昨日の続きです。
ミヤコドリ、アオバトとの出会いがあった後、
青森市内に戻り、以前にも紹介した合浦(がっぽ)公園へ。
陸奥湾に面した公園で、園内には2つの大きな池があり、
そこに最近、マガモの雛が誕生したという情報がありました。
さっそく人なつこいマガモの雄がお出迎え。
全く動じる事なく、近寄って来て羽繕い。
スゴイ度胸でしょ。
その近くには、マガモのメスもいました。
園内にはマガモばかりがペアで何組か行動しています。
カルガモがいないのが珍しい池です。
しばらくして、このカップルは噴水の方へ行きましたが、
オスの方が噴水の台にチョコンと乗っかり、
噴水の水を飲み始めました!!
突然だったので、飲んだ瞬間はカメラを向けられず、
光景に思わず笑ってしまいましたよ。
この写真は飲んだ後でした。残念。
池は広いし、スイレンの葉がたくさんあって、
パっと見には、マガモの親子などは見えませんでした。
せっかくはるばる来たのに会えないのは残念すぎます。
とりあえず広い池をゆっくり巡る事に。
すると、しばらくして現れたのが、
単独で行動しているマガモの幼鳥たちでした。
見た目も大きくなっており、もう母親から独立していて、
どのマガモが母親なのか全くわかりませんでした。
別の個体です。
池の水をごくごく飲んでいたり、
パンを見つけて食べていたり、
(この池には、パンを与えている方々がいます。
係の方なのか、ボランティアなのか、2人いました。)
独立とはいえ、まだまだ世間知らずの子どもたち。
やんちゃで自由奔放な泳ぎっぷり。
近くにはカラスや猛禽類も来るので、
見ていて多少心配になります。
元気に育ってほしいです。
そうして更に池を巡りますと、
あっ!別の親子がいましたよ!かわいい~!
初めは母鳥しか見えず、背の低い雛たちには気づきませんでした。
さすがにお母さん、雛たちを安全な茂みから出しません。
近くからカラスの鳴き声が聞こえていたんです。
母親の後をヨチヨチとくっついて歩いています。
少なくとも雛は6、7羽はいました。
見えますか?
母鳥のそばを離れない雛もいれば、
一羽だけ離れている雛もいます。
母鳥はカラスが去ってしまうまでは緊張した面持ち。
カラスが去って行ってしまうと、安心したように、
雛たちを自由にして、自分も少し落ち着いた感じでした。
この後、親子のお散歩姿が見られるかなと期待して待ちましたが、
そこから離れず、私たちの方で去りました。
この雛たちと、先ほどの幼鳥たちは、
同じ池の中で、もう少ししたら戯れたりするのかな?
この雛たちも、無事に育ってほしいです。
***
池はスイレンが美しく咲いていました。
なんとピンクのスイレンを撮ったら、
カメが偶然写っていたんです。
そう言えば、以前来た時にカメが数匹いましたから。
その時はアカミミガメ(外来種)でしたが、
このカメさんは顔の一部が赤くないですね。
在来種でしょうか??
明日もこの池での話が続きます。