

この写真だと分かりづらいですね。

うっすら赤みのある子もいます。

 

落ち着きがなく、すぐに動きたがります。

群れで行動するため、1羽でも動くと全体が動きます。

 

 

おっ!一斉に海水を飲もうとしています。

そうです、アオバトは海水を飲むのです。

ミネラルたっぷりの海水、しょっぱくても大丈夫そうです。

 

 

左の子は、なんと首を海に突っ込んで飲んでいます。

嘴で少し飲むのかと思っていたので、

グビグビ飲むような姿には、かなりの衝撃を受けました!!

右の子は間違いなくオスですよね。

 

初見、初撮りのアオバトが陸奥湾にも来ると知って感激でしたが、

後日、日本海側にも来ると知り、

県内あちこちに来ているのかもしれないと思いました。

 

この日だけでも、少なく見積もっても

30~40羽はいたと思いますから。

 

 

***

 

海辺にはハマヒルガオがあちこちに咲いていました。

 

普通のヒルガオより美しい気がします。

 

 

***

 

 

アオバトを見た少し前に、別の場所で、

なんとミヤコドリを1羽見つけましたが、

 

もしかしたら、3月に初めて会った時と同じミヤコドリかも。

(片足ですが、ご心配なく。両足揃っています。

たたんでいるだけです。)

何しろ今まで1羽しか観測されていませんでしたし。

 

3月には近くまで行けた中州でしたが、

鉄の柵ができていて、この子のいる方へは行けません。

人間が近くに来ないので、この子には安心かも。

 

この後、少し離れた場所の砂の上に座ってしまいました。

まるで卵を温めているかのような姿。

(でも単身なので、無理ですよね。^^)

この子は、残留してしまったのでしょうかね?

ここが気に入ったのでしょうか。

 

このまま暑い夏を越せるか心配です。

青森市も真夏には35℃近くになる日もありますし。

どうか無事に過ごしてくれますように!

 

まさかの再会には感激でしたが、

心配で、後ろ髪引かれる思いで去りましたよ。

 

明日はかわいいマガモの雛ちゃんたちです。

 

続く。。。

 

 

 


夏枯れの時期、身近な鳥たち

2020-06-18 06:07:54 | 

夏枯れ状態の公園や川原ですが、

身近な小鳥たちに会いました。

(6月初旬撮影)

芝生にたくさん降りていたのはムクドリたち。

よく見ると、幼鳥たちもいます。

右の3羽と左端は幼鳥のようですね。

 

左が幼鳥のようです。右も幼鳥?

成鳥より色が薄く、頬は白くて、成鳥のような黒い斑が

まだ目立ちません。

 

 

 

いつもかわいいシジュウカラのオス。

 

 

同じ個体。メスか仲間か幼鳥を呼んでいたようです。

少し離れた所に幼鳥も数羽いましたが、撮り損ないました。

 

 

こちらは木の枝にいたキジバト。

 

じっとしたまま辺りを眺めています。

 

 

まん丸のおめめ。

鳩が豆鉄砲を食らったよう?! 笑

 

あ、瞬膜が!

寝たわけではなく、その後、サーッと去って行きました。

 

 

池の近くの高い木の枝でオオヨシキリが大きな声で

さえずっていました。曇り空がちょっと・・・。

葉隠れの術?! 

 

 

2羽のカラスは仲良く突っつき合っていましたが、

木の根っこの近くで何かを見つけたようです。

でも、何かはわかりません。

 

川原のずっと向こうにキジが1羽。

母衣打ちを目当てにずっと待ちましたが、

私が疲れてカメラを下ろすと、その瞬間に短い母衣打ち、

また構えると、しばらく静か。

そんな事を数回続けて、とうとう逃げられてしまいました。

 

暑くもありましたが、忍耐がない自分に嫌気。笑

 

 

***

 

 

このところ、庭に生えている多肉植物のような

「万年草」がはびこりすぎて、抜きまくっています。

強いですね。かなり丈夫です。

(だいぶ以前から生えてきています。)

抜いた万年草を土の上に置いて数日すると、

そこから根付いて、また増えてしまうほど。

それに、スギナも増殖中なので、

ここ数日は、暇をみては草取りをしています。

また草との格闘の季節がやってきました。

(庭も畑も墓地も)

レーキでさらって取ってみようかしら?

(万年草は根が浅いのです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


公園の初夏の植物

2020-06-17 06:00:57 | 植物

初夏になり、すっかり緑が美しくなりましたね。

公園の木々や花々にも、春から変化がありました。

 

ヤマボウシの白い花(萼)が美しく咲いています。

今年のヤマボウシは、どこも花がモリモリです。

 

先日まで匂いの強い花が咲いていたナナカマド、

すっかり緑の実が生っています。

 

 

鳥たちの好きなエゴノキの花もプラプラと

美しく咲いています。

秋には、小鳥たちにはおいしい実がたくさん生ります。

でも、人間には毒なので食べられません。

 

ノイバラは強い香りがしています。

ノイバラの枝は、園芸種のバラの枝を強める為に、

接ぎ木として用いられると聞いたことがあります。

以前に住んでいた家にもノイバラを植えていて、

こんもりと白いバラで埋まっていた時期がありました。

ミツバチがたくさん訪れていましたよ。

冬には真っ赤な実がリースになりました。

 

 

公園の片隅に1本だけある姫リンゴの樹。

(もしかするとズミかもしれませんが。)

実が生ってきました。

 

 

ようやくあじさいも色づき始めました。

これはガクアジサイかヤマアジサイか??

たくさん咲いています。

 

 

 

公園近くの川原に、1株だけコンフリーがありました。

確か食べられるのですよね?

どんな味なんでしょう。どうやって食べるのでしょう??

 

これも川原ですが、ギシギシ?(スイバ?)の花。

 

 

色や形が好きです。

 

 

川原で鳥見をしていたとき、

ガーッという大きな音が聞こえたので、振り返ってみると、

 

普通なら作業員の人たちが草刈り機を担いで、

何人もで作業するはずですが、

この日は、機械で刈っていました。

こんな大きな刈機があるなんて初めて見ました!

斜面でもできるのですからビックリしました。

刈る部分は角度を変えたり、伸ばせるようです。

便利ですね。

暑い日はこれの方が作業員にも助かりますよね。

童謡の ♪働く車(くる~ま~)♪ ですね。

 

 


ホオアカ&糸トンボほか

2020-06-16 06:09:01 | 

ベンセ湿原では、幾つかの小鳥が見られます。

特にCMさんたちの人気は「ホオアカ」です。

 

 

 

なかなかニッコウキスゲに止まってくれませんでした。

 

 

ようやく止まったかと思ったら、

花の上でなく茎に乗ったので、クニャッとたわみましたね。

 

開花した花にも止まることがあります。

今年は残念ながら、これが限界でした。

 

入り口付近ではシメが来ていましたが、

冬鳥なのにまだここにいましたよ。

そして、オオヨシキリ、コヨシキリ、ウグイスも鳴いていました。

 

以前は、コジュリンもいたようですが、

最近は見られなくなったそうです。

 

 

***

 

昨日も載せた写真ですが、ここにはよくトンボがいます。

でも、今年はまだ少なく、薄い茶色の糸トンボだけでした。

 

 

近寄ってくるので、夫が指を出したところ、

なんと止まったんですよ!! 

ちょっとヨロッとした細いトンボでした。

人を警戒していないところを見ると、

羽化して間もないのかな?

 

ツバメシジミでしょうか。

ニガナは苦く感じないのでしょうかねえ?

 

湿原も年々変化していきます。

昔はもっといろんな植物や生き物が繁殖していたはず。

この風景がいつまでも保たれて欲しいと、

来る度に感じます。

 

7月になると、ニッコウキスゲに代わって、

紫色のノハナショウブ(野花菖蒲)が咲きますよ。

(7月は、私はなかなか行かれず、残念なんですけどね。)